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冷泉詩話会の話

まさかの1日連続2回の投稿です。どうも、ゆうやです。

詩の勉強会「冷泉詩話会」

まだ2回しか参加していないのですが、「冷泉詩話会」なる詩のお勉強会に最近お邪魔しています。

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レトロでしょう?

こちらが会場になる「リノベーションミュージアム・冷泉荘」(通称・冷泉荘)です。冷泉荘でやってる詩話会だから「冷泉詩話会」なんですね。

この冷泉荘、築60年ほどのアパートを外観をそのまま補強して使えるようにしたもので「福岡市景観賞」も受賞しています。

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(裏面はもっとレトロ…廃墟のようだ)

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(まさかの半地下構造…!!)

内部は普通に事務所だったり、レンタルスタジオとして個展に使用してたり、内装も当時のままにした『復元部屋』があったりと様々で、そんな様々な部屋で転々と冷泉詩話会は開かれます。

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こちらは「復元部屋」で開催された時のもの、外の景色を見ているのは、さきがけ文学会の霧谷のあさんです。

冷泉詩話会の主な構成

講師は、詩人「渡辺玄英」先生。以前は大学教員をされていたというのもあり、大変朗らかで優しい先生です。(やる気のムラが激しい大学生相手に立ち回ってきただけの器の大きさがあります)

内容は二部構成になっており、前半は現代詩人について歴史を学ぶ「勉強会」と、後半は「実作指導」となっています。

私は特に前半の「勉強会」が好きです。(←心理学卒もあって文学を学問として読み進めてないのよ)

美術大とか、音楽大とか、各芸術に大学は存在しますが、文芸関係を取り扱う大学は特に少なく、九州に至っては0です。

その点、渡辺玄英先生は文芸創作として大学教員時代を過ごされていたのもあり、まさに文章芸術を学術的に学べる場としては本当に貴重です!

しかも1回2,000円(実作指導は+500円)という、学生にも主婦にも優しい価格!

ちなみに私は、詩に関しては「読むのは好きやけど、書けん…」というタイプだったのですが、この冷泉詩話会に参加して、少し…いや、かなり詩が楽しくなりました。

まず、学術的なバックグラウンドを知ることで、より深い鑑賞や楽しみ方が身につくのもあるのですが

実作指導(書けない私は読むだけなのですが)で「この詩は○○がよく伝わって好きです!」とかドヤ顔で言ったら、先生から「この詩は△△が一番伝えたいんじゃないかな、なぜなら〜」と返されるなど、「詩を読む際のポイント」みたいなのも分かるので、実作指導を見てるだけでもかなり勉強になります。

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終わった後は、(自由参加で)飲み会もあるのでオン・オフも楽しいです。

興味がある方は、冷泉荘公式ホームページの『イベント情報』をご確認ください。

【12月】冷泉詩話会

http://www.reizensou.com/event/shiwakai20191208/

↑をタップすると12月度の冷泉詩話会情報が確認できます。(毎月第2日曜日!)

福岡周辺にお住まいでかつ、詩に関して勉強したい方に必見です!

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そして、しつこくて恐縮なのですが、私の個人的な宣伝をば。

1日限定・文芸同人誌book café

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日時:2019/12/7(土)11:30~16:00
「ちょこっとブックカフェ」
http://chocottobc.mystrikingly.com/
場所:福岡県福岡市中央区天神3丁目10-27
天神チクモクビル1F レンタル喫茶「柾」
内容:文芸同人誌(活字主体作品)の委託頒布・即売会
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全国各地から集まった、文芸同人誌たちの本気が垣間見れます。(募集開始即日満了したので、その本気レベルは間違いなし!)

福岡・天神北(KBCビル向かい)なので、お近くをお通りの際はぜひお立ち寄りください。