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兼業キャリコン、キャリアコンサルタント面接試験のときの服装を振り返る

こんにちは。
兼業キャリアコンサルタントのはしもとゆきです。
昨日は第19回のキャリアコンサルタント筆記試験でしたね。
受験したみなさんお疲れさまでした!

次は面接の試験になるわけですが、みなさん何を着ていくのか悩んだり迷ったりしているのかしら。どうなんだろう。
【キャリアコンサルタント 試験 服装】とかで検索していると、いろいろなことが言われていて、私も受験当時ちょっと困ったことを思い出しました。
(ちなみに私はCC協議会第15回受験組です)
オフィスワークをしているかた、日常的にスーツを着ているかたはそんなに悩まないと思うんですけど、普段スーツを必要としていないかた、オフィスカジュアル的な服装が好きではない(似合わない)かた、学生さんなどは「どうしよう」って思うのではないでしょうか。私もそのひとりでした。

普段はフリーランスのライターとして、取材でいろいろな人にお会いする仕事をしているので、いつも通りな感じの初対面のかたにお会いする上で失礼のない程度の洋服で、自分らしく安心して振る舞える慣れた服装で行こうと思っていました。
でも一応……と、養成講座の同期女子のみなさんに「何着ていくの?」って聞いたら、みんなはしっかりしたオフィスで働いているかたばかりだったためか、普段仕事に着ていく服、とのこと。で、私は普段仕事のときにどんな服を着ていくのかと聞かれて、「いわゆるモード系と言われるような、真っ黒が多いかな。ジャケット着ているけど、左右や前後の長さが違うとかロングジャケットとか、そんな感じのものしか持ってない。あとワイドパンツかロングスカートにヒールがない革靴をあわせることが多い」って答えたら「えー!!」って。えっ? これじゃクセ強い?
服装で自分のキャラクターを見せることも仕事のひとつだという認識なので、基本的には個性的すぎない“好きな服”を着るようにしています。もちろん、失礼のないレベルで。
あとカラフルすぎると相手の気が散るだろうから色は抑えて、形が好きで、自分に似合う服。なので、いつもどおりの服装で行こうとしたら、周りから「安いところでシンプルなジャケット買ったら?」って。
そこでちょっと悩んでしまったわけです。
だって好きじゃない服を着ていったら、鏡やガラスに映る自分を見たときにテンション下がるじゃない? 自分がそこに立っていることに自信を持てる服装がいいと思うんだけどなぁ。うーん……。さすがに常識はずれとか派手とか奇抜と言われるほどのものを着るつもりはないけど。
好きじゃない服で人に会いたくないし、出かけたくないじゃないですかー!

で、検索をしてみると、スーツがいい派と失礼がないレベルならなんでもいい派がいるっぽい。さっき久しぶりに検索してみたら「スーツで行け!」まで断言しているかたもいて、そうなのかぁ……という気分です。
スーツなら間違いはないだろうけど、別にスーツじゃなくても大丈夫だったっぽいよ、というのが私の結論です。
面接試験の当日、私の服装はコム・デ・ギャルソンの黒い縮絨ポリのジャケット、リミフゥの黒いワイドパンツ、シャテルのフラットシューズだったと思います。多分。ブラウスは忘れた。結局普段の取材用仕事着。
ピアスはさすがに小さなものにしたけど、特に外さずに行ったような気がします(左右に3個ずつ開いてます)。
試験会場ではスーツのかたが多かったとはいえ、真っ赤なワンピースの女性、ふんわりナチュラル系ワンピースの女性、ハリスツイードっぽいジャケットにチノパンの男性なんかもいらっしゃいました。(その方々が受かったかどうかは知らないよ)
ひとまず私の服装レベルなら、問題なかったみたいです。受かったし。
検索で「おしゃれスーツはやめたほうがいい」って記事も見かけたけど、そうじゃなかったみたいですよ。という実体験による報告でした。
(講座同期のアドバイスを無視しちゃってごめんなさい、なのですが)

万が一落ちてしまったときに「あのときスーツじゃなかったから服装で落とされたんだ……」と思う場合もあるかもしれないし、不安要素は全部排除して向かいたいというかたもいると思います。
なのでスーツに慣れているならスーツ。もちろん。
でも無理してスーツを着なくても、中身がちゃんとしていれば落ちないっぽいですよ、っていう実体験でした。
私は本業であるライター業では、服装はひとつの鎧だと思って選んでいるので、自分らしさとか不安なく人と向き合えるかとか自信を持って似合っていると思えるかとか、場合によってはナメられないかとか、そんな視点を重視しているということもあるんだけど、人っていうほど他人の洋服を見ていないと思うんですよね。
あのとき面接の服装のことを考えていく過程で、ああ、こうして大学生の就活の服装が全員一緒になっていくんだな……と納得しました。
「もしかしたらアレのせいだったのかも」「先輩が受かった服装を真似ておけば安心」みたいな心理が働くってことですね。それがいつのまにか“ルール”であるかのように定着してしまうというか。

スーツで行った人が面接試験に受かったのは、スーツだったから受かったのではないと思うんですよ。で、スーツじゃなくて落ちた人は、失礼な服装じゃない限りはスーツじゃなかったから落ちたのではない、というか。
じゃぁ“失礼な服装”ってなんだ? って話になると思うんですが、自分のところに初めて訪問してきた人がこんな服装だったら不快だ、って感じるもの、かな。どうなんだろう。冠婚葬祭とかドレスコードがあるとか、それは当然常識として守るけれどね。それはまた別な話です。

もちろんキャリアコンサルタントとして仕事をする場合には、相手のかたを尊重するという意味でも状況に合わせた服装選びが必要になってくることはあると思います。
スーツの人には心を開かない、そういう場面もあるし。そのあたりは仕事をするようになってから、試行錯誤していくことなんだろうなぁ。
キャリコンじゃなくてライター業のときの取材でだけど、某企業のおえらいさんに「つまんないスーツのライターが来たら絶対話さないと決めてたけど、面白そうな人が来たからちゃんと話す」って言われたこともあるので、スーツって別に万能じゃないんですよね。服装選び難しい……。

そういえば、筆記試験のときだったけど、ロングヘアにきれいなピンクのインナーカラー入れてた女子が近くにいたの、結構心強かったな。あの子、受かっていたらいいなぁ。
もっといろんなタイプの人が、この資格に関心を持ったら面白いのに、なんて感じたことを思い出しました。

このあとの面接試験を受けるみなさん、落ち着いてがんばってくださいね! 慌てず、深呼吸が大事ですよ。
大事なのは服装じゃなくて中身だよー!

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