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「集客」の領域に挑戦。Googleマイビジネスに入門!!


1.はじめに

今月で現職を退職し、来月からMEO支援を行う企業へ挑戦します。
現職は金融サービス業であり、SEOもMEOも、もちろんGoogleビジネスプロフィールについていもど素人です。

いくつか書籍を読みながら、ではありますが、自身の解像度を上げるためにもアウトプットとして記載します。
あくまで自身のアウトプットの為ではありますが、この分野に初めて挑戦する人・集客に挑戦する人に読んで頂きたいです。

主に『いちばんやさしいGoogleマイビジネス+ローカルSEOの教本』の書籍を基に、記載しました。
(このシリーズは本当に分かりやすくておススメです!現職でいきなりDX推進部門に異動になった際も3冊ほどお世話になりました。)

2.Googleマイビジネスとは

『Googleマイビジネス』と聞くと難しくきこえますが、皆さんが普段使っているGoogleマップを想像すると分かりやすいです。

Googleマップで例えば『○○駅 飲食店』と検索すると、いくつもお店の情報が出てきますよね。
これは、店主(=オーナー)が営業時間や商品などを登録し、ユーザー(=顧客)に来店してもらうための、まさに情報発信の媒体の一つです。

Googlemapで『東京駅 居酒屋』で検索した結果のキャプチャを貼りました。左側には関連度の高い店舗が並んでいます。(広告料を払っている店舗が優先されますが、、)
検索した人、は基本的にトップに表示された店舗から見ます。ですので、オーナーは可能な限り上部に表示させたいです。
ここは、MEO(Map Engine Optimization:マップエンジン最適化)対策を行って実現する必要があります。『SEO』の方が馴染み深いかもしれませんが、そのMAP版ですね。
もちろん、ユーザーがどのような語句で検索をしたか、トレースすることも可能です。

Googleマイビジネスでは、店舗の営業時間や商品を登録し、ユーザーに向けて情報を発信できるツールです。何より利用料は無料です。
広告として使うだけでなく、Googleアナリティクスを使い効果測定までも行うことができる、まさに『集客』を実現するためのオールインワンツールと言えます。

ここまでくるとGooglemapはただの地図・ルート検索ツールではないですね。
検索時に情報が表示されない、誤った情報が掲載されていると機会逸失になるかもしれません。

Googlemapで『東京駅 居酒屋』と検索した結果

3.お店の登録~運用中にやるべきこと

(1)登録時にやること

既に記載した通り、何より『店舗の情報』を登録する必要があります。
基本的な内容・登録までの流れは、Googleのヘルプページに記載されています。

初めて登録するまでの大まかな流れは以下の通りです。
ユーザーが何を知りたいか、オーナーが何を伝えたい(プッシュしたい)のか、正確に登録しましょう。特に営業時間は正確性が求められますね。
コロナ時の短縮営業時、私も誤って情報を見た経験があり、あまり店舗に対していい印象は持ちませんよね、、、

①オーナー確認:自身が店主・オーナーであることの申請
②店名・住所の登録確認
③営業時間や商品、他リンクの登録

(2)運用中にやるべきこと

①店舗情報のアップデート
当然ですがこのメンテナンスは必要です。
季節によってメニューが異なる、新商品の発売、、など店舗が発信したい情報はたくさんあると思います。
Googlemapはただの『地図』ではなく、『広告の一つ』という考えで、しっかり魅力を発信できるよう更新すべきですね。

②顧客との交流(口コミへの返信)
今や近所の口コミ以上に、Web上の口コミの方が影響力も大きいですね。
新規顧客は口コミを参考にすることも多いでしょうし、口コミに対する返信によってリピートが期待できるでしょう。
口コミゼロのお店にはなかなか行こうとは思いませんよね。
顧客に対し口コミを登録してもらう導線を作ること、口コミには可能な限り返信をすることを心掛ける必要があります。

③顧客の行動分析
ただ店舗情報を登録・更新するだけでは意味がありません。本来目的は『集客』です。顧客がどのように行動しているか分析が必要です。

Googleマイビジネスでは、パフォーマンス機能(インサイト機能)を用い、顧客の行動が可視化・分析できます。一部抜粋して記載します。こういったデータを使って、次の施策を企画実行し、集客を実現しましょう。検索数の多い・上位表示される競合店舗の情報も参考にするといいかもしれませんね。

・直接検索(店名を入力しての氏名検索)と間接検索(業種などをキーワードとした検索)の比率
・店舗情報を見たユーザーの行動件数(Webサイトへアクセスしたか、電話をしたか、ルート検索をしたか)
・検索キーワードの上位ランキング

Googleのヘルプページにも記載がありますが分かりにくいので、MEO支援企業の紹介サイトをみるといいかもしれません!(競合社サイトになるのでGoogleヘルプページだけ掲載します笑)

4.最後に

これまで当たり前のようにGoogleマップを使っていましたが、正直ここまで深い世界(オーナーがしっかり広告として運用している、MEOという言葉がある)だとは知りませんでした。
『当たり前に使っているもの』を深堀するのは楽しいですね。

個人的に追加で気になったのが2点あります。

・Googleだけじゃないよね、、、
 Yahoo!もありますし、飲食店ならインスタの方が若年層は見るかもしれません。それぞれ別会社が運営していますし、ツールが増えると運用負荷が重いなあと思い、どうすればいいか気になりますね。

・人流データの活用
 Googleは大量の人流データを持っているはずです。mapでの顧客行動データと組み合わせれば、もっと最適な集客ができるのでは?と思いました。(抽象的ですみません、たぶんどこかでサービス化されていると思うのですが、、、)


今後も転職でインプットの嵐になると思います。このように定期的にアウトプットをしていきたいですね!
もしよければ以下もご覧ください!!


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