心理学の再現性問題
はじめに
どうもこんにちは。
今回は、マジシャンたちがあまりにも心理学の話をするので、「いや、心理学ってそんなまともな学問じゃないよ」というのを、軽く書いていこうと思います。
ただ、別に有料で読むほどのものでもないので、マガジン読者だけ読んでくれたらと思います。
僕がちょうど大学で心理学を学んでいたころから、心理学は研究結果の信頼性に疑問を呈されるようになってきました。その背後にあるのが、「再現性問題」です。もちろん、「再現性問題」は心理学に限った話ではなく、学問全般に起こっている問題ですが、心理学を含む社会学系統が特に酷いのも事実なのです。
※再現性問題
再現性問題とは、ある研究結果が他の研究者によって繰り返し検証された際に、同様の結果が得られないという問題です(自分でやってもダメな場合もある)。心理学では再現性が低い研究が特に多く、というか再現性の高いものを探す方が難しいくらいで、信頼性がとても低いです。
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