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首を長くすることなどできないと思っていました


こわい。

「首が長い」というのは持って生まれたもののようでもあるのだけど、「作れる」と思うとそれは生き様になってきます。

私がポカーンとテレビを見て「首が長くてシュッとしてるなあ」と思う誰かも、もとはそうじゃなかったかもしれない。

いつも鏡を見てチェックして、骨と筋肉を意識して、なんなら内臓までもコントロールして、望む姿であろうとする毎日が凛とした首すじを作っているのかもしれない。

近所でバレエを始めた小さな女の子や、社交ダンスを始めた知り合いの姿勢。

首の伸び方がリアルにみるみる変わるのを見ていると、「生まれつき」なんて思うのがいかに人間の可能性を甘く見ている考え方かと思わされます。

心がけで憧れに近づくことを、「磨く」というのならば、
磨かれた人も、磨いている最中の人も、「生まれつき」なんて言われたくない。

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