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映画のような展開でしりとりをする動画

今回は、WEBメディア「オモコロ」が運営しているYouTubeチャンネル、「オモコロチャンネル」の動画を紹介します。

紹介する動画は、「上位互換しりとり」というゲームをオモコロチャンネルメンバーでやるのですが、名作映画みたいに展開が目まぐるしく変化して凄い面白いので取り上げました。

以下ネタバレ全開で書いていくので、先に動画を観たいという人は上記URLからどうぞ!


チャプター1「ゲーム開始」

初見の人には「真ん中にゲッターズ飯田みたいな人いる」とか、「一番右の人目線入ってる」とかの違和感に襲われるかのしれませんが、そういう人たちなので気にしないで下さい。

今回の動画でやる「上位互換しりとり」とは、前の人が言った言葉よりも強いものを答えながらしりとりをするというゲームです。
もしもみんなが答えに納得がいかない場合は、その答えは無効になり、答えた人は脱落になるという仕組みです。

みんながルールを把握したところから上位互換しりとりがスタートします。

チャプター2「インフレ」

「リス→スパイ鳥(すぱいちょう)→裏切り→龍→ウロボロス」という、最初の1週目から強さがインフレしてしまいます。

2週目は「ウロボロス」を受けて「スペース(宇宙の意味)」と、強さがインフレし過ぎて天井に達したように思えます。
どうなる、上位互換しりとり…

チャプター3「解釈の変更」

と、ここで追加ルールが提示されます。
「単語の意味は次に答える人の解釈で変えていい」というルールが追加され、「スペース(宇宙)」は「スペース(空間の意味)」に解釈の変更が可能になり、強さをダウングレードされ、次の人も答えることが出来るようになりました。

ここから、オモコロチャンネルメンバーの頭の良さが垣間見える解釈の変更が何度もみることが出来ます。

特に凄いと思った展開は「サイ→インド象」と、またまた強さのインフレし始めた時に、「インド象」に「ウケんべ」とギャルの発言で返答した所です。
こうすることで、「サイ」に対しての答えの時は野生を闊歩していたインド象が、「ウケんべ」を受ける時は動物園の檻の中に入り、檻の外から見ているギャルが「ウケんべ」と言われている構図になります。

普通に考えたら強さでは勝てるはずのない「インド象 vs ギャル」という対決を、「インド象(野生)」→「インド象(動物園)」としてしまう回答により、「インド象 vs 人類」という枠組みまで拡大して、ギャルが勝つようにするという解釈の変更が凄いなと思いました。

そしてそれだけではなく、「ウケんべ」の後のスクールカースト的な強さを示す返しである、「別に…」という回答もとても素晴らしくて、ここの目まぐるしい展開は凄いなと思いながら観ていました。

チャプター4「しりとり」

終盤に入って、「ビッグボム→無の空間術→強さを盗むアビリティ→命を賭した限界突破」という、上位互換しりとりでもバトル漫画にありがちな技のインフレが起きてしまいました。

ここで、「命を賭した限界突破」よりも強いワードを出すことが出来ず、脱落者が続出し、残り二人だけになってしまいました。
ここで次の回答者が答えられないと「命を賭した限界突破」が一周するので、ゲームが終了してしまいます

回答者は「パラレルワールドの自分」という答えを出しました
「強いかどうかは回答者のプレゼンで決めよう」とみんなで思い始めた時に、答えた張本人が気づき声を発します。

「『ん』って言っちゃった」

そうです、「パラレルワールドの自分」の「自分」の「ん」は、しりとりとしてアウトな回答でした。

最後の回答者は、出した答えの強さが強い弱いで負けるのではなく、単純にしりとりとして負けてしまいました
この回答者の人は、この動画の仕切りをしていたので、その人がしりとり自体ののルールで負けるというのが、めちゃめちゃ綺麗な終わり方だなと思い、最後の最後まで上位互換しりとりは見どころ満載でした


と、オモコロチャンネルのしりとりの動画を紹介したのですが、上手く伝わったでしょうか?
全然うまく書けなかったのと、実際に観た方が面白いので、ぜひ観てみて下さい!!
そして、オモコロチャンネルには他にも面白い動画が沢山あるので、他の動画もこれを機に観てみて下さい!!!!

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