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介護歴12年の介護福祉士が学んだ魔法のメモの取り方のコツ7選紹介します

メモの取り方一つでインプット力が上がる

新人時代〜今になるまで必要な技術の一つは
「メモの取り方」
です。

・利用者さんのケアの仕方や仕事の仕方は先輩から教わったとき
・利用者様の何か要望などあったとき
・スタッフと共有するとき
そういう場面があったらメモや付箋を残す事が必要になってきます。

なので
「誰でも見返しても分かりやすいメモの残し方」
に近づくことで、自分のインプット力が良くなり、仕事の進み方が結果的に良くなること間違いありません。

とはいえ、メモの取り方は誰かに教わる事がほぼないです。

私は10カ所の介護施設の経験し、人一倍メモを取る機会は多く、こう残すと分かりやすいと言ったことは自信があります。

介護以外でも応用できる方法としても使えるので、よかったら参考にしてみてください。

1. 最初〜最後をイメージさせることを書く

利用者さんのケア内容のメモを取るときに必要になる事は
「何のケアをする」
「どのようなケアをするか」
「最終的にこのようになる」
を書くことです。

例で言うなら
利用者さんの排泄ケアを教わっていたら
目的:◯さんはベッド上で排泄ケア
ケア内容:オムツの〇〇、排泄道具〇〇を使用し、どのようなケアをする
結果:オムツの〇〇に交換し、ベッドで左側臥位で休む
と言った内容でまとめるとイメージしやすいメモになります。

目的と結果を最初に書き、ケア内容をいく方が見返す時メモとして活用できます。

なので、教わる時
・目的
・結果
・ケア内容
を書くように徹してください。

2. カテゴリーを分けて書くこと

教わる時、よくあることなのですが、
・ケアの順番が前後する
・物がどこにあるか
・利用者の気をつけること
があり、教わった順番で書くと見返す時分からなくなるなんてことがあります。

教えている側は
「メモを取る人の立場で考えて教えてない」
からです。

なので、メモを取る側で調整するしかありません。

・ケアの手順
・必要な道具
・利用者さんの気をつけるところ
といったことを分けて、メモを書く方が見返す時とても分かりやすいです。

3. イメージがつかないことは詳しく書くようにする

これだけメモしても分からないことはでてきます。

つまり、イメージができていないかもしれません。

どうしたらイメージをわくか考えてみましょう。

例えば
・物がどこかイメージをできないなら見取り図を書き、どこにあるか書く
・移乗の仕方がわからなければ車椅子の配置、移乗の仕方をイメージ図を書く
と言った字だけではメモを残す方法をお勧めします。

4. 必要な物がない時、どうしたらいいか把握する

教えてもらう時に把握できたらいいこととして
「◯◯がないときはどうしたらいいか」
といったケアで必要な物がなかったときどうしたらいいかメモを残しましょう。

教わる時、つい抜けがちですが、把握してなかったら時間がある時に聞き、メモをするとメモの取り方として漏れの少ないものに仕上がります。

5. 見返して分かるメモになっているか確認する

メモをちゃんととれたと思っていてもメモが取れてないこともあります。

例えば
・買い物代行の買い物先がどこ店の〇〇のコンビニかわからない
・塗り薬を塗布する場所書いたけど、どこにあるか分からない
事があるかもしれません。

なので、見返して分からないことを聞き、メモをすることをお勧めします。

6. 実践して分からないことや気になったことをメモする

教えてもらったことだけのメモにせず、
・実践して分からなかったこと
・気になったこと
も書くべきです。

利用者によって気分、体調がいい時と悪い時があり、同じようなケアが難しい場合もあります。

うまくいかないなら他の人のやり方を教わる事が必要です。

そうやってメモを取り続けることで、より確実なメモになると言えるでしょう。

7. 伝言を残す時、相手に伝わりやすい方法を意識する

もし、職員間で伝言を残す時、どうしたら伝わるか意識しましょう。

例えば
・〇〇さんのクッションカバーを洗濯機で洗っているから後で干してほしいことを付箋で伝わるようにする
・◯◯さんで必要な物がないことを付箋で伝わるようにする
5W1hに沿った具体的に何をしてほしいか伝わる言葉を選び、付箋以外に言葉でも伝える
といった事ができるといいです。

まとめ

メモの取り方を意識すると
・仕事で分からないことが少なくなり、適切なケアができる
・教える時にどう配慮したらいいか知れる
・インプット力の向上できる
・伝える言葉を意識できる
事につながります。

なので、ぜひ活用してください。

これからも介護にまつわることを配信しますので、よかったらこれからも見てください。



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