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Study Report 21 / 『色』

1day1study

どうもJBです。

今回は、「色」についてです。

今回も引き続き「デザインのヒント」の続きになります。
今回は⑤コントラストのところをもう少し詳しくみていきましょう。

色の持つ効果は大きく人と心理まで影響を及ぼします。

色を適切に使用することで、活力を与え、視覚的な連続性を提供し、ステータス情報を与え、ユーザーアクションに応じてフィードバックを提供し、人々がデータを視覚化するのに役立つことができます。

では、色の選択する際に考慮する内容を見ていきましょう。

1.コミュニケーションには慎重に色を使用する。
:重要なポイントと重要でないポイントの色の差は大きくする必要がある。もしも同一色をサイト内で使用していた場合、その色に差異がない場合は色の強調が働かない場合もある。

2.全体で補色を使用する。
:これはそのままの意味です。様々な色を使用すると気が散ったり、競合してしまい、見辛くなってしまう。なので、補色を使用して色に統一感を出す必要がある。

3.一般的にロゴと調和するカラーパレットを選択する。
:ブランドイメージを伝える優れた手法

4.全体のインタラクティブ性を示す為に色合いを選択することを考える。
:インタラクティブな要素。(例えばシステムボタンなどのボタン要素)には統一の色を使用し、他の色はその要素の色と競合しないようにする。

5.明るいモードと暗いモードの両方で見栄えよくするようにティントカラーの2つのバージョンを提供する。
:ティントカラーには、システムカラーを使用するとハイコントラストが自動でサポートされるので、文字と背景の区別がより明確になる。

6.インタラクティブ要素と非インタラクティブ要素には同じ色を使用しない。
:4.で述べた内容と同じで、色を分けることでボタンを探す場所がわかりやすくなるからです。

7.アートワークと半透明が近くの色にどのように影響するのか検討する。
:ここはどう試せば良いのかわからなかったので、意味を理解できませんでした。

8.様々な照明条件下で配色をテストする。
:部屋の雰囲気や時間帯、天候、屋内なのか屋外なのか、様々な条件下で配色テストをし、最高の表示体験を提供する。

9.Ture Tone ディスプレイが色にどのような影響を与えるのか検討する。
:様々な光環境下で自動的に明るさを調整してくれる機能の影響でどのような色の変化があるのかを検討する。

10.他の国や文化での色の使用がどのように認識されているのかを検討する。
:同じ色でも意味が真逆なこともある。なのでその色で伝えたい内容が、その国では正しいのか、また、他の国ではどうなのかを知る必要がある。

11.ユーザーがコンテンツを認識しにくい色の使用は避ける。
:色覚異常の人は、色の組み合わせを区別できなことも考えられるので認識しにくい色は避ける。


学び

・色彩やコントラストでインタラクティブ要素を強調することでユーザーの操作性が向上する。
・色は環境によって心理的にもビジュアル的にも変化するので、様々な条件下で試してみる必要がある。

大きくまとめると、上記の2点だと思います。
様々な人に見てもらい、そして理解しやすいデザインをする為には色々な条件での検討を重ねる必要がある。
そうすることで誰もが最高の表示体験をすることができる。
色とはそれだけ重要な要素だということです。

一言まとめ

「様々な人に最高の表示体験を。」


以上

最後まで読んでいただきありがとうございました。

詳細はこちら↓

拝見記事
https://developer.apple.com/design/human-interface-guidelines/ios/visual-design/color/


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