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地域資源の循環を目指し、子どもたちの「すっだい」を実現する若者コミュニティ「Species」を山形県西川町で開始。

Species(スピーシーズ)/代表 羽賀優太

山形県西川町にて、地域資源を活用した子どもたちの「すっだいことの実現」をサポートする若者コミュニティを発足。

2024年3月19日 12:00

西川町の地域資源を活用した「子どもたちのすっだいことの実現」のサポートを行う若者団体のまちづくりプロジェクトを開始します。

コミュニティはこちらから

「Species」実施概要

地域資源をつなぎ、子どもたちの「すっだいの実現」を目指す

Speciesは地域における「ヒト・モノ・コト」の地域資源を活用した、子どものすっだいの実現を目指す若者コミュニティプロジェクトです。

プロジェクト第1弾として、地域の有休不動産や資源を活用した「みんなの美術館」イベントを実施いたしました。

【みんなで作ろう】『みんなの美術館』概要

西川町の子どものすっだい(やりたい)を実現するプログラムです。

今回のすっだいは小学校5年生の女の子からで「自分の個展を開きたい」「絵を描くのが好きな人とつながって、お互いのスキルを磨きあいたい」の想いから始まりました。

その日、その場で、みんなと一つの美術館を作るイベントを実施いたします。

【プログラム概要】
実施日程:2024年3月16日
時 間:10:00~16:00
参加者:20名ほど (想定)
場 所:ホリックスハウス
(山形県西村山郡西川町睦合丙50-2)
参加費:無料
持参物:絵描きの材料(クレヨンなど)

「Species」の想い

似たもの同士だけれど、みんな違う

Speciesを日本語で訳すと「(生物分類上の単位である)種」。私たちは、同じような夢を持っているが、それぞれが持つスキルや人間性に多様性があることから、これを「種」に重ねて、「Species」という団体を結成しました。

子どもたちのすっだいことを実現したい

Speciesは、地域社会における子どもたちの成長と発展を支援するまちづくり団体です。私たちは地域のお兄さんお姉さん的存在として、子どもたちが放課後や課外活動の中で自己実現できる場を作ることを目指しています。

子どもたちの学びや遊びの場を提供するだけでなく、地域の活性化や地域社会の結びつきを強化していきます。その結果、私たちは地域の課題に対処し、共に解決策を見つけ実践していくことで、より良い社会の実現を目指します。

また、子どもたちが夢ややりたいことを実現するための具体的な支援を行います。例えば、以下のような活動を通じて、子どもたちの可能性を引き出し、成長を促進します

1. ワークショップやイベントの開催:
子どもたちが興味を持つ様々な分野に関するワークショップやイベントを定期的に開催します。例えば、アート、科学、スポーツなどの分野で、専門家や地域のボランティアが子どもたちに指導やアドバイスを提供します。

2. リソースの提供:
子どもたちがやりたいことを実現するために必要なリソースを提供します。例えば、スポーツ用具、アートの材料、書籍や学習教材などを今あるものを「循環させて」提供し、子どもたちの活動を支援します。

3. メンターシッププログラム:
地域の専門家や大人のボランティアをメンターとして起用し、子どもたちに個別の支援や指導を提供します。メンターは子どもたちのやりたいことに関心を示し、彼らの成長をサポートします。

4.コミュニティプロジェクトの実施:
子どもたちが地域社会に貢献し、自己実現を図るためのプロジェクトを実施します。例えば、公共の場の美化活動や地域イベントの企画・運営など、地域の課題解決やコミュニティの活性化に取り組みます。

これらの取り組みを通じて、Speciesは子どもたちの可能性を最大限に引き出し、彼らが自己実現し、地域社会に貢献する力を育てます。

「Species」開始の背景

官民が連携した「地域資源が循環するまちづくり」

令和5年12月22日に発表された岸田総理からのメッセージ(※1)でも「(~中略)カーボンニュートラルの実現のためには、日本の強みであるリサイクル技術などを活用した地域の創意工夫が重要です。**言わば新しい地産地消として、世界に発信できる経済モデルとなりうる可能性を秘めています。正に、サーキュラーエコノミ-は、地域の課題解決にとどまらず、国全体、さらにはアジアの国々にも広がっていく大きなポテンシャルを持った、循環の環(わ)だと考えています。**」とあったように国全体としても、「地域循環経済の実現」が求められています。

また、西川町の第7次総合計画の第3章 「育む!」 子育ての希望をかなえ、この地域ならではの学びを保障する西川町をつくる」にも「中学校卒業後も高校生や若者が、地域課題解決など話したいこと、やりたいことが明確とな り、地域や西川ファンと交流する場を提供し、また最新のデジタル技術を学ぶなど、これから の西川を担う起業・創業の苗床をつくっている状態」 (※2)とあるように、地域資源を循環させて、子どものすっだい事への実現が求められています。

上記を踏まえ、「Species」では、行政や地域の事業者、住民が一体となって、地域資源の循環に取り組んで参ります。

※1参考:サーキュラーエコノミーに関する産官学のパートナーシップ立ち上げイベント第1回総会  岸田総理ビデオメッセージ(政府広報オンライン)
※2参考:第3章 「育む!」子育ての希望をかなえ、この地域ならではの学びを保障する西川町をつくる  (西川町)

関係者のコメント

羽賀優太  / Species代表

Speciesの代表として、地域の多世代をつなぎ、子どもたちのすっだいの実現に向けて取り組みのサポートをさせていただきます。西川町に来て、子どもからお年寄りまで多世代の人との関わりを通じて西川町が大好きになりました。その町で子どもたちの「すっだいことの実現」から、想いが次々に繋がり、時間をかけて循環していけるような仕組みを作っていきたいと考えています。地域の交流の場だった場所を活用した取り組みが出来ること、とても光栄です。持続的なまちづくりに向けて(当事者として)出来ることを推進していきます。

森勇人 / Speciesメンバー

今回の第1回「みんなの美術館」イベントを通じて、子供たちにすっだいことができる町・応援してくれる兄ちゃん姉ちゃんがいるということを、知ってもらえるきっかけにしたいと思っています。大人は天才になれなかった自分を子供に投影し、無責任に「夢を見ろ」と言います。しかしながら、小さな彼らが何か踏み出したいと思った時、手を差し伸べてくれる大人はあまりに少なく、いつしか夢見ることを辞めてしまいます。そんな世の中において我々若者の存在意義は、「人生は大きな可能性に満ちているんだ!」と思わせる、そんな兄ちゃん姉ちゃんになることではないでしょうか?童心を忘れない子供のような大人がいたっていいじゃない。いつも無邪気に笑顔で夢を見て。まっさらで白紙の人生に沢山落書きさせてくれる。そんな町になったら素敵じゃない。

ままasの紹介 / コメント(共催)

ままαsは、西川町の子ども達が「西川町でもこんな楽しいイベントできるんだ〜🎵」「西川町って良いとこだな〜」などなど、西川を知る!好きになるきっかけを作りたい!子ども達の笑顔を増やしたい!そんな妄想大好きなママ達×「すっだいことを応援してくれる町」が合わさると思ってた以上になんでもできるかもー!!という形で令和4年度より始動した団体です。

黒坂商店の駄菓子屋さん(お菓子)から始まり
「手作りお寺縁日、ハロウィンイベント、間沢スキー場スノーパーク作り、道の駅の四季のお祭りへの参加」など。楽しいことたくさん叶えてきました🍀

これからも地域の方々の力を借りながら子ども達の笑顔をたくさん増やしていきたいです✨もちろん自分達も楽しみながら!

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