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58歳のオジが、リュック1つで初🔰1人海外旅行へ行く件。ハノイ編 7 孤独のグルメ編‼

5月1日 午後12時20分 ハノイ空港へ到着した。途中、中国大陸の上空を、フライトしている時間は、ビックリする位、快晴で、ずーと、外の景色を、見ていたんだ。

すると、ベトナム国境当たりから、眼下には、かなり分厚い雲が、広がり出したんだ。
今日、ハノイの、天気予報は、晴/曇 。

暫くすると、キャプテンの機内アナウンスが、着陸準備に入る事を、雑音だらけの、スピーカから告げ、シートベルトサインが点灯した。

そして、その、分厚い曇に、沈み込む様に、僕等を乗せた機体が、高度を下げる、

雲の中は、一瞬だった。 雲の、直ぐ下には、薄っすい曇が、所々には有るけども、
下の景色は、良く見える。見えるぞ。

へー、天気予報通りだなと、思いながら、僕は再び、外の景色に目を引かれる。

屋根が、赤いね、どちらかというと鮮やかな赤だ、この赤いのは、瓦、だね。キレイだ。

大きな旋回も無く、真直に滑走路へ降りてゆく、やや機種を上げた姿勢で滑らかに、着陸していく、エンジンリバースも、少し穏やかに感じる。 滑走路が長いのかな?

ずっと窓の外を、見ている。
オジサンでも、子供みたいに見ている。

駐機場には、ベトナムエアーと、バンブーさんしか、止まってないな。しかも人が乗り降りしている雰囲気は、全く無いぞ。

昼前後は、フライト数が少ない時間帯だけど、それにしても少ないね。いいぞ!

と、いう事は、つまり、出国審査を早く抜けられるんじゃないかな?と、いう期待が、膨らむ。

ドアが、開く音がする。

さぁ、降りよう! 着いたぜ、初のベトナム!だ!

僕の隣2席は、日本人のカップルだった。
大学生位かな、適度に、ベタベタしながら、楽しそうだったな。

時折、窓の外を見てたから、僕は背筋を更に伸ばして、窓の面積を、占領しない様にした

約5時間のフライト時間、座席の狭さは、全然問題無かった。しかもリクライニングは、使わなかった。

ボーディングブリッジへ、一歩踏み出すと、
あぁー涼しい、冷房めっちゃ効いてる!

ロビーの動く歩道を急ぐ、窓からは、滑走路へ着陸する飛行機が、見えた。

近くのボーディングブリッジには、着陸したばかりの一機が、こちらへ近付いて来ているから、この後は、2機合わせて、更に合計400人近くが、入国審査場へやって来る事になるぞ、僕達の便と、合わせると約600人が、イミグレーションへ向う事に、なる!

足早に5分も歩くと、見えた!入国審査イミグレーション場が、見えたぞ! よーし! 
予想通り、ガラガラだよ!

一家族の後ろ、2番目に並ぶと、その5人の家族連れ、インドの人っぽいかな、イミグレのオジサンが、パスポート見て、なんやら追い返した。ここじゃない、ダメだって、感じで追い返した。

勿論ベトナム語だから、何言ってんのかは、その、家族も解らん?感じで戸惑っていた様子だった。

で、直ぐにイミグレのオジサンがさ、俺のオデコを、突き刺す様な勢いで、俺の顔を指差して、こっち来いと、手招きする。

やや、緊張気味にカウンターへ向う。パスポート出す。ハンコ押してくれる。パスポート戻る。10秒かな。

うっひょ~ イミグレ通過新記録!
まさに、秒で、通過した。
ホットシートの前から5列目を、購入した事は良かった。

この場所は、2階みたいだね、直ぐにエスカレーターで、1階へ、降りていくと、
コンパクトな、ターミナルみたいで、窓の外には、タクシー乗り場や、バス乗り場が見えるぞ。と、その時、正にその時、

表示電光掲示板に、86という数字を表示した、ハノイ市内行きのエアポートバスが入って来るのが、見えた。しかも、どう見ても、運転手以外誰も乗って居ない。

これは、あのバスに乗るしか無いじゃないか‼ というのも、空港からハノイ市内への移動手段は、バスかタクシーか、まだ決めて無かった、到着した時の感じで、決めようと思っていたんだ。

86 番エアポートバスの、始発はハノイ空港国内線ターミナルだったはずだ、次に国際線ターミナルで、乗客を乗せてからハノイ市内へ向かうバスなんだ、だから国際線ターミナルから乗りこむ場合は、座れない場合が有るという情報が、沢山有ったので、当日の状況を見て、何に乗って移動するかを、決めようと思っていた。

