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海外出張時の時差

ここ1年半はCOVIDの関係で海外出張は無くなっていますが、世界的なワクチン接種の進捗による感染率の低下が進み、隔離期間の緩和などの措置が政府から発表されれば、徐々に海外との往来も再開されつつあるのではないかという雰囲気が出てきました。ZoomやWebEx、Teamsなどが普及してきましたので、COVID前のようには戻らないと思いますが、それでも海外出張という概念は無くならないと思います。業種によりけりだと思いますが、商社であれば最後は直接交渉、その時の鬼気迫る迫力により新規商権を獲得できることがあると思います。プロジェクトのレビューミーティングもそうですが、ここぞという現地訪問による打ち合わせは今後も無くならないと思います。

海外出張時にパフォーマンスを発揮するためには、体調管理に気を配っておく必要があります。海外出張中に体調を崩すと気力・体力の面できつくなってしまいますが、それ以外にも時差への適応ができなければ睡魔が襲ってきます。

これまでに何十回か海外出張を行いましたが、その多くがアメリカ本土とヨーロッパでした。時差はアメリカへ行く時とヨーロッパへ行く時で体への負担がずいぶん異なります。アメリカに行く際には、その後少なくとも二、三日は間時差への適応に要します。初日の夜は1時間おきに目が覚めたり、日中の夕方前頃から睡魔が襲ってきます。一方、欧州に行く場合には、私の場合は初日からほとんど問題を感じません。おそらく皆さんも同じような感じ方だと思います。地球の自転や体内時計と関係していると思います。

時差への対処方法での特効薬はないのですが、よく睡眠をとることです。特にアメリカ等の日本から東側へのフライト時には、夜が眠れなくなりますが、そこで寝ておかなければ日中に猛烈に眠くなるタイミングだやってきます。時差は1週間かけながら徐々に抜けていきますので、そうなるものだと割り切っておくことでも、気持ち的に少しは楽になると思います。

良い旅、良い出張を!

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