関西大学の就活~就職活動に強い?MARCH関関同立受験生在学生へ~
〈この記事を書いた人のプロフィール〉
・関西大学4年
・総合電機メーカー内定
・就活歴1年3ヶ月
さて、この記事においては関西大学の就活状況について私の肌感についてお話ししていきます。人事業界とも繋がりがありますので、それなりに正確な情報かと思われますが、参考程度に。
1【関関同立などの学歴で就活に差がつくのか?】
2【学歴フィルターはあるのか】
3【入るなら何学部?】
4【英語力は必要か】
5【指定校推薦でも大丈夫?】
こちらの4点から話を展開していきます。
まず一点目に
【関関同立などの学歴で就活に差がつくのか?】
関関同立の中で、大きな差はつかないというのが正直な印象です。ただし、実際の就活状況においては、同志社が頭一つ抜けています。これは単純に、同志社に優秀な学生が多いだけであって、学歴による有意な差はないと私は考えます。就職活動に一生懸命な学生も、関西大学より他大学(関同立)に多いです。
一方で早慶や難関国立大学と比べると、明らかな差を感じます。企業側も学歴レベルによって定員を設けている場合が多い(関関同立は同じ学歴帯)ので、納得です。
更に言及すると、日東駒専や産近甲龍と言われる大学群とも明らかな差があります。あくまでも関西大学の学生の身分からすると、世間一般に良いとされる企業に入るためには、関西大学や法政大学、学習院大学が必要な学歴ラインだと思われます。ただし、体育会採用やコネ採用などの例外もあります。
二点目に【学歴フィルターはあるのか】
これについては、あるとは断言できないです。しかしながら、大学レベルによって採用人数が決定している場合は多いと聞きますので、それがフィルターのようなものになっているかと思います。
例えば、採用人数100人の総合商社の採用人数比をあくまでも予想の範囲で仮定すると
東大・京大・一橋など 20人
その他難関国立 20人
早慶 30人
マーチ関関同立、地方国立 20人
海外大 10人
あくまでも勝手な予想ですが、このように決まっています。さらに有名体育会や、親族のコネなど、様々な枠があると予想しています。
結果的にフィルターがかかっているように見えるというのが実際の状況だったりするのではないでしょうか。(一方で、戦略コンサルや外資系投資銀行など高度な知的生産性を重視する企業は、関関同立では学歴フィルターにかかってしまいます。)
三点目に
【入るなら何学部?】についてです。
これについては何学部でもいいと思います。一部では、文学部は就職活動に不利だとか言われますし、実際有名企業への就職実績は少ないです。それは単純に文学部に進学する学生が就職活動に力をいれることが少なかったり、文学部の女子比率が高いがために、地元の企業に就職したり、安定した職を選ぶ人が多いからだと思います。文学部の男子達も、比較的のんびりしていて、私みたいに「就活大好きなやつ(自虐)」になることも少ないように思われます。
後輩達には見せかけの数値に騙されず、常に数値が存在する理由を追い求めて頂きたいものです。
四点目に【英語力は必要か】という点です。
これも非常に難しい点です。
実際私は、比較的英語力がある部類だと思いますし、難関企業に内定した同級生達には何かしらの形で海外経験があったり、英語が得意な場合があります。
ここでの私の結論は
「英語力はあったほうがいい。けれども必ず必要なわけでもない。」というのが答えです。
英語力は絶対に必要ではないが、武器にはなります。
実際に、英語力がなくても、難関企業に内定する人達は沢山います。もし興味があるのなら、留学にでも行ってみたらいいと思います。私みたいに留学できなかったコンプレックスの化け物が生まれる前に、、
もし留学に行くのなら、1ヶ月ではなく、半年以上行くのがオススメです。
さて、五点目に【指定校推薦でも大丈夫?】という点です。
結論から言うと、指定校推薦などのルートが不利に働くことはありません。私自身が見る中で、指定校推薦が理由で就活が不利になった人は見たことがありません。
しかしながら、実際には指定校推薦の人のほうが有名企業内定の確率が低いという肌感があります。これは単純に一般入試のほうが学力や論理的思考力が高かったり、キャリアを追い求める渇望心が高いからという理由を感じています。結局はその人自身のポテンシャルにかかっているということです。
指定校推薦を使えるなら、指定校推薦を使うべきです。でもその分一般入試組に負けないレベルの努力をする必要があります。
最後に
ここまで生意気に書いてきましたが、この文章は難関企業に内定したいという学生を想定しています。それだけが人生ではないですし、地元でのんびり暮らすのも良い人生でしょう。関西大学、ひいては関関同立学生の参考になれば幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?