ところが、目の前には誰も乗って居ない、エアポートバスが、バス停にとまったんだ。

よーし、急いでトイレを済ませ、薄いウィンドブレーカーと、長袖Tシャツを脱ぎ、半袖Tシャツに着替えてから、両替え所へ向う。

2万円を、ベトナムドンへ両替した。
えーと、サンビャク何十万ドン??だ。
レシートも無いし、よく覚えて無いけどさ、
冷静に、計算しても大きく誤差は、無いからよ! マイペンライ! タイ語だわ。

この札束を、今回の旅用に無印で、購入しておいた、余った生地で作った、なんでも入る、ポーチセットの一つに押し込んだ。

このポーチ袋は、大きさも財布として重宝したよ、機能した!ファスナー付きなんだ。
そうだ、確かこれ、made in ベトナムだった事を思い出したけど、え、待てよ?

さっき脱いた、パタゴニアのフーディとかいうウィンドブレーカーと、ユニクロの長Tと、プーマの八分丈薄いパンツと、多分、今、背中に背負っている、CABIN ZEROもベトナム産じゃんかよ!

俺の身体以外、ただいま~ベトナム! 
縫製大国、ベトナム!有難う!

ターミナルから、外へ出た、ベトナムの空気をやっと吸った! え、涼しいがな!
マジカ、涼しいぞ! 半袖で丁度良いがな。

何の迷いも無く、86番バスに乗り込んだよ、
窓側の席ゲト! あ! ウェットティッシュを出す、窓をフキフキ、ドライティッシュで更にフキフキ仕上げる、窓キレイ!

うっひょ~、俺、上機嫌になる。
ベトナムでは、窓フキフキ作業は、マストらしいね。

発車したバスは、次に国内線ターミナルで停車したんだ、そして丁度、椅子に座れるだけの人数がのって、発車したんだ、何故国際線ターミナルが、始発だったのかは、まだ謎です。

変更されたの?始発場所?

このバスの終着は、ハノイ駅だね、今回泊まるホテルは、ハノイ駅から徒歩15分程度なんで問題無いよ、だから僕のハノイ市内での記念すべき、最初の一歩は、ハノイ駅バス停を降りた所に決めました。

ここから、1時間ほどかかる。

バスの車窓から見る初めてのベトナム!
車、バイク、バス、トラック、道、人々、
ガタガタの道。

何か懐かしい感じだ、幼少の頃かな、沢山の人々と、喧騒と、埃っぽい街に、建物。

危なそうな感じや、危険な匂いはしない。
平和な田舎町って感じだな。

これまで1番の危険さを、車窓からても感じたのはマニラ市だなと思い返す。
あの喧騒感と、人混みは、危険な雰囲気を盛り上げていたな。

しかも、夜のコンビニ入口内に、実弾を装備した拳銃を腰のホルスターに吊り下げてる警備員が居たのには少しビビッタ。

数年前の話しだよ。

バスは、停車する度に誰かが降りる、乗り込んで来る人は居ない、エアポートバスたからね、そして停車バス停の手前で運転手が叫ぶ! 次は何とかバス停って!叫ぶ!

マイク? 無い! 放送設備? 無い!
叫ぶんだよ!でかい声で、しかも楽しそうに叫ぶ、さらに笑ってるから、俺もニヤケル。

なんだコラャ?楽し。

ハノイ駅バス停に到着! さすがに少し暑いな、駅前に、止められたバイクが多い!ちゃんとしたバイク用の、駐車場だよ、管理人も居てる。有料みたいだ!

バイクの台数が、多いこの国では、バイクの駐車方法は、徹底的に管理されてるね、この辺は社会主義国家だ、この感じは、罰則もある事を感じさせるね。 

店頭、夜市、人が集まる場所、どこでも管理されてる、有料なとこも多く有る。

バイク乗り付けて、ビール飲みにくるのは、まぁ、まだまだそんなもんでしょね。

サァ、歩く、ホテルの手前に有る、ハノイ大聖堂を目指して歩く。で。

あ、足首グネル、グネリそうになる、
そうだ、ここは、東南アジアの街だ!
歩道段差が半端なく大きいのだ!

歩道でさえ、ガタガタしているんだ、穴は無いけどさ、穴に近い物は有る、確実に有るし、つまずく物体も、有る、危ねえ油断、で
きねぇぜ。意図的に段差が大きく造られてるよ、歩道と、道路の、境目がね。

何でや?バイク対策?なんかな?
これは、理解不能だよです。

え~とね、グルメ編だよ、グルメ編。
今回は、グルメ編!

