35mmで撮る家族写真。
写真の撮り方で、「視線は動く」ということを表現しようと撮り始めたのが6,7年前。ちゃんと撮りすぎない。視線は動くんだから、もっと、人にすんなり入っていくような写真を。まるで、目で見ているような光景を。
どうしても、ちゃんと撮ろうとすると構図や背景を気にします。でも、そのタガをあえて外すのです。足を開いて、右に左にスライドしたり、ぐいんぐいんまわったり。
人の目はどこか一点を見ているとき、周りのことを見ているようで見れていません。その人の胴体のことを凝視しているわけではあり