見出し画像

世界の大学生の学ぶ場所を教えてください!

初めまして。ノマド女子大生こと今村柚巴です。
ノマド女子大生ってなんだよ?という方もいらっしゃるかもしれませんが、単純に言って仕舞えばオンライン授業を生かして世界のありとあらゆる場所に住みつつ大学生活を送る新しい生活スタイルのことです。

現在私はイギリスはハートフォードシャー大学に所属しつつ(ハートフォードシャーってここ)、コロナウイルスの影響から半分はオンライン授業なので、生かしながらイギリス中の面白いところを回ってます。

対面授業は木金のみなので実質それ以外はどこにいてもいい構成

今回このnoteを執筆しているのは私の目標をここに記し、世界に住まう皆さんに協力していただきたいことがあるからです。
その前にゆずって何者やねん?ということをお伝えするべく色々書くので、その辺すっ飛ばしたい方は以下の目次の3の部分からよろしくお願いします。

1ノマド女子大生になるまで

 2020年秋、オンライン授業を生かして休学しないでゲストハウス日本一周をしました。

元はと言えば私は小学校から大学まで一貫校に通っていた生粋の箱入り娘。お察しかもしれませんが「青山学院」が枕詞につく人以外全く友達がいない、いわば井の中の蛙でした。
でもそれで全く満足していたのです。これよりいい世界があるのかどうかなんて知らないし、なんなら見知った身内のみで生きる方がよっぽど楽だし心理的安全性も強い。わざわざ外部の友達を作る意味なんてないと思っていました。

そんな私の当時の夢は教員。別に子供が好きなわけでもなく、ただただ「自分が育ってきたのと同じ環境で仕事したい:ということのためだけの夢でした。おめえ全国の教員に謝れや。

詳しくは以下のクラウドファンディングに記載していますが、大学2年性の時タイで友人が攫われる事件を通して「知らない世界」を見ることを決意。「世界青年の船」という内閣府事業に参加しました。
本事業は18~30歳の世界各国の青年が40日間の航海を共にするもの。これが、私にとって初めての「学校外の友達」そして「学校外のプロジェクト」であり、文字通り人生を変えてくれたと思っています。

当時私は20歳。成人式を自主開催してみたいと思いつつもそんなスキルも力もないと今までだったらスッと諦めていた小さな夢でしたが、不意に口に出した時、周りにいたたくさんの友人、もちろん社会人経験を積んでいることから企画実行力に長けている友人からどうすれば成し遂げられるか、を一つ一つ助けてもらい、なんと100人を超える参加者を集めた成人式を開催する事ができました。

(おうちで日本一周プロジェクト)(以下は執筆中です)

2世界で学生をするために

海外との規制が緩もうとも日本は依然としてコロナ禍。全ては「コロナが終わってから」やれる事だし、オンライン授業を自宅で受けるという風潮に全く変化はありません。
例えコロナ禍の後、となってもこのままでは日本の「当たり前」は変わらず、学生は一つの場所に4年間縛られて過ごし、社会にでて初めて「井の中」を脱出する生活が続くでしょう。

でもそれって、ものすごくもったいない事だと思うんです。

幸運なことに私はコロナ前に世界船に乗り、日本一周、イギリス留学への切符を手に入れました。そこで得る事ができた全ての繋がり、見た景色、それら全てに対して私が学生という何者にも定義できない時代に見ることができたことを私は誇りに思うのです。

世界中は、学びの場であり全ての場で学生こそ生きていくという選択肢が与えられる可能性が、このオンライン授業を通して生まれたといえます。

それって、普通に大学生としてではなく旅としていけばいいんじゃないの?
とお考えの方もいらっしゃるかと思います。
ただ、私は「学生」という言葉は世界で最も力の強いと言われる日本のパスポートと同じくらい強い力を持っていると思います。

