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精神障害者保健福祉手帳のメリットとデメリット

前回は精神障害者保健福祉手帳を使って随分と楽しく旅をしたのですが、大いなる力には大いなる責任が伴うのでは無いか。と考え、自分なりにメリット・デメリットを整理してみました。

メリット

・公共施設が減免
・民間のイベントや施設も割引が効くことがある
・確定申告時の障害者控除
・チームラボボーダレスが当日チケット完売時でも無料で入れる
・その他割引、場合によっては障害者年金の受給。
・同じ障害者と言われている人に優しくなれる

デメリット

・自分が障害者だと嫌でも自覚してしまうこと

以上です。(笑)

デメリットに関しては人によると思うのですが、自分が障害者というレッテルを貼られることで少なからず自己肯定感が無くなってしまうことです。

ちなみに。
僕は気になりません(爆)

人間は障害者とそうでない人の境目って結構分からないと思うのです。
個性でこれが苦手。とかあれが得意。というのがある延長線でこれは障害者として手帳を発行してもいいだろうという自治体の判断でしかありません。

ドラマ「グッド・ドクター」でも様々な論議が巻き起こっていますが、記憶力が超優れているという面はまったくもって知的障害でもなんでもありません。ただの個性だと思います。

もちろん身体的に5体不満足であったりした場合は、現代の社会において大変な苦労をすることもあります。自分も足を捻挫(その後剥離骨折だったのですが、、、)した時はこれほどまでに生活が不便になるのかと軽い絶望がありました。

何が普通で何が障害なのかは誰も正確に線引が出来ないものです。
大多数の人が右利きだから。といって左利きの人は障害者なのか?と同じことだと思います。
人と考え方が違うから。お酒の飲み方が他の人よりひどいから。たったそんなことで精神障害者のレッテルを貼られてしまう。だったらそれをもう自分の中で認めてしまったほうが楽です。

人と違う。といっただけでその後の人生を生きてしまうのはダメ。そう思ってしまいがちですが、障害者手帳を2年位使っていて誰からもそんなことは言われません。
まぁ多少は変な目で見る人はいるかも知れませんが、それはただあまり障害者という概念に触れたことがない人でしょう。

案外だれも気にしてません。そんなことで自己否定するくらいなら、手帳の強みを最大限に活かして同じような人たちの支えになれるよう自分が楽しんじゃったほうが、社会の為、生きている事自体の意味につながると思います。

と障害者手帳生活も2年経ちそうというところでの僕の所感でした。

人間関わってみないと分からないことは本当に多いです。
このnoteは基本的に自分の為に書いていますが、ほんの少しでも人生を楽しく生きられるような気づきがあればしあわせです。

noteも慣れてきたので若干口調が変わってくるかもしれませんが、今後ともよろしくおねがいします!!

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