【注文住宅系】競合が激化して来て倒産ラッシュ！なんとかして乗り切りたいという悩み

皆様お疲れ様です！！

最近本当に暑いですよね。
このような中で外で仕事をされている方「本当に感謝です」

本日は「注文住宅が売れない」という悩んでいる会社様の悩みです

住宅業界が現在直面している問題点は

1. 人材不足: 若者不足や職人の高齢化、後継者不足が深刻な問題となっています

2. 業務の属人化: エクセルや紙での管理が多く、業務効率が低下しています

3. 資材不足: 木材価格の高騰が進んでおり、住宅価格に影響を与えています

4. コロナショック: 資材や設備の調達が難しくなっています

5. 新規住宅着工戸数の減少: 人口減少に伴い、新築住宅の市場規模が減少しています

さらに

1. 若者の減少: 若者の離職率が高く、定着率を上げるための対策が求められています

2. 時間外労働の上限制限: 新36協定により時間外労働の上限が規制されており、業務効率化が必要です

3. ZEHの提案の増加: 省エネ住宅の需要が高まっています

4. リフォーム市場の拡大: メディアの影響やSDGsの浸透により、リフォームが進んでいます

5. 顧客の知識の高まり: インターネットやSNSの普及により、顧客の知識が増加しています

こんなところがあるのでいわゆる「倒産ラッシュ」となっています。

そんな時に「注文住宅が売れなくなって来たのでどうにかしたい」という悩み相談を頂きました。

そこの会社様は地元の工務店で創業70年の3代目の社長が経営されています。注文住宅から建売までを幅広く施工されています。

そんな中での注文住宅の話です。

「社長様はこの会社はどこまで成長させたいのですか？」

「んー。それは出来るだけ大きくしたいかな」

「それはどれぐらいですか？」

「今が売り上げ40億ぐらいだからもう少し上げたいな」

「それは50億とか60億の話ですか？」

「そうだね」

「社長、今日いろんな社員の方とお話させて頂きましたが率直に言って社員様のレベルからしてその売り上げ目標は低すぎます。せっかく男として生まれて来たからにはもっと売り上げを伸ばしませんか？」

「それはどのくらい？」

「年間2倍とか3倍の成長率で会社を成長させませんか？」

「それはすごいね（笑）」

「その為には今のフレームでは絶対に到達しないので一旦そこにゴールをおいてアイディアを出してみませんか？今日はそれのお手伝いが出来ればいいと思っています」

ざっくり書くとそんな感じでした。

その中で一つ今すぐに出来るアイディアがあったので紹介したいと思います。そちらの会社様なんですが営業に対して設計の方が結構多かったんですね。今、人材不足の中それは非常に貴重です。ほとんどの会社は「効率化」で営業が図面を書きます。設計は「確認」と「申請」をするだけです。これが主流です。これの逆を行く提案が出来れば勝てるのではないかというアイディアです。

具体的にいうと注文住宅のプロセスは①部屋数を聞く②やりたいことなどを聞く③配置する

というステップだと思います。
「部屋数は何部屋欲しいですか？」「どんな空間にしたいですか？」
みたいな感じです。これを聞いてパズルみたいに組み合わせて行くんです。

これだとミスコミュニケーションになるのは分かりますか？ゴール（完成イメージ）を決めないで配置だけを決めていくのでいいもの（理想通りの間取り）なるはずがないですね。

なのでまずは「テーマを決めるワークをする」ことをを提案しました。
といってもいきなり「テーマを決めることをしましょう」といってもお客様はぽかーんとなりますから、それを決めるための「テーマ設定ワークシート」を作成しました。

例えばこれです

こんな感じです。最低限の部屋数だけを確認してこれでプランニングをします。これをやっている会社様はあまり聞いたことがないので十分差別化になると思います。