学生という、学びを推奨され補償される数年間。

お金的なことを言ってしまうと、イギリスは多くの美術館が無料です。また交通手段や入場料はほとんど学生割引があります。
気持ち的なことを言うと、ルーティーンを持って生活するのと、旅や旅行として短期的に滞在するのとではその国との関係性が全く異なってきます。観光客としての限界があるとどうしても関わる人も観光を中心とした人になるし、行き先も然りです。もちろんその滞在方法もいいとは思いますが、一住民として違う地で生きる中で見えてくる場所、何度も出会うからこそ深くなる関係性など数え始めたらキリがありません。
また、何か知りたい事がある時、見学したいものがある時、「なんとなく旅人だから見てみたい」と言うのと「学生として学ぶために訪れたい」と言う言葉には大きな違いがあります。これは完全に経験談ですが、イギリスでとても気になっていたコミュニティ施設にアポイントメントを取るとき、「O O大学の研究のために来た」といったことですんなり通してもらった事があり、本当に「学生」と言うある種の言い訳はとても強靭なものであると実感しました。大人になると「なんとなく」と言う曖昧な表現は通用しづらく、あやふやな成長過程の状態を定義してくれる「学生」として世界を見て回ることはとても大切なことなのではないでしょうか。

だからこそ皆「留学」と言う形で海外に滞在する選択肢を取っているのだと思います。もちろんその学校だからこそ学ぶものがある、と言う理由の人も多いと思いますが、「経験と語学のため」と言う人が大半と思います。
しかしオンライン授業の発展に伴いただ住む場所を変えるとするならば、例え交換留学の制度がない学校からでも、休学の費用を支払わなくても、「ここではないどこか」に腰を下ろして生きることは可能です。(私立校の休学費用は学校によっては非常に高価で、年間40万円を超える学校もあります。それによって留学を諦める友人もいました。)

2月28日の誕生日の前日、ふと思い立って近くの遺跡に登りました。(こんな発言ができるのもなかなか海外ならではと思いますが)
蕩けそうな空と道の人が奏でる音楽を聴き、この場にこんなに不意にくる事ができてしまう自分の環境に感謝すると共に、私だけでなく、みんなが「世界で学生する」ために何ができるだろうと深く考えました。
景色を見て涙するなんてことは今までなかったのですが、これが人生で初めて目を潤ませた光景です。


3プロジェクトとお願い

「#世界で学生するために」何ができるか、その一つに情報をきちんと伝える事があると考えました。今、海外または地域に暮らすみなさんにお願いしたい事があります。

「あなたの国の面白い学ぶ場所、コミュニティスペースを教えてください」

日本には近年ゲストハウスやコワーキングスペース、洗練された図書館などの「ちょっと面白い学べる場所」が多く設立されています。
海外や日本の地域にも間違いなくあるはずですが、なかなか現地で学生をしないと見つけにくく、情報も集約されていません。特に日本語では。
そのような場所の情報を集約し、一元化して発信する。これが海外で日本人が学生するための一つのキーになると検討します。

 今まで多くのガイドブックが旅行者、移住者向けに発行されていますが、海外で学生として生きるための場所が集約されたガイドはまだ非常に少ないです。そもそも留学って一か国なのが当たり前だったこともあり非常にニッチな需要なんだと思います。
 でも、実際に海外で暮らして一番欲しい情報は、「面白くて通える場所」でした。かなり見つけるのに苦労したし(サイトは全部英語だし)初めてそのような場所を日本語で紹介しているブログを見つけた時本当にありがたくてメールでお礼をしたほどでした。
それほど面白い場所はいかないと見つけにくいのです。特に海外は。

だから、今世界で大学生をして、そんな場所を見つけた皆さんに、今後世界に飛び立つかもしれない後輩のために、その場所の情報を共有して欲しいのです。
計画としては、まずは情報を元に簡易的ではありますがブログベージとgoogle mapで不定期的に(情報が入り次第)発信を開始します。また2023年、筆者今村柚巴の就活が決まり次第(ここ大事。赤線。赤線!!!)情報をもとに世界の施設を発信するための旅を約1年間(期間マジで就活次第)行い、自分の目で見たものを発信したいと検討しています。最終的には2020年のゲストハウス日本一周で出版させていただいた「ひと本」のような書籍出版を検討しています。お金とスキルはないですが口に出すことが大事だと思うので言います。書籍出版を検討しています!


