どんでん返しを味わいたい方へ個人的にオススメする小説 1
タイトル内の「小説」という部分を見て閲覧してくださった方は、紛れもなく小説というジャンルがお好きだと思います。どんでん返しを味わいたい方へ、個人的にオススメする小説です。
|殺戮にいたる病 我孫子武丸著
永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。
あらすじではホラーと書かれていますが、個人的には広義のミステリーではないかなと思っています。
ホラーとあらすじに書かれるだけあって、とてもグロい描写がありますが、グロ描写があっても大丈夫な方には、是非読んで頂きたいです。
新本格派と呼ばれる、1987年以降デビューの本格ミステリを書かれる作家さんの著作です。ゲーム好きの方には、「かまいたちの夜」のシナリオを書かれた作家さんと言った方が分かりやすいかもしれません。
最近新装版が出版されていますが、1996年に文庫が発売されています。
当時「この設定」の小説を読んだ衝撃は凄まじかったです。「この設定」がとても気持ち悪くて、そこがこの作風に合っていると思います。
amazonのレビューはネタバレになる可能性があるので、読まない方がいいと思います。
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