心が幸せになる『かんたん瞑想法』
心が落ちつく
瞑想は心のコントーロール方法だと思います。
悲しい、寂しい、怒り、不安など、こうした嫌な感情を落ち着かせてくれます。
嫌な感情が起きると、『なんで』、『どうして』、『どうしよう』と嫌な考えも一緒に浮かびます。
こうした考えが、つらい気持ちをさらに悪化させてしまいます。
嫌な感情は、どうしてもおこります。
怒られたら辛いですし、失敗したら悲しくなります。
それは、避けられないと思います。
私たちにできるのは、その嫌な感情を悪化させないこと。
いろいろなことを考えて、さらに辛くならないようにする。
それが『瞑想』です。
呼吸瞑想
呼吸に意識を向ける。瞑想はこれだけです。
姿勢とかありません。
嫌な考えがうかんだら、呼吸に意識を向ける。
息を吸ってるなー、息を吐いているなーっていう感覚、スーハーに意識向けるだけ。
難しいことはありませんし、正しいやり方とかもありません。
ひとつのことに集中する
なぜ、瞑想は呼吸に集中するのでしょうか?
それは、考えることから離れるためです。
嫌な感情がおきたとき、嫌な考えも一緒にうかびます。
この嫌な考えを減らすのが瞑想です。
考えること止め、ひとつのことに意識を向けて考えないようにします。
考えても呼吸に集中、考えても呼吸に集中、これを繰り返します。
考えることに巻きこまれない
瞑想で、嫌な考えを止めます。
どうしても嫌な考えはうかんでしまいます。
でも、浮かんだときに、それについて考え続けるか、考えることを止めるかは私たち次第です。
瞑想は訓練です。
考えたときに呼吸に集中するのを繰り返すことで、嫌なことを考えても、続けて考えるか、考えるのを止めるのか『選択する力』をつけます。
力がないと、考えに巻き込まれてしまいます。
瞑想は頑張っちゃいけない
瞑想で心が落ちつきますが、頑張ってはいけません。
どれだけ瞑想を頑張っても、嫌な感情はおきるし、嫌な考えもうかびます。
すべての嫌な感情と考えをなくすことは、瞑想を頑張ってもできないんです。
なのに、頑張りすぎると、なんでまだ嫌な感情が起きるのか、なんで嫌な考えは消えないのか、と思っちゃいます。
瞑想を頑張ると、瞑想が嫌な感情と考えがうかぶ原因になっちゃうんです。
瞑想は、たんたんと。嫌な考えがうかんだら呼吸に戻る。
それを繰り返すだけです。
生活のなかで瞑想をする
呼吸に意識を向けるだけでなく、いろいろな瞑想があります。
呼吸に意識を向けるのは、動きがあるから意識を向けやすい、それだけです。
何か別なことに意識を向けられるならなんでもいいんです。
外の音、体の感覚、痛みなど、考えることから離れて意識を向けられるなら、なんでも瞑想になります。
考えていることに意識を向けるっていうのもあります。
自分の嫌な考えに意識を向けて、こんなこと考えているんだな・・・って観察する。
これも瞑想です。
考えていることに巻きこまれてしまったら瞑想じゃないですけど、考えていることに意識を向けられるなら瞑想です。
少し瞑想できればいい
瞑想は、長い時間やろうとしなくていいんです。
『なまけ者の3分間瞑想法』なんて本があるくらいですから。
この本いいですよ。
少しの時間でやれる瞑想があって、難しい話もないですし、とにかくやるだけでいいってことを教えてくれます。
頑張んなくていいし、少しだけでいい。
それで、心のコントロールが身につけられる。
しかも、どこでもやれる。
瞑想に失敗もありません。
嫌な考えをしちゃったときに、ほんのすこーしそこから離れてみる。
それで心を落ちつけるならいいでしょ?
すこしだけ心がけること
最初はうまくいかないですよ。
また、いろいろと考えちゃった・・・って思います。
長いこと瞑想してても、考えに巻きこまれることがあります。
すっごいムカつくことがあったら、どれだけムカつくか考えちゃうじゃないですか。
それでいいんです。少しづつ前進できているんです。
だって、嫌な感情と考えは、なくならないんです。
だからどうしようも無いときもあります。
でも、そのつぎ似たことがあったときに、嫌な考えを止められたらいいんです。
止められなくても、少し離れることができたらOKなんです。
瞑想してたら、前進しかないんです。
失敗して2歩下がるなんてことがないんです。
努力がすべて力になる。それが瞑想です。
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