私が発信したいと検討しているものは大きく3つ。

1学ぶ事ができる面白い施設(カフェ、コワーキング、図書館、美術館など)
学生が住む場所の次に必要なものは勉強場所です。国によってワーキングプレイスは異なってくると思いますが、特にその中でも内装が個性的とか紹介したいとか、オーナーさんが面白いとか、コンセプトが好きとか、そういったものを教えていただきたいです。
 ちなみにイタリアはカフェはすぐにコーヒーを飲んで席を立つものという文化があることからスターバックスが殆ど流行らず、カフェで勉強する文化もありません。だから大体みんな図書館で勉強してます。
例)Milano,Italy [Fondazione Giangiacomo Feltrinelli](ビルの五階にある私立図書館、市民利用可能だがかなり建築がモダンでおしゃれ、ブックカフェを併設している)

Covenry UK[Ziferblat the Anti café](時間制のカフェ。Anti caféというコーヒーだけでなくコミュニティを生み出すことを目的としたカフェ。ロシア発祥)

2現地のひとと関わる事ができる面白い施設(フリースペース、ゲストハウス、カフェ、公民館、シェアハウスなど)

1と多少被ってしまうかもしれませんが、その地にくらす人と関わることのできるハブとなる場所が、その地で生きるためのきっかけとしては大切です。学生向けでも広い年齢層でも構いませんが、コミュニテイの生まれることを一つの目的としている(掲げていなくても実際に産まれている)場所を教えていただきたいです。
ちなみに日本は風潮として地域型ゲストハウス、シェアハウスなどがこれに該当しますがイギリスのホステルは目的が旅人に振り切っている場が多く、文化が変われば行くべき場所も変わると考えられます
例)Barking London、UK[every one every day](市民用コワーキング、ワークショップやプロジェクトアクセラレーションなどを行う施設


3日本に関する面白い施設(J A P A N H O U S E、日本ビジターセンターなど)
 唐突かとは思いますが、イギリスで生活していてとても重宝した場所でした。日本のものが売っていたり美術館やエキシビションなどの展示を行っている施設。まず日本が恋しくなったときに居処となってくれたことや、大抵日本人のスタッフさんがいることから何かあった時にここがある、と言う心の安心にもなります。また日本文化が海外からどのような視点で見られているのかなども知ることができるので、せっかく海外にいるのだからとスルーするよりは寧ろ足を運びたい派です(個人的意見ですが)
例)Milan, Italy [TENOHA] 日本文化発信施設、日本の雑貨が売っていたりカフェがあったり、本格的なラーメンも食べられる。日本文化勉強会イベントを定期開催したり、日本のアートエキシビションも定期開催している。

https://www.tenoha.it/ja/landing-page-jp/



4その他
三つと言いつつ四つ目です。これは完全にフリーですが、ここが面白かった!日本人に言って欲しい!と言う場所を教えていただきたいです。カフェでもレストランでも、アートスペースでも公園でもナイトクラブでも。ガイドブックの「観光地」ではない、でもこの国で生きるなら言って欲しい!と言う場所を教えてください。

例)London, UK [180 The Stand] 芸術施設・イマーシブシアターが開催されており、なんとなくチームラボみたいな感じ。ていうかチームラボ。語彙力ないけど日本人はわかると思う。

イギリスで約半年を過ごし、私が一番やりたい、やる必要性があると決断づけた答えは今のところこれです。決断してすぐにこの記事を書いているのでまだまだ未完成ですがこれから改良を続けつつ走り始めていきたいので未完成なままでも共有いたします。

私が一番向いていて、やりたいとこことから思うものは発信です。昨年一年かなり迷ったこともありましたが多分これが得意分野なんです。
自分の知っている素敵な場所をこれからそこに行ったらいいなと思う人に向かって発信する。これができるようにこのプロジェクトを進めていきたいと思っています。

上記の情報をお寄せいただける方は下記のフォームより情報をお寄せいただければ幸いです。

4.投稿をお願いしたいフォームはこちら↓

https://forms.gle/sEYxczCKfKqVmzHy8
(google フォームにつながってます。ここからぜひ飛んでいってください)

またシェアしていただけるととてもありがたいと思うとともに、もしも作成に興味のある方がいらっしゃりましたら以下のアカウントにご連絡いただければ幸いです。

今村柚巴

Twitter https://twitter.com/yuzu_milk_ice

Instagram https://www.instagram.com/yuzu_milk_ice/?hl=ja

大宇宙大学facebookページ https://www.facebook.com/daiuchudaigaku/?notif_id=1622450475667963&notif_t=page_fan&ref=notif




この記事が参加している募集

人生のターニングポイントをこのマップに刻んでいってください〜 https://universityofuniverse.net