薬師丸ひろ子さんのコンサートと桜

昨日は、薬師丸ひろ子さんのコンサートに行きました。
会場は「森ノ宮ピロティホール」で、大阪城公園の近くでした。
桜が満開なので、コンサートが始まる前に大阪城公園へ
桜を見に行きました。海外からの観光客も多く
びっくりするほどのすごい人出でした。

豊臣秀吉が祀られている豊國神社にも
初めて参拝しました。

桜を楽しんだ後、薬師丸ひろ子さんのコンサートへ。

40年近く前に、ひろ子さんを初めてテレビで
拝見した時、なんて可愛い人なんだろう、この人は
別格だと引き込まれた記憶があります。
それなのに、コンサートに行ったのは今回が
初めてでした。
実は新しいCD発売とコンサートツアーを知ったのは
YouTubeのリベラのチャンネルででした。
イギリスの少年合唱団リベラとひろ子さんが
共演された歌のお知らせがありました。
普段、あまりコンサートには行かないのですが、
今回は突然ひろ子さんの生の歌声を聴きたいと思い、
CDを買い求めて先行予約したら当選しました。
と、こんないきさつでした。

ステージに現れた薬師丸ひろ子さんは
黒いAラインのロングドレスを身に纏い素敵でした。
ほとんどの歌は新しいCD「Tree」からでしたが、
古くからの名曲「セーラー服と機関銃」や
「Woman～Wの悲劇～」も歌ってくれて、
感無量でした。
新しい歌にも心を打たれ、ひろ子さんが作詞された
歌もあり、最初から最後まで聴き入ってしまいました。
私より数歳年上のひろ子さんは、今年還暦を
迎えられるとは思えないほどの美しく
伸びやかな声に、不断の努力がうかがえて
プロフェッショナルとはこのような人のために
ある言葉だと思いました。

もう中年になられてから、以前にテレビに
出演された時に話されていたことですが、
いつか再ブレイクした時に困らないために、
普段から意識して高めの声で話すように
されていたそうです。
今回も、新しい歌を何曲も覚えて体に
馴染ませるために、何度も何度も
練習されたそうです。

後半は赤いAラインのロングドレス姿で
ステージに現れ、このドレスも素敵でした。
時どき水を飲まれていましたが、その後ろ姿も
女優さんだなあと思えるような佇まいでした。
お話される声も若々しいけど大人の落ち着きがあり、
歌うと一段とトーンが高くなりサビの部分では
圧倒的な声量になります。
ステージのひろ子さんは聖母のようにも思えて、
癒しだけでなく、元気も与えてくれるような
そんな存在でした。
値段は高かったですが（しかも夫婦二人分）
行ってよかったです、感動の時間を過ごせました。
頻繁には難しいですが、またいつか
美しいひろ子さんを拝見して生の歌声に
包まれたいです。

バックバンドの方々の演奏も素晴らしく
聴きごたえがありました。

桜の季節の良き思い出の1ページとなりました。