1件目、ハノイ大聖堂から見て、左手角に、有る、何かの店。昼間は。多分バインミーの店

ショーケースにある、缶ビール、ハノイビールを1つ、指差す、直ぐに出てきた、

飲む、ウメー、初ビールうめー!
卓上にあるメニューを見出すと、店のお兄さんが、これは夜のメニューだ、今は無いよってな具合で話す。ベトナム語で話す。

あ、メニューにそんな事が英語で、何か書いてあるわ。

なので、店先でバインミーを食べている人達を、指差して、バインミー下さいって!
お願いしたんだ。

でもね、後で解った、この時の本当会話は、こうだ。

俺(バインミー下さい)
店のお兄さん(バインミーは売切れたよ)

そりゃいつまで待っても来ないハズだ
俺のバインミー!

店のお兄さん、18歳位かな、やんちゃそうな兄ちゃんだ、目は、まだまだ優しい光だ。
店先でバインミーを、食べてたのは、この兄ちゃんの友人みたいだね、男女の2人。
今日は祝日。だからね、楽しそうに3人で会話している。いいね。

2缶目のビールは、違う模様のヤツを指差しオーダーした、確かサイゴンビール🍺
を、飲みほしてホテルへ向かった。

1件目は、ビールを2缶飲んで、ハイ終了。
現在現地時間、15時30分。

気を、取り直してホテルチェックイン後、お目当てのビアホイへ向かった。

2件目 ビアホイ、ゴックリン!

ビアホイ、なんて単語は最近まで実は知らなかったので、少し解説。

地元で、醸造された生ビールを、置いて提供している居酒屋🏮さんです。

この、生ビールは各店舗で保存方法が違うみたいだね、ビールサーバーから冷えたピールを出せる店、ビールサーバーから、冷えて無いビールと、氷の山盛りグラスを一緒に出す店、生ビールが入ったペットボトルを、ア
イスBOXで冷やし、注いで出す店。

ペットボトル? 果たして、アルコール対応なのかね?そしてこの生ビールは、一杯百円以下と、安いので有る。

庶民の味方な、居酒屋さんかな!

これらの、情報とかはさ、You Tube、Twitter、(ハノイでまったり生きてます)
さんの情報等を参考にさせて、頂きました。

この様な情報を参考にしないとさ、外国人観光客も少しは入るとはいえさ、ほぼ、地元民の居酒屋さんにはさ、いきなり入れないよ。

本当に、感謝です。

入店して、歩道にある背の低い樹脂製椅子に座る。ビア!人差し指立てて、ビア!は、何となく言葉通じるのかな?

直ぐに、薄緑色のグラスに注がれた、冷えたビアホイが出てきたよ。

ビアホイ店は、この独特な薄緑色のグラスが、どこの店でも共通みたいなんだよね。
入る量を、均一にする為なのでしょうね。

なかなか味の有るグラスで、カタチに個体差が有る! つまり1個1個、ハンドメイド品と思われる。いいなー 欲しいなー このグラス。どっかで売ってるのかな?

帰国後ね、調べたらね、売ってる店があった、店というか、問屋さんみたいな感じだ、
ハノイ旧市街内に、有ったよ。

買いに、行くよ!絶対に!次は!

グラスは良く見ると内側に汚れが見えたり、
洗浄傷も少々見える、入ってるのは、アルコールだから、問題無い、汚れも問題無い、洗剤でちゃんと洗ってるのか、キレイな水で、ススイデいるのかどうかなんて気にしない、なーんにも問題無い。全然気にしない。

容量は、そうだね、300ml位だろうかね、等と思いながら、ひと口目を飲んだ!

んーあー ウマイ!冷えてる、ウマイ!
ビールのコクが有る発泡酒的なアッサリ感。
このアッサリ感は、アルコール度数がちょっと低いのだろうか?

あくまでも、俺の感じなんだけど、普通ビールの半分位かな、3%以下なんじやないだろうか? アルコール度数。

少し風が出てきたな、夕暮時、俺は今、ハノイ旧市街のど真ん中に居る。

朝の9時頃までは、大阪に居たのにね、いい時代だよね、考えなくともね、汗は出ない程度の気温と湿度と、風と、古〜い扇風機の風で、外で飲むこの、生ビールは、めっちゃウマイぞ、何の不安も無いな。

そして、お通し的な、最初のおつまみは、茹で落花生だ、殻付きのね! これは、大阪当たりじゃ、あんまり無いけど、千葉とか鹿児島とか、落花生の産地なら定番のおつまみ!
で、僕も大好きな、おつまみです!

落花生を殻付きのまま、茹でる、塩だけで茹でる、殻も、中身も、柔らかくて、ピーナッツの香りがする美味しいオツマミなんだ。

まず1個目、パキッと割れる、僕の知っている茹で落花生は、フニャっと割れるというか、ツブレル。中身は? 柔らかいから、茹でてはいる、あ、茹でた落花生が、少し乾燥してるんだね、これは、これで、柔らかさと、乾燥して少し、食感が戻ったピーナッツ感も有って、ウマイ。美味しい。ツマミには、サイコーじゃないか!

