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骨格ウェーブさんとストレートさんに伝えたい。一つの理由でコンプレックスは生まれない。姿勢と歪み/骨格タイプ/遺伝子(体質)から考える部分痩せ


こんにちは!
美容整体をしていますyunaです。

私は7年前からこの仕事をしていますが、下半身が痩せずに悩んでいる骨格ウェーブさんと上半身が痩せずに悩んでいる骨格ストレートさんを多く見てきました。

自身の経験と、解剖学的見解、骨格タイプ、遺伝子検査結果を踏まえて骨格ウェーブタイプと骨格ストレートタイプがどうしてこんなにも体型に悩まされてしまうのか今日はお話ししていきます。

タイトルにある【コンプレックス】について。

自身のコンプレックスの話になるのですが、私は高校生の頃に自分で気づきましたがかなり下半身が太りやすい体質。とにかくお尻が大きい。足が太い。

当時高校生だったのでなんの知識もなくとりあえずダイエットをしてみました。

とりあえず体重を減らすしかないと思いBMIでいうと低体重のガリガリまで痩せてみたけど、あれ?おかしい。足は太いまま。

太ももの筋肉を鍛えれば大きい筋肉だから体重が落ちるよ!と言われて筋トレをしてみる。むしろもっと太くなる。

むくみなのか?と思いマッサージをする。サプリを飲む。せいぜいマシになるくらい。なにをしたってやっぱり足は太い。

悩みに悩み果てた結果、高校を卒業してすぐバイトして貯めたお金で何万も払ってエステに通ってみました。
回数を重ねれば少しくらいマシになるけど、うーんやっぱり足は太い…。

変わらないこともないけどマシでしかないのだ。

エステティシャンに老廃物が溜まってるから太いのだと言われたけど、どうして溜まるのかは教えてもらえず、どうして生きているだけで足が太い人と細い人がいるのか分からなかった。

その後美容師になり、長時間の立ちっぱなしにより今度はよりひどいむくみに悩まされる。
靴下の跡が次の日の朝まで残るほどの状態で、足が痛くて泣いたこともあるほど。

立ちっぱなしだから仕方ないと最初は思ったけど同期の子は足が細かった。
夕方になってもあまりむくんでいる様子もない。
同じ重力がかかっているのに?なんで?
自分とその子でものすごく体重差があるようにも思えなかったのでさらに不思議になる。

とにかくむくみで辛い日々が続いたので自分でマッサージしたりお店にも行ったりしたけどもはやマッサージをしてもむくみが取れないレベルまできていました。

そのあたりからだんだんと人体に興味が湧いてしまい美容整体サロンへ転職。

会社で教えてもらう知識だけでは物足りず解剖生理学を自分で一生懸命勉強した。
セミナーを受けたり、もっと専門的にやっている足裏専門の整体に実際に通ってみたり、論理的な考え方で解剖学に基づいて指導しているパーソナルトレーニングに通ってみたり、(女性サロン特有のふわふわした表現が嫌いなので論理的に説明してくれて納得のいくところを探した結果、森拓郎さん監修のリナートというジムを見つけ年単位で通った。かなり身体が変わったし勉強にもなった。)

自社でスタッフにも整体をしてもらい骨格を整え、そして納得いく数字まで体重を落とし、筋肉をつけ、インボディという体組成計で納得行く数字まで筋肉や脂肪の量、上半身と下半身のバランスを整えた。(数字上)

ちなみに勉強して実践し、気づいたことは、これまで明らかな水分不足だったことと食事内容が悪かったこと。
コンビニ食(栄養がなく添加物が多い)、塩分、糖質と脂質の過多
水は飲まない、コーヒーで目を覚ます。仕事がはじまってからは夕方までトイレに行かない。(正しくは行けなかったんだけど)

そもそもの食事の悪さから老廃物が発生しやすい状態である上に、老廃物のほとんどは尿と便で出るのにトイレに行かない生活をしていたなんて…

あのときのエステティシャンは教えてくれなかったけど老廃物がたまるのは当たり前だった。

そりゃあマッサージをしたところで老廃物が身体をのんびり循環するだけで排泄しなければ再吸収。解毒も排泄も追いつかない。


それから姿勢と歪み(骨盤後傾、反張膝、浮指、膝下O脚)がかなり酷かったことと、歩き方が悪かったことが分かり、期間としては数年がかりだったけどこれも治した。

そしてここまでやって気づいたこと…
かなりマシになった!!!!!!!

