ヴァイオレットエヴァーガーデン

何だこの作品は。

良すぎるではないか！！！

そして本や文章が好きな私にはドンピシャ。

ヴァイオレットエヴァーガーデンという名の少女。

戦争で武器として仕えたアルベルト少佐から

最後に受けた命令。言葉。

「愛してる」

その意味を探すため

自動手記人形ーー手紙代筆の仕事をする

「ドール」になるお話。

言葉って不思議なもので。

全てを素直に伝えればいい訳ではなく、

あえて伝えない言葉もある。

日常で当たり前のように「空気を読んで」

言葉にしないことを選んだり、

あるいは言葉を選んだりしていることに

改めて気付かされた。

そして、言葉という表現の鮮やかさ、綺麗さ、

時には真っ直ぐに伝える言葉の美しさも。

改めて知ることの出来る作品。

第5話までしかまだ見てないけれど

第5話が良すぎて良すぎて良すぎて……！

つい、ここに書き記したくなった。

そして、私も手紙を書きたくなった。

人が書く文字の暖かさ、

人が書く表現の固有さ、

それが相手に伝わる手紙。

素晴らしい意思疎通の方法だなって。

主人公のヴァイオレットは戦いしか知らず、

人間の心の裏腹さ、人間がつく嘘に

最初は惑わされるけれど

次第に手紙を通じて人の心を学ぶその過程が

美しい物語で表現されているお話。

そんな印象を受けた。

久々に感銘を受けたアニメ作品だ……！！！