自己研鑽における研修会について、必要ないかも・・・

いや~コロナの影響で実際にみんなで集まっての研修会は何もなくなりましたね。

私は理学療法士ですので、新人~3年目くらいまでの頃は毎週末、お金を払って研修会に参加し勉強していました。10年近く経過した今も定期的に参加し、新しい知見や最近の情報を頭にインプットしてきました。

なぜ3年目までは積極的に研修会に参加していたか。それは社会人3年目までで、だいたいのその人の今後の学習習慣や伸びしろが決まると言われていたからです。必ずしもそうとは思いませんが、やはり周囲を見ていても、新人の頃から積極的に勉強している人は現在も自己研鑽しており、レベルが高いですし、そうでない人は現在もあまり勉強しておらず、ゲームをしたり、youtubeを見てだらだら過ごしてしまう人が多いように感じます。

ではなぜ、私が4年目くらいから、研修会に参加する頻度が減ったのか。

それは、費用対効果を考え始めたからです。リハビリの研修会は値段の高いものが多いです。しかし、本当にその値段程の価値のある情報なのか、値段の価値に見合うスキル向上に繋がっているのかと疑いはじめたのです。

そして私の出した結論です。

今の時代には必要ないかも・・・。

研修会はモチベーションを維持するためには効果的。周りにもこんなにやる気のある人たちがいるんだ、俺も負けてられないぞって気持ちになります。そういう意味では定期的に参加することは、私の中では大切です。

しかし、高い料金を払って、数時間の研修を受講して得られるものは、値段には見合わない気がしています。

私の場合、本とか参考書をめちゃめちゃ読んでいたので、だいたいその中に書かれていました。著明な先生の研修会等は、その先生の本を買えばだいたい書いてありました。つまり、研修会は「勉強した」という気持ちにはなりやすいですが、冷静に考えると本を買って、読んで、持っていた方が読み返せるし、定着するような気がするのです。

研修会は臨場感を味わっているのです。

ホリエモンさんも言っていました。「高いお金を払って来てくれているけれど、俺の書いている著書に全部かいていることだよ」と。

客観的に物事を見るように意識をすると、研修会で講師から直接話を聞かなくても、本などの文章から情報をきちんと得ることができます。人から直接噛み砕いて説明を受けた方が頭には残りやすいですが、本や参考書も自分で噛み砕けば問題ないです。

私は研修会を否定するつもりは全くありません。

ただ、これだけ情報が充実している現在で、わざわざ高いお金を払って、現地に赴き、話を聞くだけ、ということには、徐々に価値を感じなくなっています。youtubeとかでも見れますし。直接講師に質問したり、実技を学んだり、1対1で教えてもらえるならば十分に価値を見出せるとは思いますが。

高いお金を払って、話を聞くことも大切かもしれませんが、その費用分、本や文献を買いたい派です。笑

時代ととも、学習の在り方も変わっていくのでしょうね。






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