がしかし、やっぱり足は太い…。(もはや呪い?)

そして数年前、

骨格タイプ診断が流行る。

誰がどうみても私は骨格ウェーブだった。

あーだから足が太いんだー。
と一瞬は思ったけど、私はこんなところで納得がいくほど頭が柔らかくないし素直じゃないのでなんで骨格の問題なのに(骨盤周りが広いとかはまあ分かる)、その周りの脂肪にも影響してウェーブだと足太くなるの?と疑問に思う。


じゃあもう遺伝子的に太りやすいのかも!と思って遺伝子検査をしてみる。
衝撃の結果がでる。

微塵も納得いかなかった自身の診断結果。

お腹につきやすく、下半身につきにくい…だと…!?!?!?!?!!!?!?

破り捨てようかと思った

のをグッッッッとこらえて考える。
なんでなんだろう………

そしてようやく気づいてしまう。

!!!!!!!!!

脂肪がつく面積の問題だーーーーー!!!!!!!!!

骨格ウェーブの中でも個体差があると思うんだけど私はかなり脚が短い!!!!!!!

極端になるけど分かりやすいよう絵にしてみた。

コンプレックスを抱える骨格ストレートタイプと骨格ウェーブタイプの方は、うわ、私この体型…と思い当たる人も多いのではないだろうか。

ウェーブに関しては、肩幅と胴体が狭いからそれに対してまず骨盤が広いのでかなりお尻が大きく見える。
同じ理論で足も太く見える。

そして脂肪が付く面積(体積?)の問題で脂肪の量自体は多くなくても割合的に足が太く見える。

やっっっと納得がいった。

そしてもし私が遺伝子的に下半身につきやすいタイプだったら今以上に悩まされていたのかもしれない。

そしてここで気づく。
骨格ストレートの人がお腹や腰にお肉が付いたり胴体の厚みが嫌で悩むの、同じ理論では!!?!?!?!!!?!?

肋骨の厚みや、胴体が短い(腰の位置が高い)ので同じ量の脂肪があったところでお腹に多く付いて見えてしまうのだと思う。

決してお腹に付きやすい訳ではないのではないだろうか。
お腹に付いて見えるのだ。

隣の芝は青く見えるものなのでウェーブからみたストレートは脚が長くて細くてうらやましい。
ストレートから見たウェーブは華奢でウエストくびれててうらやましい。
どっちもの良いところを取れたら1番いいのに…!(たまに骨格ミックスタイプみたいな人もいるよね!)


そしてもう一つ問題があることに気づく。

それは腸腰筋(主に大腰筋)の長さ
話が長すぎたけど今回1番注目したかったのは腸腰筋の長さ問題。

腸腰筋は短い状態だと骨盤が前傾し、長い状態だと骨盤が後傾する。

これは日々の生活習慣、不良姿勢の継続から腸腰筋が短い状態になったり長い状態になるが、生まれ持ったの骨格の問題でもそもそも短い・長いがあるのでは無いだろうか。

腸腰筋のうちの一つ、大腰筋は腰椎から股関節の付け根にかけてついている。
ということは胴体が短く、足が長い骨格ストレートタイプは腸腰筋が短く、逆に胴体が長く、脚が短い骨格ウェーブタイプは腸腰筋が長いのではないだろうか?