おっ店の奥に、この茹で落花生を、てんこ盛りに置いている、ザルカゴが見えるぞ、

何時に、茹でたのかは解らないけど、さっと茹でるのかな?フニャフニャには、ならない程度に、多分茹でて、それをカゴに上げた状態で干してたのかな?

なんで、さ、絶妙に乾燥して、茹で落花生の風味を残しつつ、やや、乾燥して、食感が戻ったピーナッツが、ここに有る。美味しい。

さて、2品目、隣のテーブルにメニューらしき冊子があったので、僕も、それを指差しながら、メニュー?って発音したら、そのね、

メニューが来た! お、英語も表記有るよ!
とりあえず最初のページに有ったオツマミメニューから、オーダーしたのは、!

ガーリックポテトフライ!だ!

小皿メニューかと、思ってたら、来たのは、
そうだね、カレー皿に、山盛りのポテトフライが来た! ポテトは、ギザギザの太いヤツ!その上に、ガーリック炒め、ベトナム醬油味で、カットネギを添えて。

おーうまそーだ、テーブルの上には箸立てと、小さなプラススチック箱に入っている、ペーパーケースが、置いて有るな。

この箸を使うんだねと、ふと箸達を見ると?木箸だね、これは全部、太さが違うぞ、
出来るだけ太さが似ている2本を、セレクトした。そして皆は、テーブル上のペーパーで、箸をフキフキするんですけど、僕は日本から持参した、アルコールウェットティッシュでフキフキフキフキ、念入りにフキフキして、さぁ~食べるぞ!

何だ!このポテトの揚げ具合サイコーだ!
ガーリック旨っ!しかもベトナム醬油が、超合うぜ! 何だ、これゃ!サイコーに美味しポテトフライじゃないか!

俺が、酒場やってたらね、即、採用メニューだわ!マジデ、ウメー、ビールが、とてもススム君です。

2杯目を飲み干したら、3杯目が直ぐ来た。
この店に入店した時間は、17時前だったので、その時は空いていたけど、30分後には、ほぼ満席に近いから、早目に来て良かった。

大きな店だよここは、50人位かな、入る。

この頃には、ビアホイグラスを、沢山のせた御盆を持った店の兄ちゃんが、空いたグラス見つけたら、おかわり?どう?なんて感じで、どんどん置いているぞ、ビールの、わんこソバ方式だ!そりゃさ、テーブル上に置くのは多分、欲している客と目が合ってからだとは思うけどね、待ち時間も、オーダー手間も無しの、良い方式だよ。いいね!

俺の欠点が、一つ有る、胃が小さい。
色んなメニューを食べたいんだけどね、もうお腹がいっぱいで有る、ポテトも、茹で落花生も、少し残した。

ここでは生ビールを4杯飲んだ。

ハノイ旧市街の雰囲気を感じながら、やる事は無いので、いつもの様に観察時間だ。

客層は、今この時間は、ほぼ常連さん達に見える、年齢層は、僕よりは若いけど、ほぼオジサン層かなと思うよ。
 
茹で落花生の、オツマミだけで、会話しながらビールを飲んでるね。楽しそうに。
毎日のルーティンかも知れない。

若い世代が、一組、予約してたみたいだね、男女6人だから、コンパ風に見える、楽しそうなのが何よりだね。

バイクを乗り付けて、店に入る人も居るね。 
バイクは、店のスタッフが整理している、
めちゃめちゃに止めると、当局がウルサイのかな?そういう感じが、するね。

でも、ま、あれやな、バイク乗って来て、飲んで、バイクに乗って帰るヤツ。ね。
ま、30年位前までの日本もそんな感じたったよね。多分。知らんけど。

食事メニューは多いけど、頼んでいる数は少ないと感じる。ビールは、めっちゃ飲んでるけど。ここの、ビアホイ生ビールは、確か、一杯 80円位だったと思う。

いい雰囲気だな、店の外、歩道上の椅子が優先席で、店中に空き席は、まだ有る。
空調機は無いからね、風を感じる外席が良いね、景色も見えるし何より開放的だ。

いわゆるテラス席ってとこだ、正確に伝えると、この外の席は、違法歩道上占拠席。で表現は合ってると思います。

どうも店の外に、席を置いたらダメだという、法律があるそうですね。

楽しかった!!!!!

初ビアホイ、1件目、ごちそう様でした。
今日は後、一食有るけど、一旦終了します。

次回、孤独のグルメ編も、Part2 になります。どうぞ宜しくお願い致します。

それでは!
























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