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地域づくり仕掛人・きら星伊藤綾の活動支援日記 -9月度-

こんにちは!
湯沢町で移住支援/起業支援をしているまちづくり会社・きら星の伊藤です。

早いもので、岡本隊員・藤沼隊員が着任して5ヶ月が過ぎました。ということはつまり、卒業まであと半年に迫っております。

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当初の進捗でいくと、テストマーケティングの期間が終わったばかり・・・というくらいなのですが、二人とも進捗が早くて、もうすでにサービスインをしちゃいました。

岡本隊員ダイジェスト

岡本隊員は、湯沢町にない、放課後デイサービス・児童発達支援事業所の設立に向けて爆走しています。

放課後等デイサービス(ほうかごとうでいさーびす)とは、児童福祉法を根拠とする、障害のある学齢期児童が学校の授業終了後や学校休業日に通う、療育機能・居場所機能を備えた福祉サービス。略して「放デイ」。
(Wikipediaより引用)

簡単にいうと下記のような年齢による区分です。
・児童発達支援事業所:未就学児童(0〜6歳児)の個性を伸ばす場所
・放課後等デイサービス:6〜18歳の、学校以外での個性を伸ばす場所

現状として、湯沢町にはそのような公教育以外の居場所がないのです。
2021年7月に南魚沼市で「共生ふれんど」さんが放課後等デイサービスの事業が始めたのですが、場所が南魚沼市五日町・・・
湯沢から日常通所するためには車で40分ほど時間がかかってしまいます。

夏場は五日町まで通うこともできるかもしれない・・・けれども、冬場や働いている親御さんには通わせることに負担感があるという課題があります。

もっと手が届くところに、受けたいサービスがある社会づくりというのが、これからの地方が持続可能になっていく方法ではないでしょうか。

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岡本隊員は、卒業後のキャリアとして
障がい福祉分野のNPO法人を立ち上げ、児童福祉支援から成人の障がい者の就労支援など、生きづらさと抱える人のサポートをする事業を複数展開できるように活動の幅を広げていきます。

写真は、弊社の起業支援メンター・ハッシーによる1on1でのメンタリングの様子です。

この日は、NPO法人を立ち上げるための設立趣旨書を作っていました。

藤沼隊員ダイジェスト

藤沼隊員は、空き家の管理やリノベーションによる事業展開を目指してやっております。

そんな中で、フジママの「今後の拠点」となる物件候補が見つかりました!

まだ詳細はお伝えできないんですが・・・・
9月はその空き家の片付けを所有者さんと行ったり
10月からそちらに引越しができるように準備したり
法的にシェアハウス等に活用できるよう整備したり
毎日汗をかきながら忙しく過ごしております。

その拠点では
移住してきた家族が住めたり
シェアハウスとして中長期滞在の方が暮らせたり
フジママ古物商の販売拠点にしたり・・・
飲食店の許可を取ってバーにしたり・・・

単に家としての機能だけではなく、湯沢での暮らしがもっとワクワクするような機能を盛り込んでいくそうです。

その物件があるエリアは、飲食店や生活利便施設が少ないので、こうした遊びがある施設ができると地域の魅力の一つになるのではないでしょうか。

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写真は、湯沢学園2年生が「町探検」をしに来た時に、自分の仕事の説明をしているフジママ。9人子どもたちが来たのですが、圧倒的人気No.1で子どもたちにいじられています(笑)

子どもたちの目の前で、丸ノコとインパクトを使って、キッチンに置く調味料ラックを5分で作ってくれました。
小学生「フジママ、ちゃんと仕事してるの、初めて見た〜〜〜!」

5ヶ月前に移住してきた人とは思えないほど地域に馴染んでいます。

総括

みんなに「おい、残り半年やで。」とプレッシャーをかけ続けている効果もあり?みんな尻に火がついたようで、起業に向けた様々な準備を本腰を入れて始めました。

残り半年、悔いがないように準備を進め、4月からは自走できるように精一杯サポートしてまいります。

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9月16日、花角新潟県知事がご来所いただき、岡本隊員・藤沼隊員ともに事業のピッチをさせていただきました。

自分たちの住みたいまちは自分でつくる!

理想の社会は、人から与えられるものではなく、バイタリティがある人であればどんどん自分でつくっていけるような、チャレンジングな社会や町にしていきたいと思っております。
彼らの活動の輪がもっと広がっていきますように・・・!

それでは、きら星の伊藤でした!
▼地域おこし協力隊員でなくても、誰でも私たちの起業支援を受けることができます(1.5時間/¥5,500)


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