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ゆっくり育む

スーパーを何も買わずに出た
何もほしくなかった
今日何食べたいか、なんていうのもわからないし、

コンビニでゼリーを手に取る
高くて大きい

充電が残り20%を切ったという通知
なんだか涙が出そうだ

何か決定的なことが起きたわけではないのに
ただただすごく悲しいというか虚しいというか

急いで白黒はっきりさせることが必ずしも正しいわけではなく、ゆっくり育んでいくこととか、待つこととか、曖昧な状態を保つこととか、そういうことも大事なのだということを最近理解しはじめている

だから今はそれを体現できるように練習しているのだろうと思う
長いスパンで考える

猫かぶるというか
賢く生きることをすこしおぼえた
うまくやろうとすることとか
そういうすべてはほんとに、わたしにとって、重要なことなのだろうか?

深呼吸して、よく食べてよく寝る、運動をする
まず、まず。
淡々と日々をこなす

土台が整えば自然と流れるように進んでゆくものだ
頭で考えないで、心で生きて
想像で苦しまない
物質的な価値観にとらわれない

どう思うか、それがすべて
他人からどう思われるとかじゃなくて、私にとって大切な仕事を今まで通り誇り持ってやるのだ、そして大切な人を愛するの
それだけだ、
わるくない

わたしはわたしとして強く生きる
交われるところで他人と交わる

大事な時間
幸福な思い出
愛され愛していること
そういう大切なことがきちんとわたしの心の中にある
それだけで十分なのだった