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写真サービスの提供の仕方。

https://note.com/lovegraph_komage/n/n156843c849ee

あの「みてね」があの「ラブグラフ」と合流。敬称略で失礼します。
このこまげさんの記事を読んで、刺激もらった〜〜

同じ写真を扱うサービス提供者として、関係ない話ではない。規模が違いすぎて、ふんふ〜んと流せてしまえそうだけど、とりあえず刺激を感じれた自分はぎりぎりセーフ。写真のサービスでここまでできるのか。広い世界を見せてもらえてドキドキする反面、自分の生涯かけてできることの規模の現実を確認することになってしまう。



みてね
は子どもが産まれたらだいたいの人が使うアプリなんじゃなかろうか。うちの母は、あまりにも息子が孫の写真をよこさないからか、知らぬ間にみてねのサービス、月イチ頼める自動作成のフォトブックを頼んでいた。それについて僕は何も言わなかったけど、そこで初めて「あ、なんも作って贈らずゴメンね」と思ったものです。

ラブグラフなど、”フォトグラファー”と”依頼する人”をつなぐサービスはいくつかあって、僕も法人化する頃に身近な人が「こういうサービスをやろうと思っている、そのときは力を貸してほしい」、と言われたけど、「なんでやねん」と思ったんだよな。「なんで、そんなに信頼してないあなたの、コマにならないといけないのか」。

そこなんです。知らない人に「ウチのコマになりませんか」と言われても、心から写真を愛している人には響かない。だから、創業者だったりその企業のイメージ、理念が重要となってくる。

こまげさんの記事を読んでお人柄がめっちゃ分かって(数年前テレビで紹介されていたときは、今回ほど響かなかった。たぶんそのサービス自体を自分がいぶかしく思っていたからだろう。)、力になれるならなりたいな、と初めて思いました。。

それはこまげさんのことをスゴイと思えるから。その場合、「コマ」ではなく、「同志」となる。

かつてはいくつかの会社さんからお声がけを頂いてきました。話を聞くことから始め、「自分がそれをどこまで自分ごととして取り組めるか」「その人のためにどこまで全力で撮れるか」という基準で考え、その方と直接会ったりドライブしたりオンラインでしゃべったり、必要としてもらえるのは嬉しいけど、果たしてそれが正解なのか、考え抜き、結局お断りをしてきました。

自分でサービスを作ることが喜びのうちは、人のサービスに入ることに力を入れている時間がない。要するに、悪い意味ではなく、根っから請け負い体質の人、駆け出しの個人がステップアップのために入るのはとってもいいけど、自分がある程度キャリアを積んだときに、そこに居続けるかというとそうではないんじゃないか。自分の力で最高のサービスを提供できる、と信じた時点で、お世話になりました、あとは自分でやっていきます、ということになる。という想像をしてしまう。

クリエイティブを作るのは個人の力であり個人の自由になってくるので、そのクリエイティブは誰も操れない。本人の意思でしか。

と書いているとなんか批判めいた感じになるけど、文章で説明したらこうなってしまっただけで、うちだってもしこまげさんと偶然なにかで出会えてなにかで関わりを持てたら、人ごとではなくなって、喜んで全力でお手伝いすることになるでしょう。それがその規模の前進に一役買えるなら。。だけど、きっとそれは蚊のチカラほどでしかないから、価値を見出せなくなることも予想できる。

というわけで、こまげさんの記事を読み、刺激をもらい、ひとつの答えが出ました。

僕はもともと写真が好きすぎて、人のこと、人のことを知ること、が好きすぎて、運よく写真が仕事になりました。だからできることならお金をもらわずに撮っていたい。でも仕事にしちゃったのだから、もらわずには生きていけない。それが根底にあります。

社会を知って社会にもまれてお金との付き合いの”常識”を世の”一般常識”から教わり、それにならって、実際窮屈な、ストレスのかかる暮らしをしているのだ、と大げさに言ってそんなところ。「プライドを持って仕事をしているので金額はこれだけもらいます」とか「その金額ではできません」とか、かっこいい人がいうそれは自分には関係なくて、そのガードはやりたくない撮影のときにだけ使う。(10人ほどの規模になってきたからそんな甘えは言ってられないけど)

世の中は、家族写真をわざわざプロに頼む人と頼まない人、3:7くらいじゃないかと思っていて、みてねは全ての人「10」を対象とするモデルで、ラブグラフは「3」のほうを対象としている。僕が見ているのは、プロを必要としていない「7」のほうなのです。

今させてもらっている3割の方々には、もちろん向上を続け、さらなる確立を目指すのですが、今日かなり決心が固まりました。プロを必要としない、自家製法での家族写真の残し方。伝授の方法から勉強の方法、撮り方作り方。ここにフューチャーして、自分たちに何ができるか、と突き詰めていきたい。年間僕たちは多くて1000組の方にしか出会えないのを、2倍にも3倍にも増やせる可能性を秘めている。

でも、黒霧島を1:9の薄めで飲んでもまあまあ酔う毎日なので、数日様子を見て、この計画と発想が正気なのかどうか、冷静なときに判断していきます。けっこう、中身は掘り続けてきたのでオモシロイと思う。

その先に、みてね様ラブグラフ様と提携できるような夢、目標を持てれば最高です。競合だろうけどしまうまプリント様もぜひお願いします。

お読みいただきありがとうございました。

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