見出し画像

おんぶ育児をはじめて気が付いたこと

こんにちは。

東京の下町からおんぶ育児を広めたいさおりんです。
2016年に次男が生まれて、彼(とその後に生まれた娘)は主におんぶ紐で育てました。
おんぶ育児を始めると、長男の時とは違った楽しみ方を見つけることができました。

「前が空く」のは当たり前

おんぶのメリットといえば「おんぶする人の前側が空く」ということが一番初めに思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
もちろん、空きます。だから
・家事ができる
・靴ひもを結ぶことができる
・小走りできる(おすすめはしません)
・おんぶしたまま、トイレに行くことができる
という便利な点があります。

他にも高い位置でのおんぶだからこそ、できることがあります。

そりゃあ賢くなるわけだ

高い位置でのおんぶ、どのくらい高いのかというと、赤ちゃんのほっぺが自分の頬につくくらいです。
もちろん、月齢が5~6カ月の赤ちゃんや体格の差によってつかない場合もありますが、まぁイメージとしてお伝えしているのが「ほっぺにつく」ということです。
ほっぺに頬がつくということは、おんぶしている人の話していることがよ~~く聞こえるし、おんぶしている人の見ている景色がよ~~~く見えます。
つまり、赤ちゃん自身の五感が育つ。

顔がそばにあると、話しかけたくなりませんか?指差しして話しかけてくる我が子のその指先の先を目で追ってみたくなりませんか?
そうして指差ししながら教えてあげる単語の数々「ブーブーだよ」「お花、きれいだね」などなどは、赤ちゃん自身の語彙力につながっていきます。


一緒に見てきたたくさんの景色は、赤ちゃん自身の「ものを見る力」を育てます。

余談ですが、私の次男、4歳の時にクレヨンでバナナの絵をかきました。
黄色いクレヨンでバナナの絵を描いた後、なぜか黒のクレヨンを手に持ったのです。
「なんで黒を使うの?」と聞くと「ここの上は黒なんだよ」と言いながら、バナナの房の先端を黒く塗っていました!確かに、黒だわ…。
これを見たときに「うちの息子は天才かもしれない」と思いましたwww

話を戻します。

低いおんぶだと自分の目の前に広がるのは、おんぶしてくれている人の背中onlyなわけです。
首を左右のどちらかに振らないと景色が見えない。しかもおんぶ紐に布がついている場合はその布の隙間からしか見えない。加えて、首をずっと横に向けていることは大人でもそうですが、はっきり言って疲れる。
高いおんぶでも、多少顔を横に出すこともありますが、その角度はほんの少し。大人と同じ景色を見ることができるのは、高い位置でのおんぶならではなのです。

だから、ちょっと!つかまってってば!!!

↑忘れもしない、素手でおんぶしたとき、思わず長男にかけた言葉です。
おんぶされるときって、自分は相手にもたれかかって、両腕を前に回すのが当たり前って思っていませんか?
はい、当たり前じゃなかった人もしましたーー。それは、高い位置でのおんぶに慣れていない人。両手足がだらーーーんのまま、抱っこやおんぶをされていた人です。
長男を素手でおんぶしたとき、全っ然もたれかかってくれませんでした。
両手もなんとなく肩に置くだけ。ちょっと待って、それじゃ落ちる!!!
と私の方が焦りながら、ほら、だから、ちょっと!ちゃんとつかまってってば!!!と声掛けしました。
一方の次男。どっちかというと「く、苦しいから、そんな首を絞めないで」というくらい、しっかりしがみついてくれます。
自分の全体重でもたれかかって、両手が前に出るのがあたりまえだったから、素手でおんぶされるときも焦ることなくおんぶすることができました。

こんなエピソードばかりをかいていると、長男の株がさがりそうだけど、、、私が間違った抱っこやおんぶをしてしまっていたばっかりに、悪い例として登場せざるを得ない長男ですが、いいところもいっぱいですので、ご安心?ください。
ポカン口ですが、心のやさしい男の子です。
先日、小雨が降っていて、次男が「寒い、寒い」うるさ…言っていたのですが、するとお兄ちゃん「手つなごうよ、僕の手、あったかいよ」と言って、次男の手を握ってくれるではありませんかー!しかも、片手で傘を持つのが大変そうにしているのに気づくと「こっちおいでよ」と言って、次男の傘をたたませて、二人相合傘。彼氏かよ!!!と突っ込みそうになってしまいましたが、そんな素敵な一面を持っています。
(私はレインポンチョを着て、娘が乗る子供乗せ自転車を押していたので、手をつなぐことはできませんでした)

ポカン口ですが、一応クラスの中で足は速く、運動会でも学年の中で一番最後のレースに参加していました。鬼ごっこをしたら、絶対に捕まえることができません。
これはあくまでわが家の場合。どんな抱っこ紐やおんぶひもがいいか、ぜひご自分で調べて納得いくものを選んでください。
「みんな使っているから」「なんとなく」「有名だから」ではなくて、なぜそれを使うのか、本当にそれで大丈夫なのか、腑に落ちたものを使ってもらいたいです。
その際の参考になってくれたらいいなという気持ちで数々のエピソードを書いています。

もし、実際に私の愛用しているおんぶ紐にご興味があれば、DMやコメントなどくださいませ!詳細をお伝えします!


この記事が参加している募集

育児日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?