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【レビュー】AVEDIOの新型エアロロード「CHARIS-R」

こんにちは。
先々月にご縁があって日本のロードバイクブランドである「AVEDIO」にサポート頂けることになり、今年から展開され始めた新型のエアロロードである「CHARIS-R」をお借りして使わせていただくことになりました。


お借りしてから既に2000km以上乗りましたので、今回は「AVEDIO」とはどんなブランドか紹介しながら、このバイクについて書いていきます。


・AVEDIOとは

AVEDIOは2008年に愛知で誕生した日本のブランドで、エヴァディオ(AVEDIO)とはイタリア語のAVE(歓迎・敬意)とDIO(神)を組み合わせた造語となり「神の祈り」という意味をもち、レースにおける勝利へのこだわり、喜び、感動を、自転車を通じて多くの人に伝えたいという気持ちがブランドネームに込められています。
バイクはカーボンだけでなくチタンやアルミなど幅広くカバーし、一部を除くほとんどのバイクはカラーオーダーが可能で塗装にかなりこだわっておりその独創性から定評があるとのことです。

チタンディスクロードのPegasus。
ワイヤー類がほぼフル内装なのが特徴的。

そしてバイクだけでなくアクセサリも数多く展開しており、ほとんどがOEM製造であるものの、どの製品も使いやすくするための一工夫が施していてカラーバリエーションが豊富なのが特徴的です。またAVEDIOは2022年から元の株式会社AVEDIOから株式会社トップに事業が継承されて、現在では株式会社トップが製品開発や販売などを行っています。


・CHARIS‐Rの主なスペック


フレームセット定価:298,000円(税別)
サイズ:XXS(400)、XS(450)、S(470)、M(490)、L(510)、XL(受注生産)
フレーム:TORAY T800&T1000
Fフォーク:TORAY T800&T1000
BBシェル幅:86.5mm(BB386)
セット内容:AVEDIOオリジナルカーボン一体型ハンドル、CHARIS R専用シートピラー、専用ヘッドセット、スルーアクスル。

・主な特徴

メーカーのスペック情報によれば
・「CHARIS R」のフレームはDi2専用のエアロロードフレーム
・ハンドルやシートポストなど専用設計で作られたエアロカーボン一体型ハンドルを採用により、ほぼ全てのケーブルを内蔵できている。
・エアロダイナミクス効果に加え、カーボン素材T800&T1000の組み合わせと、形状を異形にする事で軽量かつ剛性と振動吸収性の良いフレームに仕上げている。
・サイズの展開が多く小柄なライダーから高身長のライダーまで体に適したサイズを選択する事ができる。

・バイクの全貌

お借りしたバイクのカラーリングは赤と黒を基調にしたカラーリングで、まるで旧ソ連や東ドイツで走っていた蒸気機関車のような重厚感が出てます。

ハンドルステム一体型のカーボンハンドルを専用設計してアッセンブル。ケーブルの完全内装化によりすっきりとした見た目で、空気抵抗軽減につながってますね。

アヴァンギャルドなテイストのブランドロゴが特徴的。


ダウンチューブは空気抵抗を軽減し横風にも強いカムテール形状を採用した。ボトル周辺の空気抵抗を軽減するために台座付近はシェイプされているのが特徴的です。


・乗り味

まず乗り味は低重心でしなやかなバネ感があり、ガツンと踏んで進むというよりは少しのしなりを利用しながら進むと感じです。

専用設計のハンドルと、ストレートなフォークとの一体感を強く感じ、フロントフォークやダウンチューブの剛性が高いためか、高速でコーナリングをする際によれたりしてしまうことがあまりなく、しっかりと地面に食いついてくれるので安定感があります。

ハンドルには女神のマーク

フロントやダウンチューブ、BB周りは剛性が高く硬い物のシートステーやシートチューブが程よく柔らかく地面からの衝撃をダイレクトに拾わず吸収してくれるので、長距離を走っても乗り心地がいい印象です。重量は若干ありましたが、振動吸収性と直進安定性が優れていて乗り心地の良いエアロロードバイクという印象です。

・最後に

いかがだったでしょうか。
既に日々の練習やライドに投入してバイクの凄さや良さを実感していますが、このバイクの性能を最大限発揮できるのはレースという舞台なので、年明けの4月からの開幕戦でどんな走りをしてくれるか、私としてはとても気になっております。
乗らせて頂いている分担、レースや日々のライドで沢山乗り、新しく生まれ変わったAVEDIOの魅力を少しでも知ってもらえるように頑張りたいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。








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