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家族が好きすぎる末娘の話(パパを除く)

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もう難しいこと考えたくない。ネームで苦しかった10日間を超えてそう思ったので、Wちゃん中心の漫画絵日記を描きました。

我が家の最後の幼児の手を、私は綺麗に離す心の準備を始めています。まるで恋をされているような特別な時間は、子供が育つための愛着の魔法だったと知っています。

これまで「子供がなんとなくママの方を好きなのは、育児に関わる時間がパパの方が少ないからなんじゃないか」と漠然と思っていました。

でも我が家の育児フルコミットの夫を見ていると、そうとも言えないとわかります。甘い祖父母やのほほんとしている私の代わりに、ガツンと叱る役目を担ってくれたのは夫で、憎まれ役を買い、子供が甘える時と甘えられない時のメリハリを作ってくれてた夫は言います。

「君はずるい。ママって普通、子供の【好き】のアドバンテージが無条件にあって、その上で怒ったりするから、子供は【ママは怖いけど好き】となる。でも君は普通のママほど怒りもしない。普通のママの厳しい一面を担っている俺は、パパである上におこりんぼうとしてダブルで嫌われる」

ごめん。マジごめん。ホントごめん。

でも「パパ大嫌い」を真正面から言い放つ子供達が、最終的に尊敬するのはママじゃなくてパパだということに今から確信があります。

感情で怒らず、怒る基準が明確で、デコピンは痛いけど抱っこもおんぶもしてくれるパパに、そのうち【好き】の点でもかなわなくなるのだろうと思うのです。

私が夫を尊敬していることを、絶え間なく子供達にも伝えていきます。


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