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【読書記録】#30DIE WITH ZERO (人生で大事なのは思い出を作ること)

はじめに

「ゼロで死ね」という驚きの文言で始まる本。人生で重視するものは何なのか、それを考えさせられる本。

例えば1000万円を残して死んでしまったとする。子孫等に与えたい資産を十分に与えていたとすると、この1000万円は全くの無駄金となる。これは1000万円分タダ働きしたのと同じだそうだ。この事実が一番感銘を受けた。

節約のために今この時間を犠牲にするのは馬鹿げている。この本は貯蓄を否定している訳では無いが、過剰に貯めすぎて、経験を得る機会を損失知っすぎるリスクについて語っているのだ。

充実した人生を送るため、何を意識しながら生きるべきなのかをしっかり得ることができた。若いうちから死ぬまでの長期的な指針も書かれているが、私はとにかく今を生きるために必要なことを学んだ。しかし、この本は歳を重ねるごとに読むと学ぶものが変わってくるはずだ。

1.若いうちは蓄えずに、経験優先で過ごす。

若いうちが最も楽しめる期間。経済的には苦しくても収入は今より上がる可能性が高い。これらを踏まえて、バイトばかりするのではなく、時間をたっぷり使える今読書をしたり、料理をしたりすることにした。

2.「Final Countdown」というアプリをスマホに入れる。

死ぬまでの時間など、人生の「終わり」までの時間を表示するアプリだ。この本によると、人は終わりを意識すると、時間を最大限活用する意欲が高まるそうだ。

読書や作業などでも制限時間を設けて行うと効率が高まるのは多くのビジネス書などで目にしてきた。少しマクロだが、これも制限時間を意識することになり、日々の行動もより集中できるようになるかもしれない。

3.やりたいことリストは常に更新し、行いたい時期のバケットに入れていく。

やりたいことリストを年単位、月単位でしっかり書いていく。特に月単位で書くのは大事だと思う。毎月やりたいことを改め、見直す機会になるからだ。

さらにこの本で学んだのはそのやりたいことの時期を決めていくということ。これにより、漠然としたものではなく現実的なものとしてやりたいことを捉えられるようになる。

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