今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ
VUCAの時代、ますます混沌としてきたデジタル空間と海外情勢。鍵を握るのがテクノロジーです。うまく使いこなせば「人間らしさ」の強みをさらに引き出し、社会や組織をより良くしてくれます。逆に使いこなせないと…恐ろしい未来が待っている?そんな時代の岐路に立たされていることを実感します。
史上初、未成年への「レコメンド」を規制
アメリカで、未成年への「レコメンド」(=おすすめ表示など)を規制する動き。背景にはSNSの中毒性や、うつ病発症リスクへの指摘がある。こうしたSNSの「配信手法」に規制をかけるのは初とのこと。
AI時代の「リベラルアーツ教育」って?
AI時代にこそ必要とされる、本物のリベラルアーツ教育。
-求められているのは幅広い視野と長い時間軸で全体を俯瞰(ふかん)して考える概念的思考力、先入観にとらわれない批判的思考能力、問題の本質を見極めた上での問いの設定力である
初耳…クッキー廃止で学校・病院に乱れも
これは知らなかった。Googleの無料ツールでチェックできるので、今のうちにケアを。
-あまり知られていないが、サードパーティクッキー廃止は広告以外の面でサイトを持つ全事業者にも影響あり
ー見た目に不具合が出たり、機能が動かなくなったりする恐れがある
メディアと広告と政治と、悪のビジネス?
政府に対しては資金提供とロビー活動を、メディアに対しては広告とメディアリレーションを。これで善悪問わず、多くのビジネスが成功を収めてきました。
「デジタル小作人」からいかに抜け出すか
日本がDXに取り組むほど、アメリアのビッグテックにお金が流れることを比喩的に「デジタル小作人」と呼びます。これを自虐ではなく、いかに課題に落とし込んで向き合えるかが重要です。
首相候補?極右党首はTikTok王…
「TikTok王」の政治家、その父親は…。 明日は我が身として、この選挙結果には注目したい。
メディアに求められる「中立」とは何か
メディア批判としてしばしば指摘される「客観性」。著者曰く「記者個人の考えや意見が表出していることと、記事が『客観的であること』とは矛盾しない」と。 どこまでも「中立」を求められる業界慣習が、息苦しさを生んでいるのは否めない。
SNSトラブル相談、50代最多
「SNS世代」という括りはもはや存在しないのかもしれない…。
紙を破り捨てると怒りは収まることが判明
(物理的に)紙を破り捨てると怒りはおさまることが判明。
ー紙をゴミ箱に捨てるか破くかした被験者たちの怒りのレベルは通常の状態に戻った
VUCA時代、内部管理にふさわしい人材は
「人柄が良い。いるだけでほっとする」 そんな有望な人材は、先の読めない乱世だからこそ内部管理に配置する。
「ABEMA」の戦略は合宿で生まれた
この記事から、2つの大きな学び。一つは「企業こそ合宿をやるべき」という視点。二つ目は「研究開発への投資に失敗はない」ということ。
-「ABEMA」のUIやUXをつくった技術者は、そのときにスマホのサービスをつくるために採用し、育成した人材だった
見たくない広告を消せる「ウェブ消しゴム」
ユーザー目線では魅力的ですが、代償として多くのものが失われかねない。
ー経済的に安定したジャーナリズムがなければ、民主主義社会が損なわれる
流しっぱなしでOK「第3のテレビ」誕生
検索する手間がかからず、好きなジャンルの番組だけ流しっぱなしにできる「第3のテレビ」が誕生。
-番組で登場した商品を購入できるECサイト、自社のウェブサイトへ画面上から直接誘導できる
分断煽る?大統領選の政治広告
「たくさん流れる大統領選の政治広告にうんざり。でも友人宅では流れないらしい」→これは、長期的にみて社会にどのような影響を与えるでしょうか?
-政治広告の効果は未知数とされる。相手候補を激しく批判する政治広告には分断をあおっているとの批判も根強い
意外と筋の良い政策。新聞購読料を無料に
これは意外と筋の良い政策かもしれない。30歳以下の新聞購読料を無料にし、強権的な政治手法に対抗。
ー「若者が良質のジャーナリズムに触れられるようにしたい」
時間の投資リターンが、スマホにはあるのか
運動したり読書したり。誰かと会ったり、思索したり、何かを想像したりする時間… それらを削ってまで、費やすほどのリターンがスマホにはあるのか?
ーZ世代の常に「防御モード」。人々は世の中は脅威に満ちていると感じ、不安や抑鬱障害に陥りやすい
SNSに「たばこ」のような警告文を
SNSに「たばこ」のような警告文を義務付けるべきでは、との議論が展開されています。
−若者のSNSの過剰利用によるメンタルヘルスへの影響が、深刻な社会問題となっているアメリカ。
「スマホフリー」の学校で校風が良くなった
「情報的健康」を重視した学校を作ったら面白そう。
-スマホフリーを実施した学校では、生徒が授業に集中しやすくなり、生徒同士の交流が深まり、校風が良くなったと報告されている
AIが「人間らしさとは何か」を問う
物凄いスピードで進化する生成AI…。逆説的に、「人間らしさとは何か」を突き詰める局面へと向かっていく。
-連載の最中にも生成AIは想像を上回るペースで進化した -テクノロジーのあり方をめぐる議論は、人間性とは何かを考える議論に近づいていくだろう
本気でこういうことが言える人生にしたい
-「孫正義はASIを実現させるために生まれてきたのだと本気で思う」
企業の「金融リテラシー教育」なぜ?
企業が社員の「金融リテラシー」を高める必要がある?その理由は、このロジックにあり。
-資産形成への安心感が生産性や勤労意欲に好影響を与えるという同様の調査結果は多い
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