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【日々是好読】2024/03/02〜04 読書記録

3月に入っても、読書読書の日々。

今年に入って、気づいたら本を買いすぎていたので、少し買うこと自体は休憩して、せっせと読んでいこうかな。

花粉が辛いので冬籠りならぬ春籠りして、ずーっと読んでおきたいものです。


名前は存じていたのですが、もしかしたら著作は初めて読むかもです。

短編集第1話を読んだところ。

劇的な事件が起こるわけでもない、特別な登場人物がいるわけでもない、ただそこにあるのは、日常を切り取ったような、だけど少しだけ特別な一瞬。

そう!こういうの読みたかった!!

少しずつ読んでいます。

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ツレアイに教えてもらったマンガ。

歳をとったことを、無理のない範囲で前向きに捉えている姿がいい。

ちょっとした物事の捉え方や楽しみ方で、日常がエンターテイメントになるのです。

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話題作なのは知っていたけれど、なんとなく敬遠していました。

読んでみたら、意外にも納得だけではなく、共感する部分も多かったです。

いわゆるコスパ/タイパについての議論だけではなく、鑑賞者ではなく消費者であることの是非、その裏にあるストレス回避や自己肯定感の危うさなどが隠されていることなどが論じられている。
そして自分自身もそういった価値観で物事を取捨選択していることにも気づかされました。
もちろん価値観が色々あるので、ここに描かれていることもまた社会の中の一面であるとは思いつつ、ひとつの時代論として興味深い新書だったなと。

ファスト映画で情報得るのもいい。
でも何かしら琴線に触れたものについては、一度じっくり向き合ってみれたらいいなと、VHSの早送りの時代から知っている昭和生まれは思います。
ふと気づかないくらいに流れる音楽、端にいる役者の言葉のない演技、たっぷりと余韻を孕んだ風景、そういうものの仕掛けに気づく面白さとかもありますよ。

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中山七里さんの社会派ミステリ。

臓器移植と脳死。
医療ミステリー定番のテーマ。
中山七里さんらしい最後まで真実のわからない描き方にいつしか引き込まれました。

今、少しずつですが、中山七里さん全作品読破を目指してるのです。
多作な方なので大変です。

初めて読んだ『さよならドビュッシー』ではいまいちハマらなかったのですが、『護られなかった者たちへ』が、とても好みの小説だったことから、作者読みしている次第。
再読したら『さよならドビュッシー』もおもしろかったです。

中山七里さんの話は、登場人物がちょこちょことリンクするのが楽しいですね。

一応、出版順に読んでいるのですが、次は何を読もうかとわくわくします。

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今、CDで演奏聴きながら書いてます。

本当に本当に左手だけ!?
信じられないくらい多彩で重厚で、それでいて軽みの感じられる自由な音。

たしかこの本のwebレビューでどなたかが「スナフキンのような方」と評されてましたが、まさに言い得て妙ですね。

「行きたい!」という思いだけで、言葉が話せないのにフィンランド行ってしまうなんて、ムーミンたちに呼ばれたとしか思えない!
そしてそこで伴侶を得るなんて…もはや素敵なおとぎ話です。

失ったものを嘆くのではなく、新しいことに向き合うチャンスだと思う、その強さやしなやかさに、深く励まされました。

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そしてこちらも決してめげない強い人。

同じく脳血管障害で倒れられてからの復活。
ちょっと信じられないくらいなのですが、前著『復活への底力』のリハビリのお姿を見る限り本当なのだろうなと。

古典がこの力の礎になっているのだとしたら、読んでみなくては。
その力の秘密に少しでも近づきたいのです。

ちなみにこの本に限らず、最近、読書の中で『種の起源』がそこかしこで目に留まるのです。

読み時が来ているのかしら…。

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こういう先生に習いたかったなと思わせられる1冊。
もう歴史と化学一緒に一つの科目にしたらどうかな?
絶対面白いし、役に立つと思うんだけどなぁ。
今からでも教育課程変えませんか?

前著のこちらもおもしろかったです。
これを読んでた時に、現代史版も読みたいなぁと思ってたら出たので嬉しかったです。

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シリーズ第2弾!
真面目なような不真面目なような、知っておいた方がいいようなそうでないような。

不謹慎かもしれないけれど、爆笑してしまいます。

よし、これでもういつでも大丈夫!か?

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『牛乳さえあれば』の姉妹版。
ツレアイが牛乳でお腹が弱くなるのでこれは救世主ならぬ救世書かも!

と作ってみました。

米粉パンのハニートースト
ココットに入っているのが豆乳ホイップ

添加物オフにできるのがいいですね。
ちょっと思っていたよりゆるくなってしまったけれど、慣れたら作りやすいかも。

デコレーション出来るバージョンの方も作ってみたい!

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著者は本屋大賞の立ち上げに関わった方とか。

本が好きなのでもちろん書店も大好きなのですが、最近人が多いところが苦手で、日によっては本屋ですらしんどい時があります。
なので、最近は少し足が遠のきがち…。

そんな気持ちを忘れさせてくれるような本屋の魅力語り。

1番響いた言葉がこちら。

本を買ったからといって必ずしも読む必要はありません。基本買ったら終了、読むところがあったら儲けもの、くらいの気持ちで臨むと、いくらか気が楽になるのではないでしょうか。

よし!買うぞ!←だめだから


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そして好きな医療小説。

海堂尊さんでも知念実希人さんよりも、久坂部羊さんとか帚木蓬生さんとかが好きなんです。(あ、でも前者お2人の作品も好きですよ、念のため)

主にお風呂やトイレでちょこちょこ読みしてます。


この3日間で図書館も行ったし、予約していた本も届いた。

あとは読むだけだ!

最後までご覧下さり、ありがとうございました。 どうぞ素敵な読書生活を👋📚

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