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価値観はどこへ。FUJIFILM標準レンズ選び。

ちょっとカメラの話を。
今、FUJIFILMの標準レンズ何するか問題について悩んでいます。

標準レンズと言っても、それには単焦点もズームも含まれるわけであり、今持っている標準域はXF35㎜F1.4なのですが、個人的に単焦点はあまり好きではなかったりします。

FUJIFILMにマウント変更した際に単焦点をしっかり使ってみようと思い35㎜を買ったわけですが、いつまで経っても馴染みません。

で、今はズームレンズが欲しいわけです。

先日SIGMAのオンライン発表の最後で、Xマウントの18-50㎜F2.8は年内に出せます!という情報が社長の口から出ました。

このレンズ、Eマウント版は重量わずか290gという小型軽量な凄いやつで、製作発表があるまでずっとこれがFUJIで出ないかなぁと思っていたものです。

軽い分、防塵防滴は無く、手ブレ補正も無いのですが、この軽さというスペックはかなり魅力的で例えばX−S10などの小型のカメラとの相性はかなり良いのではと思います。(X−S10はボディ内手ブレ補正あるし、同じくボディが防塵防滴でないし)

ただここにきて価値観が揺らぎ、変化が起きましたので、それも相まって書き残しておこうかなと思った次第です。

きっかけとなったのは先日発売されたX−H2Sの展示品をグリグリ触っていた時のこと。

機会があるたびにX−H2Sを店頭で弄っているのですが、行く先々の展示品についているのが純正のXF16-55㎜F2.8(655g)。

XF16-55㎜F2.8の存在はもちろん知っていましたが、特に興味がありませんでした。その理由は単純にデカくて重いという物理的な話。

いや、まぁ一般的にフルサイズカメラの方と比較したら軽いとは思うんですがね、でもそれならばマイクロフォーサーズと比べたら重いとも言えます。

しかし不思議な話、X−S10よりデカくて重いX−H2Sに付いているXF16-55㎜F2.8はボディとのバランスが良いのかあまり重さを感じさせず、純正ならではの調和のとれた格好良さを醸し出しているではないですか。

ここでXF16-55㎜F2.8に対する認識が変わりました。
そして、それはつまりデカくて重くても抵抗感がなくなってきたということでもあります。

となると選択肢がSIGMA18-50㎜、XF16-55㎜F2.8の他にもう一つ増えてきます。

TAMRON17-70㎜F2.8(530g)という今年発売されたもので、これもまぁデカくて重いレンズですが、純正品よりは軽くかつ焦点距離が長いという分かりやすい利点があります。

簡易の防塵と手ブレ補正もありますしね。
ちなみにXF16-55㎜F2.8の方は発売が2015年とやや前になるのも気になるところです。

◇   ◇   ◇   ◇   ◇

かなり悩むところです。
実際にヨドバシで触ってみましたが(SIGMAはEマウント)、圧倒的にSIGMAは掌に収まるコンパクトさでびっくりしますね。

機動力を失わないこのサイズ感はやはり格別だと思います。でも重さや金額を度外視したらXF16-55㎜F2.8もいいなぁと思い揺らいでいます。

せっかくFUJIFILMを使うならば!という考えもあるでしょう。

この文章もダラダラと日をまたぎながら書いていますが、日によって考えが傾いており、自分でも驚いています。

いっそ見送るのも十分ありかなと思い始めています。




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