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ステキコトバ

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本に溢れる素敵な言葉を引用して紹介していきます。
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2023年8月の記事一覧

岩田徹『「一万円選書」でつながる架け橋 北海道の小さな町の本屋・いわた書店』

岩田徹『「一万円選書」でつながる架け橋 北海道の小さな町の本屋・いわた書店』

一万円選書の岩田徹さん。

こんな気持ちで選んで貰える本達も、それを届けてもらえる人も幸せですね。

実は自分も数ヶ月前に当たったのです。

選書していただいた中にこちらが入っていました。

面白かったです!

一気読みでした。
好きな設定、雰囲気、展開と三拍子揃って、本当にカルテを読み込んで選んで下さったのだろうなと思うと、頭が下がります。

この場を借りて、改めて感謝を述べさせていただきます。

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小川洋子『心と響き合う読書案内』

小川洋子『心と響き合う読書案内』

FM番組「Melodious Library」の書籍化とのこと。

引用した言葉は、まさにこの“ステキコトバ”を書きたくなった動機そのままなのです。
素晴らしい作品や、面白い本があるのは、自分の手柄ではないのに、あたかも宝物を見つけたように見せびらかしたくなってしまう。

小川洋子さんといえばこちらの作品でしょうか。

第1回の本屋大賞作品なのですね。

博士と私と私の息子とが紡ぐ、静かで、優しく

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中山七里『殺戮の狂詩曲』

中山七里『殺戮の狂詩曲』

中山七里さんの御子柴弁護士シリーズ最新刊『殺戮の狂詩曲』。

ツレアイは表紙の字面に怯えておりました。

内容や感想についてはここではあまり触れませんが、今回も中山七里さんらしい仕掛けに満ちた一冊。

先に引用した言葉はこう続きます。

ボキャブラリー豊富な、小声で、少しずつ思いを伝えていける人になりたいものです。

なんとなくシリーズ化してきました【ステキコトバ】。
自分が響いた言葉紹介し、共有

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『東大生の本の「使い方」』

『東大生の本の「使い方」』

東大の生協書店の著者が見る東大生の読書事情が興味深い。

紹介した言葉は東大出身著名人のうち、ツレアイ推しのQuiz Knockの伊沢拓司さんのインタビューより。

そう!好きなら読めばいい!

後押ししてくれる言葉ですね。
(じゃあ、積んでばっかりいないで読め←自分の心の声)

最後までご覧下さり、ありがとうございました。 どうぞ素敵な読書生活を👋📚

加藤周一『読書術』

加藤周一『読書術』

これ、60年前に出た本なんです。
スマホやタブレットなんてない時代です。
今みたいになんでも即ポチ出来る時代じゃないんです。

でも読書に対する言葉は、なにひとつ古びていません。
読書というものの普遍性をまざまざと思い知るのです。

今回引用した言葉はたくさんの言葉の中のほんのひとつです。

しかるべき本かどうかはわかりませんが、私は自分の精神の健康のために、毎日本を読むのかもしれません。

2回

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平松洋子『買えない味2 はっとする味』

平松洋子『買えない味2 はっとする味』

平松洋子さんの言葉は、なぜこんなに沁みるのだろう。

ちょうど食べたかった味を出されるようなのだ。

胃腸が疲れた時のお粥とか、呑んだ後の〆ラーメンとか、癒されたい時のふわふわパンケーキとか。
そんなふうに心がしみじみ美味しさを味わえる。

おすすめです。

ふと始めてみました【ステキコトバ】。

元々読んだ本の中で響いた言葉を書き留めています。
それらを紹介してみたいと思います。

シリーズ化す

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