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【日々のあれこれ】Clubhouseで考えるプロダクトライフサイクルとイノベーター理論

 おはようございます!
 ここ最近、「Clubhouse」というSNSがにわかに注目されています。これまでのSNSと違うのはテキストベースから音声ベースに変わったことでしょうか。

え、音声!

と正直、思いましたが、いまはCOVID-19の影響で、なかなか対面でコミュニケーションが難しいご時世です。いままでのSNSのようなテキストベースではなかなか伝わらない細かいニュアンスも、音声ならまだ可能性がありますし、肉声を聞くということでコミュニケーションに対する満足感もあるかもしれません。海の向こうのかの国でも急激に広まりすぎて、さっそく利用制限がかけられたという噂もききます(苦笑)私はあいにく招待されていないので、使い勝手まではわかりませんが、しばし注目です。

 ここしばらく「Clubhouse」について話題になることが何度かあり、そのときの知人の反応は、
・さっそく使ってみた
・いままでのSNSとどう違うの?
など、様々でした。

なんで、こうも反応が異なるのか?

某Twitterや某Facebookでも登場したては同じような感じだったのかもしれません。今回は、これについて、ちょっと真面目に考察してみようと思います。ここで参考にしたのは「プロダクトライフサイクル」です。

 「プロダクトライフサイクル」は経営を学ぶ際に出てくる概念で、製品には導入期→成長期→成熟期→衰退期という一連の段階があり、それぞれのステージ毎に課題や打ち手が異なる、というものです。

 さらに顧客についても、「イノベーター理論」で新しい商品やサービスをどの段階で受け入れるかについて、以下のように分類されています。

イノベーター:新しい物が好きかつ勇敢であり冒険心に溢れている
アーリーアダプター:流行に敏感であり、アクティブに情報を収集し、また他人への巻き込み力も大きい
アーリーマジョリティ:流行には敏感ですが、慎重に物事を決める
レイトマジョリティ:自身が安心してから商材を導入する
ラガード:長年使われてきたサービスやプロダクトしか信用しない

顧客層ごとにどのくらいの割合で分布するかというと、
イノベーター:2.5%
アーリーアダプター:13.5%
アーリーマジョリティ:34%
レイトマジョリティ:34%
ラガード:16%

なのでそうです。

「Clubhouse」のサービスがどの段階にあるか、利用者はどこに分類するか、気になりますが先日、「Clubhouse」にイーロン・マスクが突然登場した際に急に注目が集まったように、インフルエンサーになる人が出てくることで今後、よりメジャーになる可能性ははらんでいると思われます。

 みなさまが普段使ったり、買ったりしている製品はプロダクトライフサイクルではどの段階なのか、使ったり買ったりする時点から自分はどの顧客層になっているのか、客観的にみるとおもしろいかもしれません。

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