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未経験がざっくり説明するwebマーケティング〜マーケティングってなに編〜

初回はストレッチ的に「そもそもマーケティング とは何か、何をするのか」を中心に説明していきたいと思います。


①そもそもマーケティングって?(まずそこから)

マーケティングとは:企業及び他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客の相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的な活動である。
出展:「マーケティングの定義−日本マーケティング協会の概要」

日本マーケティング協会にはこう書いてありますが、業界や職種によって定義や理解が異なります。でも大枠はこれです。
ポイントは市場を創造する事です。


②マーケティングの種類

今wiki見て、種類が豊富すぎて目眩がしてきました。
「総合的な活動」と定義している以上、商品開発も販売戦略を立てるのもマーケティングの一環です。インフルエンサーやSNSマーケ、昔話題になったステマも全部マーケティング と言えばマーケティング 。
マーケティング がゲシュタルト崩壊して来そうです。個人的にマーケティング の歴史を見ていくのが分かりやすかったので、参照していきます。

⑴大量生産大量消費の時代は広い範囲に「マス・マーケティング 」で商品やサービスのブランド価値をアピール 

⑵高度経済成長期後は消費者のニーズが細かくなり、そこに対応していくために「ダイレクト・マーケティング 」で顧客と直接繋がりリピーターを作る方へシフト。

⑶インターネットとIT技術の発展に伴い、消費者にはよりダイレクトにアピールを、大量のデータから数値的に費用対効果を検証して行こうという流れでwebマーケティング が発達。ECでの通販やレビューサイトの口コミは誰もが利用する時代に。

⑷そしてスマホとSNSにより消費行動が変化。バズやインフルエンサーなどSNSによる口コミが消費に大きな影響を与える時代に。SNSマーケティング が生まれて、企業が顧客とSNSを通じてコミュニケーションを取ったり、インフルエンサーに販売促進をしてもらうインフルエンサーマーケティングが生まれたり…(逆説的に言うと広告らしい広告が効果を発揮しにくい、とも言えるのかも)

種類豊富なこと、時代によって様々な手法が生み出され変化していったのが分りました。


《参考サイト》


③じゃあマーケティング の活動って何をするの?

大枠の流れは「市場を調査→商品・サービスの認知のため広告や宣伝活動を行い→その効果を検証する」です。この流れを具体的に進めていくために、「マーケティング ・プロセス」という流れに沿って活動していきます。

⑴市場調査(市場分析)・環境分析:消費者のニーズや商品の市場での競合環境を調べて整理

⑵セグメンテーション:調べた市場や顧客の性質を細かく分類

⑶ターゲティング:分類した市場や顧客の「誰、どこ」に売るか決める

⑷ポジショニング:市場や顧客に「何を価値としてアピールするか」を決める

⑸マーケティングミックス:戦略を実際の行動に落とし込むための手法の組み合わせ(製品作って、価格決めて、宣伝して、どこでどのように、誰によって売るか)

⑹マーケティング戦略の実施:実際にやって効果や検証する。目的に到達していない場合は、どの段階に問題があるのかを洗い出し改善する。

④今回のおさらい

1、マーケティングとは「売れる・売れ続ける仕組み作り」       私も勘違いしていましたが売れるように企業や商品・サービスのブランド価値を高めるPR活動はブランディングであり、マーケティングの活動の一部です。

2、マーケティング の種類「時代と共に変化し多数の種類がある」    目的によって効果的な方法や手段を選んでいくのが最適だと考えています。特にwebマーケティング では効果が数値として可視化できるメリットがある事、スマホとSNSの発達で新しいマーケティング の手法が生まれた事がポイント。

3、マーケティング活動とは「戦略を設計して実行する」    
例えば「新しい商品を売って実績を建てる」が目標なら、そこへ到達するためのプロセスを考えて実行する、そのためにSNSを使う等、具体的なマーケティングの手法を取り入れる、目標に到達しないなら課題を見つけて改善していく。成功したなら、どうして成功したかも分析していく事。


こうでしょうか?ただ読むよりは、自分で書いた方が整理できた気がします。かなり体系的なまとめなので細かい話は意図的に飛ばしました。実践向けな資料を頂いたので、次回からは下記のガイドを使って説明していきます。



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