竹富島で海びらき 緊張しながら3人子連れで取材してきた
2021年3月20日。「日本最南端!八重山の海びらきin竹富島」を取材し、「HUB沖縄」というニュースサイトで記事を書きました。3人の子どもたちを連れての取材はどうだったのか、海びらきの見どころなど、記事に載せきれなかった写真を紹介したいと思います。
海びらきの一週間前に執筆が決まる
もともと、こちらのメディアのインタビュー記事が好きで、書いてみたいなあ…と憧れていました。しかし、新聞記者出身の方や経験年数の多いライターの方が多く、私につとまるだろうか……。と見つめること数か月。えいや!と営業のメールを送ったのは海びらきイベントのおよそ1週間前でした。
「ぜひよろしくお願いします!」と返信をいただき「海びらきの記事を書きたいです」と伝えたところ「良いですね!」とトントン拍子に記事を書くことが決まりました。
嬉しい気持ちの反面、いざとなったらとてもとても緊張してきてしまい‥!あわてて準備を始めました。
事前の許可と準備したこと
「取材許可ってみなさんどうしてますか?」
「地元のイベントだとだいたい喜んでもらえるので、飛び込みも多いですよ。」
「そうなんですね。主催の方へ連絡しておいた方が良いでしょうか」
「連絡しても良いと思いますが、受付で話が通っていないこともよくあります(笑)」
そうなのか‥!沖縄らしいというかなんというか…!おそらく媒体によっても温度感が違うのだと思いますが、少し気持ちが楽になりました。念のため石垣島にある主催団体に連絡しておこうとHPを確認し、メールアドレスがなかったため、電話をしました。「大丈夫ですよ〜。」とやはりアッサリした返事。
それでも心配になり、竹富島の方の耳にも入れておこうと島内で準備に奔走していた方にLINEで連絡をしました。「大丈夫ですよ~」
みんな大丈夫ですよ~って言う。少し気持ちが落ち着いてきます。
前日までに主催HPや過去の記事などを読み込み、どんなことを紹介したいかなとぼんやりと考えました。
当日が近づくにつれドンドン不安が押し寄せてきました。なぜだかよくわからないけど、おそらく「ちゃんとやらなきゃ」「失敗したらどうしよう」「写真撮れるかな」などの気持ちからだと思います。一人取材で、3人子連れです。島内の知人が多く参加する海びらき、周りの方は私がライターをしていることを知らない方も多いのです。
同時に、「きっと楽しいイベントだろうな」「竹富島でのイベントを皆さんに届けられたら良いなあ」という期待感も抱いていました。
準備したもの
・スマホ
・一眼レフカメラ(Eos Kiss X9i)
・メモ帳
・ボイスレコーダー
竹富島では11年ぶりの海びらき
当日の朝。夫は仕事だったので、水着を着て準備万端の10、8、5歳の3人とともに、自転車で会場へ向かいました。
緑のトンネルを抜けた先にコンドイビーチはあります。暮らしはじめて2年が経ちますが、毎回行くたびにため息の出る色彩。
ふだんは静かなビーチがすっかりイベント会場になっていました。子ども達も「コンドイビーチじゃないみたい!!」と圧倒されています。「八重山の海びらき」は、石垣市と竹富町の主催で、毎年各島々持ち回りで開催しています。竹富島での開催は11年ぶりとのこと!
竹富町と石垣市のキャラクター、ピカリャーとぱいーぐるがいる!!!娘はずーっとピカリャーに会いたがっていたので、ピカリャーを見つけるとソワソワうずうずし始め、駆け寄って行きました。
竹富島には「神司(かんつかさ)」といって、神事のときに祈祷をする方々がいます。神司の皆さんが海の安全祈願する様子を、カメラが並んで撮り始めました。テレビカメラに長いレンズのついたカメラ。テレビ、新聞、ラジオ、WEB…?おお、沖縄のあらゆるメディアが来ているっぽい‥??圧倒されながら私も列に加わって撮影しました。知り合いを増やしたいなあと思いつつ、「本島から来たんですか?」「石垣です〜」くらいしか会話ができず。わが子にも注意を向けながら撮影しました。
ステージ上で開会の挨拶や、祝辞などが行われ、カメラにおさめておかなければ!と他のメディアの方のあとについて行きながらウロウロ。娘はお友達と遊んでてくれ、事情を知って一緒に見ててくれたお母さんに大感謝です。
砂浜があればいくらでも子どもたちは遊べますね。
海びらきが始まってすぐ、海上保安庁のヘリコプターが頭上を旋回していました。
石垣島からやってきたヨットと、沖縄の伝統的な帆船「サバニ」に乗れる体験もありました。緊張しましたが、子どもたちが友達と海ではしゃぎ続ける姿を見られたのが何よりでした。記事も素早く公開できて一安心。でもなんだかすごくエネルギーを消耗しました……取材記事を書く方は皆さんこうなの……?
自分が好き、楽しい、と感じたことを伝えたい
やはり、何事も経験を積んでいくことで緊張も和らいでくるのだと思います。ブロガーになれず、Instagramでもお店の方への許可取りになぜか異様に緊張するたちで、日常記録をずっと綴っていました。果たしてインタビュー・取材ライターになれるのか。……とか構えすぎると頭が凝り固まってくるような感じがします。「自分が好き、楽しいと感じたことを人に伝えたい」という気持ちはずっとあるので、忘れずに今後も取材に臨みたいと思います。
サポートとても嬉しいです!!子どもたちとの体験や書籍など執筆に活かせる体験に使えればと思います。シェアやコメントもすごくすごく励みになります!