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隊員インタビュー!【萩生田 真千子さん】〜エンターテイメントを通じて楽しい地元を作る!〜

皆さん、こんにちは!

今回は、隊員インタビュー!ということで、湯沢町起業型地域おこし協力隊の萩生田真千子さんに、お話を伺ってきました!

先日行われた中間報告会では、隊員5名が1年間の活動をプレゼンテーション形式で発表しました。
当日の中間報告会レポートはこちらの記事をお読みください!!

こちらのインタビュー記事では、隊員1名ずつ、計5名のインタビュー記事を順々に投稿していきます。

このような方にぜひ読んでいただけたら嬉しいです!
・湯沢町在住の方
・地域おこし協力隊に興味をお持ちの方
・移住を検討している方
・湯沢町の魅力を知りたい方

では、まず隊員の紹介から!

氏名:萩生田 真千子(はぎうだ まちこ)
着任日:2023年1月
出身:東京都
好きなこと・もの:アニメ、漫画、ゲーム、朗読、演劇など

■経歴について教えてください。

東京都出身で、大学は慶應義塾大学を卒業。小さい頃からアニメが好きで、声優になりたいと考えていました。高校や大学の進路選択の時に、これまでアニメ、ゲーム、漫画などにキラキラしたものを貰ってきたと感じていたことから、今度は自分がそれを与える側になりたいと思い、エンタメ業界を目指しました。卒業後は、制作会社に入り、テレビの番組制作をしていました。その後、転職して舞台制作、イベント制作、映像制作に携わります。その間にも、声優をやりたいという想いがずっとあって、ワークショップに通うようになり、公演にも出演させていただくことになりました。養成所の一期生として所属して活動も行っていました。
2015年に「スクランブルMAC」という劇団を立ち上げ、声優、芝居等の活動をしています。どうしてもやりたい作品があり、主宰で立ち上げました。この作品のこの役がどうしてもやりたいというのがありましたが、それをやっている劇団があるかも分からないし、もしあっても、その役を自分がやれるかは分からない。だから、自分でやったというのが始まりですね。それからコロナ禍になり、活動がストップしてしまいます。元々やりたいことの中の1つに、格闘技があり、ボクシングのプロテストを受験。合格して、プロボクサーになります。

エンターテイナー ガチコさん!

■湯沢町起業型地域おこし協力隊に応募したきっかけは?

プロボクサー引退後、きら星の伊藤綾さんに誘っていただき、湯沢町の起業型地域おこし協力隊になりました。

■移住して、隊員になることに迷いや、不安はありませんでしたか?

初めて東京から出るのはもちろん不安でしたが、ワクワクする部分もありました。雪国での生活は知らないことばかりで最初は困りましたが、色々な方に頼って少しずつ慣れていきました。

■どんな活動をしていますか?

メインの活動内容は、朗読、演劇の公演やワークショップ、地域イベントのサポート(イベントMC、企画運営等)、まちの企業を応援するスタジオ運営等です。
FMゆきぐにでは、第2、4週目の木曜日に「ガチコの木曜ロードクショー」というラジオ番組を担当しています。また、雪の宿 高半さんでは、毎週土曜日に朗読会を開催しています。これらの活動が独りよがりにならないように、湯沢に馴染むことを大切にしてきました。町のために何かをするんだったら、町の方の顔を知らないとだめかなと思って湯沢に馴染むことをしています。湯沢の方が、どういうものが欲しくて、どういうものがいらないのかを知りたくて、会えることなら湯沢の8,000人弱の全員会うくらいの気持ちで、私が行っていいところだったら呼んでくださいというように声を掛けさせていただいています。
地域協力活動も積極的に行い、絵本の読み聞かせや学園ボランティア、クラブ活動の顧問、花植え、陶芸工房の消防団員等を行っています。

顧問を担当している朗読劇クラブの活動では、小学生がこども園に読み聞かせに行ったり、朗読劇の公演を開催しました。その過程で、児童達の変化を大きく感じることができました。中には、普段学校にほとんど行けていない児童もいましたが、自分の気持ちを表現することを通じて、心を開き、成長していく姿も見ることができました。改めてエンターテイメントの必要性を実感しました。エンターテイメントのようなプラスアルファのものは無くても生きていけますが、それがあることによって、心が豊かになる側面があると感じています。
エンターテイメントに携わってきた経験を活かし、湯沢町で希薄化する子どもと地域とを繋ぐはしごの役割をしていきます。エンターテイメントをもっと身近にして、もっと楽しい地元を作っていきます。

小説「雪国」の朗読の様子。雪国の宿、高半さんで定期的に公演中。

■今後の展望

エンターテイメントと、制作会社の2本柱で活動をしていきます。2024年は、さらに活動を深めていき、湯沢町情報文化保存発信の活動、スタジオガチコの運営、こども学園でのプロの舞台公演の開催を目指して取り組んでいきます。

活動の中で、特に子供がエンターテイメントに触れる機会を作っていきたいのですが、小さい頃の影響はとても大きいと感じています。触れた結果好き、触れた結果嫌いと見たことがありませんは違う次元だと考えていて、触れる機会があることで、100人いたうちの1人でも、こんな世界があるんだって思ったら最高です。その結果好きになってくれた人にはちゃんと触れられる場所を提供できるようにしたいです。そういう選択の機会を作りたいです。
他の誰かじゃなくて、「ガチコがやってることだから」ファンになって、応援してもらえるように、活動を続けていきます。誰かに何かが届いたらいいな。私のしたことで、誰かに何か影響があったら、とても生きている感じがします。

■湯沢町のいいところは?

東京にも行きやすいことです。湯沢と東京のどちらにも触れられることで、自分の視野も広くなり、より良い活動をしていけるようになります。湯沢をベースにしながら、声優等の仕事も東京で広げていき、2拠点で活動できるのはとても良いです。

■活動について

・湯沢町公民館講座 朗読を楽しむ講座
 講師: 萩生田真千子
 定員: 12 名
 費用:3,500 円 
 期間 :5 ~ 10 月 第1・3水曜 10回 10:00〜12:00
 内容:声の出し 方や表現のしかたなどを学び、朗読を通して豊かな想像力を養います。朗読で気持ちよく声を出し、モヤモヤを 解消し、楽しくイキイキと忘れていた「感動」を思い出しましょう。
 
・FMゆきぐに 「ガチコの木曜ロードクショー」
  日時:毎月第2、4木曜日 13:27〜

・雪の宿 高半 朗読会『雪国』を聴く夜
 日時:毎週土曜日 20:00〜21:00
 場所:雪国の宿 高半
 費用:無料

■リンク

・スクランブルMAC YouTubeチャンネル ガチャンネル


「湯沢町地域おこし協力隊」を検討されている方は複数制度がございますので、まずはお気軽にご相談ください!

以下のような制度があります。
・2泊3日〜2週間 おためし地域おこし協力隊(体験費・滞在費無料)
・2週間〜3ヶ月 地域おこし協力隊インターン(日額最大7,000円報酬あり)

ご相談の予約は、新潟県 転職・移住サポート ロカキャリ(https://locacary.com/yuzawa/)のWebサイトから可能です。
※移住・仕事等と同じ相談窓口から受け付けています。

以上、今回は、隊員萩生田真千子さんのインタビューをお届けしました!!
(聞き手・書き手・写真:朝平美南子

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