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【徹底論争】週刊少年ジャンプ VS 週刊ヤングマガジン、本当に優れている漫画雑誌はどっちだ!?
はじめに
月曜日発売の漫画雑誌といえば?
今の時代ほぼほぼの人が「週刊少年ジャンプ」と答えるでしょう。ジャンプ人気ですからね。しょうがない。
しかし私はここで「週刊ヤングマガジン」と答えたい。私はWJもヤンマガも毎週読んでいますが、毎週「ヤンマガのほうが面白くないか?」と思っている。
ということで今月のnoteでは、実際に今のジャンプとヤンマガ、どちらが優れているのか、両雑誌を購読中の筆者が極めて客観的かつ主観的かつガバガバに比較検討していきます。
本題
過去の作品等を含めたらとんでもない量になるので基本的に現在のWJとYMの比較となる。
データ比較
簡単なデータについてまとめたのが以下の表になる。
![](https://assets.st-note.com/img/1690718090273-iFUZZKdyfH.png?width=800)
まずは創刊年。これは少年誌ということもありジャンプに軍配が上がる。今年は55周年、歴史ある雑誌だ。
読者対象はジャンプが少年、ヤンマガが青年男性となる。少子高齢化の進む現代日本の状況を考えれば、これはヤンマガの方がより広範囲に向けられた優れた雑誌だと言えるだろう。
続いて発行部数では流石のギネス記録持ち、ジャンプの発行部数は圧倒的だ。ヤンマガも青年誌の中ではビッコミオリジナル、ヤンジャンに次いでの発行部数で決して少なくはないが、ここは圧倒的にジャンプの勝利である。
定価は少年向けであるジャンプに軍配が。ページ数は似たようなものなのでヤンマガは割高であると言える。
連載中作品数ではヤンマガの勝利。隔週連載や休載が多い点も考慮するべきかとは思うが、ジャンプも最近人気作の休載が目立つのでここはお互い様だろう。休載中作品数は多いほうがダメな気はするが、これからの楽しみが多いということで多いほう、ヤンマガの方が良いことにさせていただく。
そして最後はグラビアとエロ。圧倒的にヤンマガである。漫画雑誌なのにグラビアも見れるなんて一石二鳥どころではない。青年誌ということで漫画の表現の幅が広がっている点もgood。
総合的に見れば、データではヤンマガの完全勝利ということになるだろう。世間で売れているものが良いもの、というわけではないことを教えてくれる良い雑誌である。
連載作品比較
ここからは連載中作品について、雑誌でのポジションが近い作品同士で比較を行っていく。対象号はどちらも現時点の最新の2023年34号とし、カッコ内は休載作品となる。ポジションについて、ジャンプはほぼ掲載平均順、ヤンマガは筆者の独断と偏見による。
1.看板作品
ジャンプ
→ONE PIECE
ヤンマガ
→(カイジ)
今週からワンピースが連載再開。カイジは来月くらいまで休載中のためこれはジャンプにポイントが入るだろう。和ノ国後のワンピ面白いし、おばちゃんと羊羹食ってるだけの今のカイジでは連載していてもワンピに軍配が上がるように思える。
2.準看板作品
ジャンプ
→SAKAMOTO DAYS、アオのハコ、僕のヒーローアカデミア、(呪術廻戦)
ヤンマガ
→サタノファニ、パラレルパラダイス、彼岸島 48日後…
ヤンマガ伝統の三本柱 VS ジャンプエースたち。私情を挟むなら彼岸島の存在でヤンマガを推したいが、サタノファニが来週からweb移籍、昨今の呪術などの絶大な人気を考えればジャンプに軍配が上がるだろう。
3.中堅作品
ジャンプ
→ウィッチウォッチ、僕とロボコ、夜桜さんちの大作戦、アンデッドアンラック、あかね噺、逃げ上手の若君、ブラッククローバー
ヤンマガ
→税金で買った本、1日外出録ハンチョウ、月曜日のたわわ、満州アヘンスクワッド、MFゴースト、何度、時を繰り返しても本能寺が燃えるんじゃが⁉、虎鶫、みなみけ、(マイホームヒーロー)、(アンダーニンジャ)、(ケンシロウによろしく)、(パリピ孔明)
ジャンプはまあ中堅だよなというラインナップ。ヤンマガはエロから本格SFまで幅広く網羅。連載作品数の多さからも層の厚さが感じ取れる。ここはヤンマガに軍配が上がるだろう。
4.準新連載作品
ジャンプ
→暗号学園のいろは、一ノ瀬家の大罪、人造人間100
ヤンマガ
→LILI-MEN、ザ・ヒステリックトリガー、私のアリカ、サツドウ
どちらもあまりパっとしないラインナップ。強いて言うならいろはとアリカが抜けているが、大差があるようには感じない。ここは引き分けとさせていただく。
5.新連載作品
ジャンプ
→キルアオ、アイスヘッドギル、アスミカケル、鵺の陰陽師、テンマクキネマ、ドリトライ
ヤンマガ
→みょーちゃん先生はかく語りき、神殺-かみそぎ-、ドラQ、聖くんは清く生きたい、ヤニねこ、だれでも抱けるキミが好き、ゴールデンドロップ、王の病室、シキュウジ -高校球児に明日はない-、キョンシー怪譚BLOOD
ジャンプ、鵺しかない。ヤンマガは新連載当たりが多くてホクホク。ヤンマガに軍配が上がるだろう。
6.長期休載作品
ジャンプ
→ルリドラゴン
ヤンマガ
→喧嘩稼業、GTO パラダイス・ロスト、なんでここに先生が!?、雨と君と
まあヤンマガでしょう。喧嘩稼業はいつ再開するのかという話ではありますが。
総合的に見れば、連載中作品ではわずかながらヤンマガの勝利と言えるだろう。看板作品の不在が痛いところではあるが、中堅層の厚さは雑誌全体に大きく影響する。
まとめ
データ・連載作品ともに比較してみたが、これはもうヤンマガの完全勝利と言っても過言ではないのではないだろうか。これを機に月曜日はジャンプしか読んでないというそこのあなたもヤングマガジンを一度購入してみることを薦める。
おわりに
とまあここまで冗談半分でジャンプとヤンマガの雑誌比較をしてきた。でもこうして比べるとやっぱりジャンプって売上ほど抜きん出た面白さはないんじゃない?ていうのが真面目な結論となる。みんなが読んでるジャンプだけじゃなくて他の雑誌にも興味を持つようなきっかけになれば良いと思う。同じ月曜はスピリッツとかも面白いしね。
でもジャンプはアプリのジャンプラとかも層厚いしレベル高いのが多いのは確かだと思います。ヤンマガwebは使いにくすぎる。使うけど。
本当は今月は夏アニメの序盤の話をする予定だったのですが、大学が想像以上に忙しくまだ見切れていない作品が多いのでやめました。来月というかある程度確認が終わり次第夏アニメの話もしていきたい。
というわけで終わりです。お疲れさまでした。
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