Study Report 2 / 「ビヘイビアデザイン」
1day1study
どうもJBです。
今回は、「ビヘイビアデザイン」についてです。
①ビヘイビアデザインとは?
ビヘイビアデザインとは、
一言でいうと「人に行動を影響を与えるデザイン」のことで。
設計デザインの行動設計にあたるものです。
人にみてもらう、商品を買ってもらう、WEBであれば広告をクリックしてもらう。このようにデザインで人を行動させることをビヘイビアデザインといいます。
②3つの要素
では、まず人が行動を起こす為には3つの要素が作用することが必要である。
⑴モチベーション
人がモチベーションと感じる要素
喜び/痛み:人は喜びを得る、もしくは痛みを避けることを目的として行動します。
例)クラシック音楽が好きな人は生演奏を聴くという喜びを求めてコンサート会場まで行く。風邪の辛い思いを取り除くために薬を購入する。
希望/恐怖:希望は良いことが起こる予測であるし、恐怖は悪いことが起こる、何かを失う予測である。
例)将来価値が上がると期待してビットコインを購入する。家が丸焦げにり財産を失うという恐怖を乗り越えるために火災保険を購入するという例。
社会的承認/拒否:人は自分の社会的承認や立場を勝ち取るために行動する。また、社会から拒絶されるなどネガティブな結果を招くことを防ぐことを目的に行動する。
例)SNS上でフォロワーからより多くのいいね!を獲得しようとしている
特に僕の見解としては、今後も情報社会が進むにつれて社会的承認の影響が大きくなると思います。信頼と名声=力という簡単に数値化できる社会になるにつれ社会的承認を追い求め希望し、恐怖する時代になっていくと考えられるのではないでしょうか。
⑵能力
図解の横軸である能力。これはつまり、その行動がどれだけ簡単かを表している。具体的に能力の種類を見ていこう。
時間:所要時間が長くかからない
お金:払っても良い金額
身体的負担:物理的にそれほど大変ではない
考える手間:簡単に考えられる
社会的距離:他の人もやっている、その行動をしても変ではない
ルーティーン性:前にやったことがある
⑶きっかけ
人の行動はこのきっかけが無ければできないとまで言われています。
ビジネスシーン
期間限定価格、期間限定商品:Limited Time Offer
メルマガ:Email Newsletter
SNSのフィード:Social Media Feed
プッシュ通知:Push Notification
ポップアップメッセージ:Popup Message
営業活動:Sales Person
③ビヘイビアモデル
上の図は、スタンフォード大学教授のBJ Foggが唱えたビヘイビアモデルを元にしています。
縦の軸がモチベーションの高さ、横の軸は行動を起こすための必要な能力値をしてしており、右に行くほど能力値的には低くなっている。
対象の行動が、曲線よりも上の部分(黄色部分)に入っていて、かつきっかけがあればその行動に人を導くことできます。この黄色の部分は、行動を起こすに為に必要なモチベーションと、それに必要な能力値のバランスが取れている状態を表しています。
※きっかけは黄色の枠内でのみ有効であり、白い部分では無効になる。
以上
最後まで読んでいただきありがとうございました。
参考記事
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?