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永住権と生活費

疲れた。そして思ったより心境の変化がなかった。もっと安堵感とかなんかあるかと思ってた。
もちろん永住権取れて良かったし、特に大きな問題なく、多分スムーズと言える方だったかもしれないし、でも……大変だった。長かった。取れてよかった。

2019年1月にロシアに移住して来て、
2019年3〜4月 日本一時帰国
2019年5〜10月 エストニア D-VISA
2019年11〜12月 日本一時帰国
2020年1月クォータ(アメリカのグリーンカードの抽選みたいなやつ)申請して、
2020年2月クォータのインタビューあって、
2020年3月クォータ結果ダメで、
予定通り日本一時帰国したらコロナでロシア戻れなくなって、
2020年12月ようやくロシア戻れて、
2021年3〜4月 日本一時帰国
2021年6月一時滞在許可TRP(РВП) 申請して、
2021年7〜9月 日本一時帰国
2021年11月TRP取れて、
2022年2月戦争始まって、
2022年5月〜10月 セルビア TRP
2024年2月滞在許可PRP (ВНЖ) 申請して、
2024年3月 日本一時帰国
2024年6月PRP取れた。

もし拒否されたら、15日以内に国外に出ないといけない。15日で一体何ができる?猫いるし。
受け取りに行ってロシア語できないから帰れとか言われてそれでダメになったらどうしようとか。過去の関連書類の細かい小さなミスとか差異とかハッキリ思い出して、それ突っ込まれたらどうしよう。とか。記憶力低下してるのにこんな時ばっかりよく働く私の脳みそ。元々の心配性がここぞとばかりに自己主張してきて、半端ないストレスだった。お陰でロシア語の勉強頑張れたけど、成果は別として。

居場所が欲しくて、永住権とる事を最優先にしてきた。フルートや料理やジム行きたかったけど、後回しにした。旅行したかったけど、ビザの日数調整や帰国やらで純然たるバケーションの旅行はしなかった。交友関係も広げなかった… 今となってはあまりにも友達いな過ぎて、しかもどう知り合ったらいいかわからなくなってる。

金融制裁のお陰で、給料は日本の銀行に振り込まれてて、こっちで使えない。前はシティバンクでおろせたけど、今はクレジットカード使えないし送金もできない。生活費は、去年の12月末まではパートで働いてたロシアの会社からのルーブル現金払いの給料で最小限の生活費は賄えてて、それ以外は日本からもって来てた貯金から使ってた。でもパートがなくなって、ルーブル収入途絶えて、貯金も底を着きそうで、どうしたものかと考えあぐねていたけど、結局、今の会社はアメリカの会社だけどロシア人が作った会社でロシア人多くて、エージェントはさんでロシアの銀行で受け取れることになった。今年に入ってから超節約生活してて、やっと普通になる。よかった。ロシアの生活費は大体5万円くらいあれば足りるかな。あくまでもオフィシャルなサンクトペテルブルクの平均収入が3万ルーブルで約5万円。

このアパート賃貸だと家賃は5万円くらい
管理費光熱費が6千円から1.4万円
(冬はセントラルヒーティングが高い。一般的なアパートだと光熱費半分くらい)
食費が2万円弱(外食入れて)くらい
雑費と猫費が7千円くらい
ロシア語が3月頃まで週2回で1.5万円くらいかかってたけど、先生変えて週1回にして、今は4千円くらい。大学生の可愛い新米先生だけど、文法は独学して、リーディングとスピーキングのための先生だから、ベテランじゃない人探した。ちょっと真剣に独学始めたら、色々辻褄があって面白くなった。発音とイントネーションは先生がいるともっと教えてもらえて、聞いてもらえて、いい。でも遠い道のりだなぁ。

移民局行った時も、窓口のおばさん(絶対私より若い)ピリピリ怒鳴りまくってたけど、もう何言ってるかさっぱりわからなかった。怒ってるのはよくわかったけど。
ちょっとでも話せるようになったら、少しでも何言ってるかわかるようになったらいいんだけどね。

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