筋トレのアシストを嫁にお願いしたら、ワケわからんことになった話

漢たるもの、いつの日も体を鍛え、常に強くあるべし。よって私は筋トレをする。

いや、すいません。学生の頃みたいに簡単に痩せれなくなっちゃったので、健康面を兼ねてしぶしぶしているだけです。

しかし、やはり少しくらい良い体でいたい。

若い子にちやほやされたい。
マダムたちからもちやほやされたい。
そんな邪心もあり、頑張っているのです。

自分の限界を突破するべく、ダンベル片手に上腕二頭筋(俗に言う力こぶの部分)のトレーニングをおこなうことに。

限界突破のためには、途中でダンベルを持って腕を曲げれなくなった際、誰かに補助をしてもらい極限まで追い込む。

今回、私はそのパートナーに嫁(長州小力 似)を選んだ。

「俺が自分の力でダンベルを持ち上げられなくなったら、俺の腕の動きに合わせて少し補助してくれ」

「わかった!!!」

絶対分かってないな、と確信しつつも嫁を信じることにした。

俺は「うぉぉぉぉぉ!」とか言いながら、ダンベルを何度も何度も持ち上げた。

嫁はぼーっと見ている。

そして、ついに限界がきた。

「たっ、頼む!」

「わかった!!!」

嫁は私の前腕と肘を持ち、一緒にダンベルを持ち上げるのを手伝ってくれた。

そこまでは良いのだが、なぜか嫁は、

「てりゃあああぁぁぁぁ!!!!」

と叫びながら、凄い勢いとパワー、スピードで俺の肘を曲げる……

「てりゃああああああ!!!」

ん?俺全然力要らない……勝手にダンベル持った手が何度も何度も曲がる。

「てりゃあああああぁ!!!」

嫁はフーフーといいながら、補助?をやめた。

「良い運動になった!!」

やっぱり意味分かってなかった………

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