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医療従事者が患者として病院でお世話になる話①

こんばんは。
2度目のnote、まだ慣れない、どきどきしています。
そんな今日は昨日の自己紹介でさらっと書いた、膵臓の病気について触れたいと思います。

私が膵臓の病気だと分かったのは26歳の夏。
むしろ26歳になったばかりの夏だった。
ありふれた日曜日、その日は勉強会で講師を務めるべく朝から緊張気味。
勉強会主催メンバーに冗談ながら「も〜緊張し過ぎて胃が痛いですわ〜笑」とか呑気に話してた。

無事に私の講義が終わった直後、みぞおちに異変を感じる。
(やば、ガチで胃が痛くなってきたじゃん、勘弁してくれよ、、)
その時はそれくらいにしか思ってなかった。
次第に強くなる痛みを抱えつつも、勉強会を終え、足早に家へ帰る。
道中、運転がしんどくなりコンビニで休憩しながら何とか家まで辿り着く。
(胃薬、、あったっけ?)
ベットに横になりながらそんな事を考えるも、生憎の一人暮らし、そんなに都合よく求めている薬は出てこない。
近所に住んでいる友人に助けてコールをして、胃薬を買ってきてもらった。(妊婦さんだったのに、使ってしまってごめんね。)

薬を飲むも、、全然良くならない。
何なら胃が痛ければ横になれば回復するのに、一向に回復する気配すらない。
(あ、これ明日の仕事やばいかも。)
明日の朝も痛みが続いているようなら休みを貰って病院に行こう、そう決意する。

翌朝、、
全然良くなってない。
とりあえず上司に連絡し、休みを頂く。
着替える気力も動ける力も何も無い。
ひとまず近所で口コミの良い内科を探す。(そこは抜かりない。)

頑張って着替えて、クリニックまで運転して、初診の手続きして、、
やっと先生とご対面。

問診や打診、エコー検査をして一言。

👨🏻‍⚕️「これは大きい病院に行った方が良いよ。A病院に紹介状書くから今からすぐ行って!」

(、、はい??)

とりあえず言われるがまま、指示に従ってA病院へ。
そこでも、紹介状を元に問診やエコー、胃カメラ、CT、血液検査などぐったりするほどの検査をこなす。
さすが大病院だけあって院内が広い。
しかも初めて行くもんだから迷子。
看護師さんに道を尋ねることもしばしば。

そんなこんなで一通り検査を終えてA病院の先生(以後、A主治医)から一言。

👨🏻‍⚕️「激しめの膵炎になってるよ。とりあえず2週間程度入院が必要ですね。」

(、、はい??)←本日2回目

あの、、仕事はどうしたら、、??
あと一人暮らしなんで要るもの取りに帰っても良いでしょうか、、??

そんな会話をしながら必死に痛みを堪えて1人で入院準備を済ませ、職場に今日起こった全てを話し、家族にも一報を入れ入院し、治療に入った。


なんだ、約2年も前の話になるのに、意外と鮮明に覚えているもんだなあ。
今思い返せば、クリニックの先生がまずファインプレーを見せてくれた。
感謝すべき人である。

ここから怒涛の入院生活・治療・手術を幾度も繰り返すことになることを
このときの私は想像もしていなかった。
むしろ、誰もそんな事を思っていなかったと思う。

ちなみに今もこの病気の後遺症(?)とでも言いましょうか
繰り返し起こる膵炎に対して治療をしている。
ちなみに昨日も手術をした。
今年3度目である。

元々医療従事者として病院で働いていた者が逆に病院で患者としてお世話になる日がこんなにも早く訪れるとは。
人生とは何が起きるか分からないものである。

この話、1回でまとめて書くには内容が濃すぎてお腹いっぱいになるため、
何度かに分けてシリーズ化して書きたいと思います。
こんな小娘の闘病体験記ですが、ご興味のある方は是非読んでください。

では、本日はここまで。
お読みくださった方、ありがとうございました。

#note初心者 #膵臓 #膵炎 #闘病体験記 #ブログ #エッセイ

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