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強いチームは普通のことをやり尽くしているチーム

理念から丁寧に組織づくりをする上でとても参考になるのが、スポーツでの強いチームの成り立ち。

かつては弱いチームだったのに、監督やオーナーが変わると、極端に強いチームに変貌することがある。

チームとして強くなり、素晴らしい成果を出した時にメンバーにインタビューをして聞いてみると、いつも共通する特徴があることに気づく。

それは、口を揃えて「素晴らしい成果を出すために、極めて当たり前のことをやっただけです。特に違うことはやっていません。普通です」という話が出てくること。

素晴らしい成果を出したから、他ではない特別なことをしたのだろう、と思いがちですが、実際には「勝つためにチームとしてやるべきことをシンプルに見極め、それぞれのメンバーが役割を持ち、得意技を存分に活かしてチームに貢献したから強いチームになった」ということなのだろう。

これが強いチームの本質で、普通のことをやり尽くすチームが最強のチームだと言われる理由である。

経営者が理念・ビジョンから丁寧に意思決定を積み重ねて、強いチーム、強い組織を作る、そういう会社を増やしていきたいし、そういう会社を作れる人材も増やしていきたい。

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