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年下君が普通にかっこいいことに今さら気付いてしまった

今日は年下君とあまり絡めなかったので、用事があるふりをして積極的に雑談をかましてきた。

1時間が秒で溶けてしまった。

年下君と話していると、時間が瞬く間に過ぎていく。

そして。

雑談中に間近で顔をまじまじと見たら、
まつ毛が長くて歯と肌が綺麗でこの人こんなに美しかったかなと思って、少し見惚れてしまったのだ。

…こういうフェーズ、もう終わったと思ったんだけれども。

どちらかというと「なにがなんでも好き、顔というか雰囲気と居心地の良さが好き!」という感じでずっときていて。

あ、あと「いいにおいするから好き」もね。

そして「かっこいい」より「かわいい」が先行するタイプだと思っていたのに。

どうしよう、この人ちゃんとかっこいい。

華があるし笑顔が愛くるしいし、シュッとしてるししっかりかっこいい。

どうしよう。

これまでは一緒にいすぎて、「明るいフリしてるけど実は根暗」とか「チャラそうな雰囲気だしてるけどものすごい真面目」とか(だけどちゃんとそれなりに"やんちゃ"もしてきたと聞いている)、いじられて輝くようなポジションに押し上げてしまったけれど、

いや、普通にモテるしみんなほっとかないよな見た目的にも。

と、いうことに。

本当に今さら気づいてしまったのだ。

ああ。

そして加速する自分への自信のなさね。

鏡を見るたびに「今日はよくできてる!」と「いやいやいや全然ダメよよく外歩けたな」が交互にやってくる。

話しながら年齢的な自虐もやってしまう。

よろしくない。

せめて明るくひょうきんな先輩でいようとしているのに、油断すると卑屈な年齢非公開が顔をのぞかせるのだ。

ネガティブな発言を口に出せないような手術を受けたい。

自分を絶世の美女だと思い込めるように洗脳されたい。

もはや自分のがんばりだけでは私はポジティブになることすら難しい。

これから年下君はいろんな人と仕事する機会が増えて、どんどんいろんな人に好かれていくだろう。

そのとき、私のことを思い出してくれるだろうか。

最近、飽きられないように昼食も帰り道も一人で過ごすようにしている。

本当はめちゃくちゃ寂しいし毎日一緒に喋りたい。

今日も同じタイミングで仕事が終わったけど、年下君、とても疲れていたし私はいないほうがいいなと思って、10分経ってから退社した。

多分これは気遣いでもなんでもなくておそらく何の意味もなさない。

でも今はそういう意味のないことしかできないんだよ。

気づきが自分を焦らせる。

あああああ。

ダメだ、依存と執着はろくな結果を生まないのはさんざん経験してきたじゃなあないか。

冷静に、冷静に。

ちょっとだけ手が届かないなんかクールでかっこいいお姉さんに、なりたいものです。

いやあどんどん悩みが湧き出てくるよ、すごいね。

すごいよ年下君!

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