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KOYORI-ミラノサローネ2022
トリエンナーレ会場では、日本のKOYORIが美しい椅子を展示していました。天童木工、飛騨産業、マルニグローバルブランディングの3社による協働ブランドで、ジャスパー・モリソンがディレクションを、現在のコレクションはガムフラテージ、ブルレックがデザインを手がけています。
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会場では新作を含む5脚のコレクションが発表されていました。会場全体を魅せるインスタレーションというよりは、椅子一脚一脚の洗練されたディティールをしっかりと見せる展示。全ての椅子が細部まで美しく、丁寧に作られていることがよく分かります。
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ガムフラテージによる「Edaha」は、背面と座面から伸びる枝のような脚が、途中で二股に分かれクロスして4点で支えるという面白い構造が目を引きました。恐らく様々な工法や技法が用いられているはずの繊細な造りでありながら、難しさを感じさせない軽やかで有機的なフォルムが印象的でした。
WEBサイトでは、各商品の製造工程におけるカーボンフットプリントの量を公開し、段階的に削減していくことを表明しています。今後、椅子だけでなく家具やインテリアアクセサリーにも幅を広げていく中で、こうしたサステイナブルな取組みを着実に進めながら、どのようなライフスタイルをデザインで提案していくのか、とても興味を持ったブランドでした。
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