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自転車旅行(九州、2022年)の記録【~1日目】

大学の部活同期の三人で、毎年春休みに自転車旅行に行っている。学生生活最後の春休みとなった2022年2月、我々は東九州を自転車で縦断する旅行を行なった。以下はその記録。


~0日目(フェリーで横須賀港から新門司港へ)

我々は関東に住んでいる。九州まで自転車を自走以外で輸送する必要がある。今回はフェリーを利用した。横須賀から門司まで丸1日かけて移動できるフェリーが就航している。

2022年2月24日23時45分、横須賀港を出発する東京九州フェリー「それいゆ」に乗り込んだ。

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この「それいゆ」は三菱重工製、2021年に就航したばかりの新造船で、船内はじめターミナルもピッカピカだった。や三菱重工N1

船内にはレストランとお風呂があり、なんと露天風呂までついていた。カラオケルームやトレーニングルームもあるらしい。

客室は半個室、個室があり、今回は半個室を選択。広さは1畳くらいで、カーテンで締め切ることができる。

自転車は輪行でも、組み上がった状態でも持ち込むことができる。組み上がった状態だとトラックや乗用車と同じスペースに置くことになる。

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レストランのご飯はこんな感じで、横須賀や九州にゆかりのあるメニューが揃っている。

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服を着替えたくなかったから、半日に1回風呂に入った。夜の露天風呂が寒くて死ぬかと思った。風呂の中も清潔感に溢れていてよかった。

2022年2月25日21時、新門司港に到着。改めて船を見てみる。しろくておおきくてきれいです(小並感)。

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自転車を組みたて、近くの公園へ移動。野宿した。−1日目と0日目終わり。


1日目(自転車で福岡県北九州市から大分県宇佐市へ)

起きたら寝袋が凍ってた。ついでにメガネも凍ってた。自転車のサドルも凍ってた。九州は暖かいと聞いていたんだが騙された(いい意味)。

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寝袋はモンベルのダウンのやつで#3を使っている。カタログでは快適温度3度、使用可能温度-2度となっているがあんなの嘘である。震えが止まらなかった。

少し移動した先のコンビニで朝飯を買い、駐車場で薄いひなたを探してそこで飯を食った。スープ春雨を食っていたら、カロリーが少ないと言って馬鹿にされた。代わりにシュークリームを食うからいいのだ(デブ)

国道10号線に沿って適当に漕いだ。

昼飯は「うみてらす豊前」で、牡蠣を玉子でとじたという「かきたま丼」をいただいた。うみてらす豊前では、レストランの他に売店もあり、生きた魚が生簀の中でたくさん売られていた。

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外には、名状し難い牛のような生き物がいる(調べたらこの生き物はヤギらしい。茶色いヤギが存在することに衝撃)。ブーブー鳴く。

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Kくんは定食だけでは物足りないらしく、チョコバーを食っていた(写真不掲載)。

のんびり漕ぐ。

14時ごろ、福岡県をログアウト、大分県は中津市にログイン。

空気入れを借りた宇佐市 双葉山資料館で猫と戯れたり、中の人からお菓子をいただいたりして休憩。会話の中で大分弁っぽい訛りが聞こえ、九州みを感じる。

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この旅行では鉄道沿線の道路を走ることが多く、特急電車をよく見た。というかJR九州は特急しか走らせていないんじゃねえか、と思うくらい特急しか走っていなかった。

夜は写真の橋の近くの焼き鳥屋さんでご飯をいただいた。常連さんが多いこじんまりとしたお店だったが、安くて美味しかった。

そこの近くの温泉を探すと1軒だけ見つかったので移動。3人とも酒が入っているから30分ほど律儀に歩いた。

豊前長洲駅横の公園で野宿。コンビニが1キロくらい離れていて心細かった。

アメリカ(宇佐駅)の次はブゼンナガスですからね  (水曜どうでしょう)

1日目、おわり。

走行距離(推定)70 km

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