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周囲の空気を読みすぎて辛いとき

この記事は2分ほどで読めます!

仕事の悩みや人間関係について、「あるある」を解説!

今日のお悩みはこちらです。
■質問
周囲の空気を読みすぎてしまいます。
いつも気疲れしてしんどいです。どうしたらいいですか?

■最初に結論
人の心の機微に敏感な人は、気疲れしやすさも抱えやすいですよね。
気疲れしない方法をお伝えします!


■詳しい解説
まず前提として、空気を読めること自体はとてもいいことです。

人の考えていることがわかることで、気持ちを汲み取ることが出来たり、仕事でも円滑に課題を解消したりすることが出来ます。

人間的に魅力ある人や、仕事ができるかっこいい先輩は空気を読む力が高いことが多いです。
(たまーーーに空気を全く読めないけど仕事ができる人もいますが、それは例外。別記事で解説します)

またそもそも論ですが、「空気が読めない人」っていうのは、実は結構レアだったりします。

僕たちは、多くのコミュニティに所属していますが、そのコミュニティはだいたい「何らかの共通項」で所属しているからです。

学校の場合は、同じ年齢で同じ勉強をします。
クラス単位に分かれると、授業も同じになります。
会社でも、年齢は違いますが同じ事業をしています。
年の離れた上司や先輩も昔は自分と同じ立場でした。
チームでは同じ仕事をするはずです。

パパ友やママ友は、子供の存在が共通項に。
部活やサークルや習い事の場合は、それ自体が共通項に。

この共通項があるので、基本的には、全然全く違う文化とか人種というわけではなく、ある程度はかみ合った会話ができるはずです。

そして、まあ世の中にはたまーーにとんでもなく、人の心が読めない人や、やばいくらい会話が通じない人もいますが、ほとんどの場合は、普通にコミュニケーションが取れます。

だいたい成長していく過程の中で、少しずつ人間関係を学んでいくからですね。

では、質問に戻って気疲れする人としない人の違いは何かというと、「自分を出しているか」だと僕は思います。

気疲れする人というのは、だいたい「ここはこの場面だから、あの人はこう考えている。だから私がこうしなきゃ」とか「あの人のあれで、こっちの人がちょっと困っている」とかに気をまわして疲れています。

冒頭でもいいましたが、配慮ができることはとてもいいことです。

疲れを感じるのはあなたが「調整役に回らなくては」という使命感をかかえているからです。

結果、自分の気持ちをあまり考えずに行動してしまっています。

当たり前のことですが、他人の気持ちや行動をコントロールするのはとても難しいしエネルギーを使います。

どうしても「うまくいかない」とか「もっとこうしたらよかったのでは」というネガティブな考えに行きがちです。

これが積み重なることで「気疲れ」と感じるんですね。

人は基本的に「自分でコントロールできること」「自分で主体的にやったこと」には、疲れを感じにくく、達成感や充実感を感じやすい性質があります。

いやいややらされている仕事は全然進みませんが、好きなゲームだと無限にやり続けられると思います。

ちょっと脱線しましたが、空気が読める上で気疲れせずにコミュニケーションが上手な人は、自分を出しています。

場の空気を把握したうえで、自分の主張をしますし、ときにはあえて空気を読まないふりをしたりしています。

自分を大事にしつつ周囲への配慮もできているんですね。

・・・とここまで「自分を出せば解決するよ」と書きましたが、自分を出すというのは、とても勇気がいることです。

自分を出した結果、それが受け入れられないと感じた場合はとても悲しい気持ちになりますからね・・・・。
自分を出せない人というのは、過去になんらかの原因で、そういった傷ついた経験があるため、自分を出せないでいることが多いです(僕もそうでした)

これに関しては、少しずつ積み重ねていくしかないです。

僕たちはたくさんのコミュニティに所属しています。
会社では課長、家では父親、保育園ではパパ友、習い事では生徒、ネット上ではプレーヤー、
他にも学生時代の友人や、親・兄弟

多くの関係が並行しています。

この中でも、あなたの自分を出しやすい場所があると思います。

また、いきなり全部「これがありのままの自分だ!」とやって、何も飾らない言葉をぶつけてしまうと、それは本当に「ただの空気の読めない人」になってしまいます。

これやったせいで「なんだよ!自分をだしたら嫌われるじゃねーか、やっぱりやめておこう」となると悪循環になります。
(はい、僕がやってしまった失敗です)

少しずつ、少しずつ、小さな場面で成功を積み重ねていきましょう。

お昼ご飯に何食べたいと聞かれたときに、今までなら「本当はカツ丼が食べたいけど、今はラーメンが求められている場面だから、ラーメンと答えておこう」だったと思いますが、素直に「カツどんが食べたい」とかいう具合です。

そして、自分をだせた自分をいっぱい褒めるようにしましょう。

とても勇気がいるし、長い道のりになりますが、間違いなく新しい世界が広がっていきます。

あなたのもともと持っている空気が読める力と合わせて、優しい人間関係が築けるようになっていくでしょう。

以上、参考になれば幸いです。

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