そしてここからは経験と主観の話になるが、今まで毎日何人もの女性の体を診て施術してきたので、骨格タイプの診断は資格がないのでできないけれど、だいたい分かる。

たくさんの人数を見てきてるからこそ比較的、腰位置が高いな、手足が長いな、肩幅が広いな、骨盤が広いななどという判断はつく。

何が言いたいかというと例外ももちろんあるが、骨格ストレートタイプには骨盤前傾タイプが多く、骨格ウェーブタイプには骨盤後傾タイプ(スウェイバック姿勢)がかなり多かった!

(普段の生活習慣での影響もあるので絶対では無いが、かなりその傾向にあると思う!)

骨盤後傾タイプは1番前ももに負担がかかる姿勢なので不必要な筋肉、脂肪、むくみにより脚がより太くなるが自分も含め骨格ウェーブタイプはこの姿勢をしていることが多い。

逆に骨格ストレートタイプはもともと肋骨に厚みがあるのに骨盤前傾+反り腰=肋骨がパカーンと開いた状態で上半身を前に突き出して立つのでもっと肋骨周りが分厚く見える。

つまりは、コンプレックスをより強調した姿勢、歪み方をしている傾向にある。
なぜそうなるかというと

構造上その姿勢が1番楽だから。


余談ですが欧米人は日本人の1.5〜2倍、黒人は3倍ほど腸腰筋が太い。

前方に向かう力が強いので瞬発力を必要とする競技が得意であり、短距離などは特に強い。

そういえば私の身の周りの幼少期から短距離が速かった友達はみんな骨格ストレート…!
もちろん例外もあるけど骨格ストレートタイプ、脚速い人多くないですか?

これはあくまで私の考察なので適当に流してください。笑


話は戻り骨盤前傾・後傾について。

やはり骨格ストレートだろうと骨格ウェーブだろうと悪い姿勢はそれぞれのコンプレックスを強調した状態になるので気になるのであれば直すべき問題である。

そして悪い姿勢は肩のハリ(首が短くなる)、ぽっこりお腹、二重顎にも影響してくるので気になる部分や悩みも増えてくる。

日々の長時間のデスクワークや正しい歩き方ができない靴などによって影響してくる部分も大きいため(骨盤よりも上の問題と、骨盤よりも下の問題による影響)、その部分を一旦無視する形にはなるが、骨盤の前傾・後傾を直すにはやはり腸腰筋がかなり重要なカギになってくるのでは!?というところに辿り着く。

骨格タイプや遺伝子の問題は、ある程度自分の個性として受け入れて愛してあげる必要もあり、それを踏まえた上で自分の傾向を知り、柔軟に対処していけば自分史上最高に、健康的で不調なく綺麗な姿でいられるのではないだろうか。

遺伝子検査でこうだからこうなるんだ!
姿勢がこうだからこうなるんだ!
骨格タイプがこうだからこうなるんだ!

…そんなものは一つの側面からしか捉えてられていないので囚われてはいけない。
かつての私がそうだったように食事の内容や生活習慣も関係し、複数の原因が存在する。

そして今でも自身の体型を見た時に脚が太いなぁと思ってしまうが、実際は、上半身に対してそう見えるだけなんだと思う。

ある程度は仕方ないと割り切れるようになったし、より太くならないように私の場合は骨盤が後傾しないように努めていきたい!


食生活、姿勢、歪みを改善した
私の脚のビフォーアフター。(2016→2022)
いまだに短さに関してはヒールで誤魔化す!



…ここまで読んでくれたコンプレックスを抱えた身体オタクなあなたは、どうしてここばっかり太るんだろう…という疑問のヒントが見えたのではないでしょうか!

友人に協力してもらって分かりやすい例を作りました。


今日はここまでで、次回骨盤前傾タイプと後傾タイプにおすすめのストレッチ・トレーニングを紹介したいと思います。

骨格ナチュラルさん、全スルーで申し訳ありません!笑

読んでくださってありがとうございました!

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