【ヘルパー日揮】認知症のお客様と関わる時、スヌーピー介護福祉士が注意してることを公開します
相手の気持ちになって関わることが大事!
介護施設、訪問介護などといった介護の仕事は必ずといっていいほど認知症の人と関わります。
人によって認知の進行は違い、気をつけることは十人十色と言ってもいいでしょう。
私自身介護12年経験し、常に実践してることは一人ひとりの関わり方は慎重に言葉を選んでいます。
介護施設では日々毎日会っているので、名前は覚えられてなくても特徴で覚えられていることもありますが、訪問介護は訪問頻度によって1週間に一回なので、より覚えられないことが多いかもしれません。
ここ最近、訪問介護で考えることがあったので、そのことについてお話しすることで、認知症の人の関わり方を参考なれたらと思い、投稿しました。
よかったらご覧なってください。
全く知らない人が来たと思われてしまった
週一回の認知症のあるお宅に行った時のお話です。
インターフォンを押し、
「ヘルパーです」
と言い、待ってました。
数分し、ご本人様が扉を開けて、
「あなたは誰?」
と言われました。
「娘さんが仕事で来れないので、心配で頼まれてました。」
とお答えしたら
「私は全部できるので、大丈夫です。」
と言われました。
室内がとても寒かったので
「寒いので、エアコンをつけてもいいですか?」
と言って、入室しました。
・室内がエアコンついてない
・布団が敷いている
・こたつが温まってない
ことに気づき、多分寒さと眠たさもあって、断られたと思い、エアコンなどをつけてました。
「急な訪問で脅かしてすみません。」
と謝ってからは話していくうちに緊張はほぐれ、本来頼まれているケア内容を無事終え、
「また来てください」
と言われ、退室しました。
今まで割とすんなり入れたのですが、このようなことがあったのは初めてで驚きはありました。
言葉を慎重に選ばないと警戒されるかもしれないと思い、反省はしました。
そのことについてお話しします。
認知症の人が考えてることを理解する
認知症の人にとって
①自分はなんでもできると思っている
②以前、関わり合っても記憶はない
③機嫌が安定してなく、機嫌悪い時がある
④日頃の様子と性格を知る
ということを理解しないといけないと改めて考えさせられました。
その4つの点についてどうしてかお話しします。
①自分はなんでもできると思っている
現実、認知症の人にとっては実際できないことがあっても以前と同じようにできると考えています。
なので、知らない人が来て
「なんでこの人きたの?」
「お手伝いで来たと言っても必要ない」
「そもそもヘルパーは何か?」
と思われていると言ってもいいでしょう。
②以前、関わり合っても記憶はない
認知症の人にとっては記憶がないので、家族以外は初めての人です。
以前、会ったことがあってもリセットされてしまうので、今までの信用などが0になってしまいます。
③機嫌が安定してなく、機嫌悪い時がある
いつも機嫌がいいとは限らないのが、認知症の人の特徴です。
・エアコンの操作の仕方などわからないので、室温の調整ができない
・尿失禁して、気持ち悪さなどで不快感がある
などといったことがご自身でも分からないので、ヘルパーが気がつかないといけません。
④日頃の様子と性格を知る
認知症の人は人それぞれの日頃の様子と性格を知ることも大事かもしれません。
・毎回訪問時、入口にチェーンをかけている
・いつもヘルパーの自転車を見て、盗まれないか心配している
様子が今まであり、警戒心が強い人でした。
なので、より警戒されやすいのは当たり前でした。
まとめ
訪問介護は毎日会うわけでないので、より覚えられにくいです。
こっちが親近感あっても記憶はリセットされます。
なので、慎重に言葉選ばないと誤解はうんでしまうかもしれません。
ヘルパーの言動と関わり方をよく見てるので、
『時間内で仕事を終わらせないといけない』
というプレッシャーがあっても不信感を持たせないような関わり方は重要です。
介護歴12年経験して思うことは不安、機嫌が悪くなっている原因を考えながら関わると答えは見つけやすいかもしれません。
これからも介護にまつわる話題を更新しますので、よかったらご覧なって下さい。
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