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年下君への愛が次なる段階へ突入した気がする

出勤すると、なんと年下君が髪を切っていた。

かなり似合っている。

ものすごく良い。
完全なるアップデートだ。

見惚れているのがバレないように「あらかわいい」と完全な年上ムーブをかましてしまったが、いやいやそれじゃあ好意も何も伝わらないし感じも悪いよ!

と思い直して、
隙を見て「すごく似合う」「いいよね」「若々しくなったし前より良い」などできる限り賞賛の言葉を伝えておいた。

年下君はいい子なのでもちろん喜んでくれる。

昼間、「僕ごはん行ってきますけど」と立ち上がったので、ちょっと寂しいなと思って沈黙したら
「私も行きたいみたいな顔してますね」「行きます?」
と汲み取ってくれたので、今日も二人でランチに出かけた。

毎日一緒にいすぎてあんまり喋ることもないのでは…
という危惧は正直あるのだけれども、
前から行きたかった初めてのお店で美味しいごはんを食べて、最近観たドラマの話をして、楽しいランチタイムを過ごすことができた。

「明日は男子メンバーで昼行く約束してて」
と言っていたので明日は一緒に食べられなさそうだけれども、週明けから見捨てずにいてくれてかなり嬉しい。

そして帰り道、年下女子ちゃんが「一緒に帰ろう」と誘いにきてくれた。

私は完全にやる気をなくしていたので「すぐ帰る」といい、年下君も「じゃあ帰ろうかな」と結局3人で帰った。

最近年下女子ちゃん、よく年下君を褒める。
あと、よく触る。

私は触れないように必死に気をつけているので(先輩なのでハラスメントにあたるかもしれないから)、そういう無邪気さが死ぬほどうらやましい。

年下君もきっと嬉しいだろうし。

なんてモヤモヤしながらも、年下女子ちゃんとはめちゃくちゃ話が合うから年下君そっちのけて帰り道に話しまくっていたら、年下君、ちょっと寂しかったんだろうね。

「おなかすきません?」
「なんか食べて帰りません?」
と声をかけてきた。

3人で帰ると大体そうなる。

でも今日は「年下女子ちゃんいるからだろうな」みたいな変な邪推もせずに自然と受け入れられた。

二人でお昼に行けて嬉しかったからだろう、
私はとても単純である。

正直年下女子ちゃんはお腹が空いていなさそうで帰りたそうだったが、一緒にはいたかったのかついてきてくれた。

そこで年下女子ちゃんと「いつか行きたいね」と言っていた新しいお店を思い出し、3人で向かう。

大当たりだった。

平日だから空いているしご飯は何頼んでも美味しいし、話も弾んでそれはそれは楽しかった。

週末の変なモヤモヤも一気に消えた。

疑心暗鬼って何も生まないな。

「一緒にいて楽しい人たちと過ごす」ことでこんなにも晴れやかになるんだと。

私が勝手に変に落ちたりせずにいればきっと良い関係を各所と築き続けられるなと、思えた。

年下君とはなんのかんので仕事も途切れなさそうだし、離れ離れになることもなさそうなので、本当に引き続きゆっくり、心を開き合える関係を目指していこうと思う。

そういえばいつからか、顔を見るたび「ああ好き…」ってなるの、おさまったな。

夢中で話して「楽しすぎる」と思うことは多いけど、そしてそっちのほうがすごく、愛が深まっている気もするけれど、なんだか彼への想いが次の段階(って何?)に入った気がしています。

どうなるんだろうこれから、私の気持ちは。

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