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食事がすすまない!?ベテラン介護士が見つけた今すぐできる効果的なアプローチを教えます

食事がすすまない時にどうアプローチすればいいか考えられます。

介護職の困まることの一つとして食事が食べられなくなる理由を見つけることではないでしょうか。

理由として
・結果がでないと分からない
・誰もがその場面になって考える

なので苦戦することが多いです。

介護を10年間続けて、アプローチの仕方について学びました。

これを見ることで困ることが少なくなればと思い、記事にしました。

よかったらご覧なってください。

食事を食べない理由を知る

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食事を食べれない理由を知ることが食事のすすめるアプローチに繋がります。

いくつか理由を知る手がかりになる方法を紹介します。

1. 入居者様に理由を聞く

・味に飽きてきた
・食べづらい

などの理由を聞きます。

入居者さんによって答えられない人がいますので、何が反応良く食べれないものが何かを知ることが重要になります。

2. 食事の量の把握をする

・ご飯をよく残している
・魚をよく残している
・全体的に食べてない

などの情報をまとめます

3. 食事でむせることが増えてきたのか

・ご飯でむせることが多い
・お茶でむせることが多い

などの食事の場面でむせることがあるかを把握が大事です。

食べれてない原因は食べにくい食事の形態になっている可能性があるかもしれません。

何の食事でむせるかを把握します。

4. 入居者様にとって好きなものは何か

・果物が好き
・アイスが好き

などの入居者様か家族様に好きな食べ物はなんであったか情報をまとめます。

5. どういう食べ方をしているかを知る

・同じ食器に乗ってるおかずをずっと食べてしまう
・傾きながら召し上がってしまい、食べこぼしてしまう
・口の中に食べ物が残ってしまう

などの情報をまとめます。

これらの5つのステップを踏んで理由を考えます。

効果的なアプローチの仕方

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どのようにして食事をすすめるかについてお話します。

効果的なアプローチにつなげやすい方法として
「食事が食べられない理由」
にどのようにしたら食べられるようになるかを考えるといいです。

例えば
「全体的に食事量が低下している」
という理由であれば
・好きな食べ物をおかずとして用意してみる

「ご飯をよく残している」
という理由なら
・本人が好きなご飯に合うもの(ふりかけ)をだしてみる
・パンが好きであれば本人が好むパンを主食で用意してみる

「お茶でむせている」
という理由であれば
・とろみをつけてみる

「同じ食器に乗ってるおかずをずっと食べてしまう」
という理由であれば
・見守りなく一人で食べているので、定期的に声かけて他の食事をすすめてみる

といったアプローチ方法が効果的と言えます。

食事で必殺技と言えるものはあるのか

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どうしてもすすまない時は栄養補助食品(メイバランスなど)ですすめてみてもいいでしょう。

本人にとって好きな味でないと意味がないのでその味に合った食事を検討してみます。

試していく中で、見つかれば手段は3つくらいは見つけられるといいです。

同じ味になると美味しいと感じず、飽きてしまう恐れがあります。

栄養補助食品はたくさんあり、もし施設で管理栄養士がいるのなら相談してみてもいいと思います。

食事がとれないことで困った時にまず最初にすること

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上司と管理栄養士と看護師、医師に相談してみてることが必要です。

自分たちでどうしようもないと感じるなら客観的な視点とアドバイスは必須と言えます。

それでも状態が続くのであれば家族様にも説明する必要があるため、どのように伝えるかも相談も必要です。

まとめ

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高齢者となると食事の量がどうしても減ってしまいます。

ですが、食事の工夫によって
「食べられてなかったけど食べれるようになった」
という場面を見たことがありました。

何が正解かどうかで考えるよりは
「本人に合った食事を合わせる」
ことを目標にしてもいいかもしれません。

入居者さんにとっていい食事方法を見つけたときの喜びはとても嬉しいし、やりがいを感じます。

ココナラで介護の悩み事の相談を受けてつけてます。

よかったらご利用ください。


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